2019年12月28日
西川選手のさらなる進化に注目!
成長を続ける広島・西川 その陰に努力と好奇心があった
12/28(土) 14:00配信
オフのゴルフで同級生の鈴木誠(右)とおどける西川
球審がプレーボールを告げると、1球たりとも見逃せない。今季の広島・西川龍馬内野手の打席にはそんな雰囲気が漂っていた。5月から6月にかけて、球団2位の27試合連続安打を記録すると、7月には球団新記録となる月間4本の初回先頭打者弾、8月には球団タイ記録の月間42安打を
記録ラッシュのプロ4年目はキャリアハイをマーク。後半戦から1番に定着すると、138試合の出場で打率・297、16本塁打、64打点。ボール球をヒットゾーンに運ぶ巧みなバットコントロールはもちろん、長打力でもファンを魅了した。
開幕前から手応えを感じていた。年明けに日本ハム・近藤の自主トレに参加。「しっかり下(半身)を使った方がいい打球が飛ぶ」と下半身の重要性を再確認。「規定打席到達と打率3割、70打点」を今季の目標に掲げ、「レギュラーで試合に出たら20本ぐらい打てるようになりたい」と理想像も描いていた。
2015年ドラフト会議当日、広島から5位指名された王子の西川は当時、日本ハム大谷ら同学年に対して「すぐには追いつけないかもしれないけど、コツコツ練習していずれは追い越せるようにしたい」と対抗心を燃やしていた。細かった体も年々スケールアップ。着実に成長を遂げ、下位指名からチームの顔になりつつある。
社会人時代はカラオケで年の離れた先輩に喜んでもらうため、やしきたかじんやT−BOLANの歌を覚えた努力家。好奇心も旺盛で17年からビジョントレーニングを続け、今オフは集中力アップへピアノに挑戦中だ。来季も規格外の打撃で驚かせてくれるはずだ。(デイリースポーツ・杉原史恭)
西川選手は負けん気が強く、かつ素直な性格を持つ、まさにカープにはぴったりな選手だと感じています。
今シーズンは野間選手の打撃不振もあって、外野手として出場し、かつシーズン途中から1番バッターに入り、存在感を示し、キャリアハイの数字を残しました。
来季、外野手は鈴木誠也選手以外は白紙で、さらに内野手は菊池涼介選手以外は白紙の状態の中で、西川選手がどのポジションでレギュラーを掴むのか、注目されます。ドリヨシ的にはレフトでのレギュラーポジションを掴んで欲しいと思っています。打順としては3番か6番あたりのポイントゲッターとしての働きを期待したいです。巧みなバットコントロールでヒットを量産し、来季は最多安打のタイトルを狙ってもらいたいですね。
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2019年12月27日
菊池涼介選手、年俸3億円プラス出来高の4年契約で更改。
菊池涼介3億4年「新たな気持ち」広島後押しに感謝
12/27(金) 16:58配信
残留会見する広島菊池涼介内野手(撮影・前原淳)
ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指していた広島菊池涼介内野手(29)が27日、広島市内の球団事務所で会見し、チームに残留することを表明した。
同日に契約更改交渉に臨み、新たに年俸3億円プラス出来高払いの4年契約を結んだ。鈴木の2億8000万円を抜いて球団の野手では史上最高年俸となった。リーグ3連覇の立役者の1人が再びカープの一員としてV奪回を目指し、ダイヤモンドを駆け回る。(金額は推定)
◇ ◇ ◇
菊池涼は赤いネクタイを締め、晴れやかな表情で堂々と宣言した。「本日カープ球団と残留の交渉をしまして、残留することを決めました」。1年前の契約更改交渉で球団にメジャー挑戦を志願した。球団はリーグ3連覇などの功績を評価し、今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認。代理人を通じて複数球団と交渉を続けたが、最終的に広島でプレーする道を選択した。
夢を後押ししてくれた球団への感謝の思いがあった。「FA市場の動きが遅い状況が続くのであれば、僕の思いをくんで快く(メジャー挑戦へ)出してくれたカープ球団に残ることを早く伝えた方がいいという決断に至りました」。日本時間の来年1月3日午前7時の交渉期限を待たず、26日に電話で球団、佐々岡監督に残留の意思を伝えた。
順調にいけば21年には海外フリーエージェント(FA)権を取得する。メジャー再挑戦の可能性について菊池涼は「年齢的に考えればやっぱり難しい。挑戦できれば向こうの国でプレーしたかった」とその思いは一時封印する。会見前には松田オーナーの下にあいさつに訪れ「来年から長い契約なので、しっかりリーダーになってくれ」と声を掛けられた。年俸3億円で4年契約を結んだことは「生涯カープ」の決意の裏返しとも受け取れる。
ここまでのプロ8年間を振り返った上でこう力強く言った。「やり残したことしかない。おごりはない。本当に悔いのないようにやるにはカープでやるのが一番だという選択だった。また新たな気持ちで、挑戦者として、戦い抜いていきたい」。V奪回、そして悲願の日本一へ広島の“忍者”がチームを頂点へ押し上げる。【古財稜明】
▽広島佐々岡監督 二塁手として存在は大きく、必要な選手。また野手を引っ張ってくれるだろう。本人は残念だろうけど、気持ちを切り替えてほしい。会沢、(野村)祐輔、長野が残ってくれて、最後、菊池の残留決断は大きかった。
▽広島鈴木球団本部長 彼がいなくなったら…と燃えていた若い人たちも、また奪い取るつもりで頑張ってほしいし、それがチームの力になる。
