2018年05月07日
2018年05月06日
9回戦@神宮 広島3−4東京ヤクルト(延長11回サヨナラ) 中崎投手痛恨の同点被弾。最後は一岡投手がサヨナラ打許す。
ヤクルトが延長11回サヨナラ勝ち、広島一岡3敗
5/6(日) 22:13配信
<ヤクルト4−3広島>◇6日◇神宮
ヤクルトの先発石川は2回と3回に走者を出したが無得点。広島の先発九里は3回1死二、三塁を無失点に抑えた。
広島が4回、バティスタの2ランで先制すると、ヤクルトはその裏、バレンティンがホームランダービー単独トップとなる10号ソロで1点を返す。
ヤクルトは9回裏2死走者なしで代打大引が、広島の守護神・中崎から左越えに1号同点ソロ。土壇場で追いつき延長戦となった。
ヤクルトは延長10回、1点を勝ち越されたが川端が同点打。延長11回、坂口の右越え適時二塁打で、今季2度目のサヨナラ勝ちした。中尾が今季2勝目、一岡が3敗目。
まさか、まさかの延長サヨナラ負けでした。先発九里投手は低めの変化球がキレキレで、ストレートの威力もあり、7回を投げて4安打1失点。ヤクルトバレンティン選手のソロホームランのみに抑えました。前回の呉でヤクルト打線にKOされた借りをしっかり返しました。。今日はナイスピッチングでした。
打線は4回にバティスタ選手の2ランホームランで先制しました。その裏にヤクルトバレンティン選手のソロホームランで2−1でリードして、試合は9回裏に進みます。
9回裏、中崎投手が登板して逃げきり体制に入りました。そして2アウトを取り、あと1人になって、バッターはヤクルト代打大引選手です。カウント1−0からの2球目、中崎投手の失投を見逃しませんでした。打球は高く上がり、風にも乗ってレフトスタンドへ入りました。9回2アウトから2−2の同点とされました。これで広島のチームとしての計算が完全に狂ってしまいました。一番警戒しなくてはいけないホームランを打たれた事は、中崎投手の責任は大きいですね。九里投手の今季初勝利がフイになりました。
延長10回表、バティスタ選手のタイムリーで3−2と勝ち越して、これで今度は逃げきれると思いましたが、10回裏、4番手の今村投手が大誤算でした。ストライクが1球も入らず、2者連続四球でノーアウト1、2塁とし、5番手の一岡投手に交代しました。2アウトまでこぎつけましたが、ヤクルト川端選手にタイムリーを打たれて再び3−3の同点とされました。今村投手はおそらく気持ちが切れていたと思います。中崎投手が締めて試合終了だと考えていたのではないでしょうか。でないと、あそこまで制球が乱れることはないと思います。
11回表、広島は無得点で、その裏も一岡投手が投げて、2アウトまで取りましたが、ヤクルト古賀選手に四球を与え、続く坂口選手にライト線にタイムリーを打たれてサヨナラ負けになりました。結果論かもしれませんが、何故一岡投手を回跨ぎさせたのでしょうか。あの時ブルペンにいたのはアドゥワ投手、中村恭平投手、長井投手と3人いた訳ですから、11回と12回をこの3人で賄っても良かったと思います。11回はアドゥワ投手でも良かったのではないでしょうか。話は戻りますが、やはり、9回の中崎投手の責任は大きいですね。
今日の1敗は非常に痛いです。ヤクルトに負け越しはいけません。広島はリリーフ投手陣の整備が課題ですね。特に接戦になった時の投手の使い方ですね。特に若い投手をうまく使っていく必要があると思います。どうも広島は既定の投手を注ぎ込むケースが多いですが、ブルペンにアドゥワ投手、中村恭平投手、長井投手がいる限りはどんどん使っていくのも手段だと思います。
これでGWの連戦が終わりました。阪神に2勝1敗、読売に2勝、そしてヤクルトに1勝2敗で5勝3敗という成績でした。貯金できたのでヨシとしたいところですが、負けゲームの負け方がよろしくないですね。今季の広島の戦い方は少し粗さが目立つような気がします。特に投手陣の四球が目立ちます。早急に改善しなくてはなりません。
さて、火曜日からはマツダスタジアムでDeNAと2連戦、そして阪神と3連戦です。地元で5試合ですから、4勝1敗でいって欲しいですね。気持ちを切り替えて、また全力応援しましょう!
2018年05月05日
8回戦@神宮 広島10−1東京ヤクルト 大瀬良投手1失点完投で4勝目!菊池選手5打点の活躍で快勝!
広島・大瀬良「一人一人という意識で」3年ぶり完投勝利
5/5(土) 21:40配信
「ヤクルト1−10広島」(5日、神宮球場)
広島・大瀬良大地投手が7安打1失点の好投で、3年ぶりの完投勝利。チームトップタイの4勝目を飾った。
威力ある直球に多彩な変化球を織り交ぜ、緩急も駆使した。立ち上がりから制球も安定。大量援護に守られながら123球を投げ抜き、「疲れはありましたけど、点差は開いていたので、何とか最後まで投げたいと思った。ひとりひとりという意識でマウンドに上がっていました」と汗をぬぐった。
エースの野村が故障離脱し、昨季15勝の薮田も不調で2軍降格。チーム状況は苦しいが、大瀬良が先頭に立って投手陣を引っ張っている。九回の打席に向かうと完投を期待するファンから拍手を浴び、「大歓声の中で打席に立たせてもらい、また頑張ろうという気持ちになった。ファンの皆様に感謝です」と頭を下げた。
完投勝利は15年5月4日の巨人戦以来、3年ぶりとなったが「もっとたくさん、最後まで投げられればいいんですけど。また頑張ります」と喜びは控え目。ヤクルト戦8連勝の話題も「力強い打線なので一生懸命、投げています」と、謙虚な姿勢は崩さなかった。
鯉のぼりが揺れるこどもの日に、チームは3年ぶり勝利。リーグ最速で20勝に到達した。「こどもの日ということで夢を与えられるピッチングができたらと思っていた。最後まで投げることができて良かったです」。右腕の言葉に、真っ赤なスタンドから大歓声が沸き起こった。
【広島】コイ祭り!今季最多の1試合4本塁打でリーグ最速20勝
5/5(土) 21:44配信
◆ヤクルト―広島(5日・神宮)
広島がコイのぼりを祝うように、今季最多の1試合4本塁打の猛攻。リーグ最速で20勝に到達した。先発野手全員安打も今季3度目。
初回に鈴木の適時打で先制すると、2回に先頭・エルドレッドがバックスクリーン左に5号ソロを放り込んだ。昨年5月5日の阪神戦(甲子園)でも2アーチを放った「こどもの日」男は「いいポイントでしっかり振り抜くことができたよ」と満足げに振り返った。
4回には先頭・会沢が2号ソロ。8回2死から菊池が5号2ランを放つと、続くバティスタも左翼席上段に特大の5号ソロを放り込んだ。2回1死満塁でも走者一掃の右中間二塁打を放った菊池は「これまでチャンスをつぶしてきたし、気合いを入れていきました」と闘志を前面に出していた。
こどもの日は鯉のぼりの日で、広島は絶対勝たないといけない試合でしたが、打線は12安打10得点、投げては先発大瀬良投手が7安打1失点完投と、昨日の屈辱を晴らす素晴らしい試合になりました。
先発大瀬良投手はストレートに伸びがあり、変化球にもキレがあって、制球も安定していました。初回にヤクルト1番山田選手、2番西浦選手を連続三振にしましたが、3番青木選手に死球をぶつけました。大瀬良投手はここで乱れるかと思いましたが、バレンティン選手をセカンドフライに抑えました。ランナーを背負っても、粘りのピッチングでヤクルト打線を封じ込めました。5回にヤクルト山田選手にソロホームランを浴びましたが、これは完全な失投でした。仕方ありません。2015年5月4日の読売戦以来の完投勝利だったそうです。ドリヨシ的には大瀬良投手がカープのエースになり得る存在であると思っています。ナイスピッチングでした!