▽広島松田球団オーナー 本人にとってはどうか分からないけれど(球団としては)ありがたい。上に立って菊池らしいリーダーシップを発揮してもらいたい。
◆ポスティングシステムで移籍できなかった日本選手 02年オフの大塚晶文投手(近鉄)は中日にトレード移籍(03年オフにポスティングでパドレス移籍)。05年オフの入来祐作投手(日本ハム)は自由契約でメッツ入り。08年オフの三井浩二投手(西武)は残留。11年オフの真田裕貴投手(横浜)は自由契約になり、古巣巨人へ復帰。以上4人には入札がなかった。10年岩隈久志投手(楽天)11年中島裕之内野手(西武)には入札があったが、契約合意に至らず残留した。
菊池涼介選手の何が心配だったかというと、メジャー行きの夢が叶わず、気持ちが沈んでいないかなあと思ったのですが、残留の記者会見で晴れやかな表情をしていたので、気持ちの切り替えが出来たのかなと感じました。
年俸はカープ球団野手では最高の3億円の大台に乗りました。球団の今までの菊池選手の功績を評価したのと、この先チームの牽引役として頑張って欲しいという願いが込められている金額だと思います。菊池選手も「カープ愛」をのぞかせる発言があり、このたび4年契約を結んだのも、生涯カープ一筋という表れかなと思います。
来季はまた新たな気持ちでプレーしてくれるでしょうし、夏の東京オリンピックでも、侍ジャパンの一員として活躍してくれるものと期待しています。
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菊池涼介選手が広島東洋カープ残留を決断!
菊池涼 米移籍せず広島残留決断「この状況が続くのであれば…」
12/27(金) 11:15配信
会見を開いて広島残留を表明する菊池涼
ポスティングシステムを利用し米メジャー移籍を目指した広島・菊池涼介内野手(29)は27日、マツダスタジアム内で会見を開き、広島に残留することを明かした。
「FA市場が遅いということもあり、この状況が続くのであれば、球団に残るのがいいと思った。自分の思いをくんでくれた人と来年、一緒に頑張っていきたい」
昨オフに「野球をやっている以上はトップのレベルでやりたい。ボクもその1人。WBCでその思いが強くなった」とメジャー移籍に挑戦したい意向を表明。11月にポスティング申請の手続きを開始し、日本時間1月3日が交渉期限だった。
ゴールデングラブを7年連続で受賞した二塁守備はメジャーでも高く評価。担当のマイク・シール代理人は、複数の球団と連絡を取り合っていることを明かしていたが、最終的には、交渉期間を残して広島でのプレーを決断した。
我々カープファンが心配していた菊池涼介選手のポスティングの件ですが、菊池選手自身が決着をつけました。メジャー移籍を断念して、我が広島東洋カープに残留する事を決断しました。メジャー移籍が叶わなかったのは残念ですが、来季からもカープのユニフォームを着た菊池選手を見ることが出来るのは嬉しいことです。
今日の会見で、菊池選手が暗くなく、さばさばした表情だったことに安心しました。メジャー移籍が叶わなかったことで、菊池選手のモチベーションが下がらないだろうかと心配していましたが、その心配は無用のようです。来季からも元気なプレーを見ることができそうです。
カープ球団は菊池涼介選手に複数年の大型契約を用意しているらしいです。これから先も、カープ一筋で頑張って欲しいです。菊池涼介選手に今まで以上のエールを送りたいと思います。
2019年12月26日
佐々岡監督は来季の開幕投手を決めている!?
広島・佐々岡監督、来季の開幕投手は「ボクの中では決めている」
12/26(木) 20:08配信
広島・佐々岡真司新監督(52)が26日、荷物整理のためマツダスタジアムを訪れ、来季の開幕投手について初めて言及した。
「ボクの中では決めている」
実力ではエースの大瀬良大地投手(28)と優良助っ人のクリス・ジョンソン投手(35)が有力視されるが、指揮官は「誰が候補とかは言わない」と明言しなかった。
大瀬良は今季自身初の開幕投手を務め、11勝9敗、防御率3・53。16年から2年連続で開幕投手を務めたジョンソンは今季リーグ2位の防御率2・59をマークするなど11勝8敗だった。来年2月の春季キャンプから3月20日に開幕・中日戦(マツダ)での先発を巡る争いが始まる。
佐々岡監督はピッチャー出身ですから、来季の公式戦開幕投手は決めているはずです。ドリヨシ的には、間違いなく大瀬良投手かなと思います。大瀬良投手はもはやカープのエースと言われる、投手陣の大黒柱です。2月のキャンプで最終的に判断するでしょうが、問題がなかったら大瀬良投手でしょう。ジョンソン投手も開幕投手にはシンクロするピッチャーですね。昨シーズンは防御率リーグ2位の成績を納めており、大崩れしないピッチャーですから、開幕投手候補かなと思います。ジョンソン投手は立ち上がりが不安定ですが、そこを乗り越えれば無双のピッチングを展開してくれます。
いずれにせよ、開幕投手はかなりのプレッシャーを感じる、特別な試合なので、強いメンタルを持たなくてはなりません。また、来季の3月20日の中日との開幕戦ですが、相手はおそらく大野投手ですから、カープが先取点を取るまでは、無失点に抑えなくてはなりません。開幕投手争いは密かに熱い火花が散っていますね。
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