打線はヤクルト投手陣を初回からどんどん攻めて、初回に鈴木選手のタイムリーから始まり、2回はエルドレッド選手のソロホームランと菊池選手の3点タイムリー2ベース。4回は會澤選手のソロホームラン。5回は安部選手のタイムリー。8回は菊池選手の2ランホームランとバティスタ選手のソロホームランと、先発野手全員安打の12安打10得点と大爆発でした。菊池選手のバッティングがすごく良くなっているのが素晴らしいですね。3割が見えてきました。
昨日の試合の借りはしっかり返しました。イヤな流れを払拭する素晴らしい試合でした。さて、明日は連戦の最後のゲームになります。明日の先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では3回1/3を4失点と試合を作れなかったのて、明日はリベンジの登板にしたいところです。ヤクルト先発は石川投手です。過去2試合は試合前半でかなりの球数を要し、降板しているだけに、広島打線は十分攻略可能かと思います。明日もしっかり勝って、GWの連戦を締めくくりましょう!
2018年05月04日
7回戦@神宮 広島0−8東京ヤクルト 広島打線ヤクルトブキャナン投手に完封許す。中田投手今日も炎上。
【広島】ヤクルト・ブキャナンに5安打完封負け 20勝到達ならず
5/4(金) 21:29配信
◆ヤクルト8―0広島(4日・神宮)
広島が今季30試合目で初の完封負けを喫し、セ・リーグ最速の20勝到達はお預けとなった。ヤクルト・ブキャナンに5安打と抑え込まれ、三塁すら踏めなかった。
2回、先頭の鈴木が中前安打で出塁したものの、松山が痛恨の二ゴロ併殺打。4回にも無死から菊池が左前安打を放ったが、バティスタが三ゴロ併殺打に終わった。4番の鈴木はブキャナンについて「良かったです。球威も強かった。元々、カットボールもいい投手ですから」と悔しさをにじませていた。
ヤクルトの先発ブキャナン投手は素晴らしい内容でした。広島打線は散発5安打で3塁を踏めずに完封を許してしまいました。
しかし、全く手も足も出なかった訳ではなかったと思います。2回は鈴木選手がヒットで出塁するも、松山選手がセカンドゴロ併殺。3回は野間選手がヒットで出塁するも後続なし。4回は菊池選手がヒットで出塁するも、バティスタ選手がサードゴロ併殺で、数少ないチャンスを拡大することが出来ませんでした。攻撃がやや淡白に感じました。ブキャナン投手の制球力が良かっただけに、ランナーを動かしてヒッティングするなど、機動力を使って欲しかったですね。
先発のジョンソン投手は良くも悪くもなかったと思いますが、2回裏にヤクルトのある意味奇襲攻撃にやられた感じがありました。1アウト後、ヤクルト坂口選手がヒットで出塁すると、すかさず盗塁を成功させ、さらに廣岡選手が振り逃げで1、3塁とピンチを広げ、中村選手が初球をスクイズして1点先制されました。ここまでのヤクルトの攻撃にはスピード感がありました。動揺したジョンソン投手は修正が効かず、ブキャナン投手にタイムリー2ベースを打たれて2点目。山田選手が四球の後、西浦選手が絶妙のバントで内野安打として満塁とされ、青木選手に押し出しの死球を与え、この回計3点を失いました。広島が本来するべき攻撃を逆にされてしまいました。
ジョンソン投手は3回から5回はなんとか粘って0に抑えましたが、5回で降板しました。6回、7回は中村恭平投手が登板し、無失点に抑えました。中村投手は中継ぎでは結構いけるのではないかと感じました。次回も登板はありそうです。
問題は8回に登板した中田投手です。前回の中日戦では大炎上して、汚名挽回のピッチングを期待していたのですが、ヒット2本と敬遠で1アウト満塁となり、ヤクルト西浦選手に押し出しの四球を与え、さらに代打荒木選手にレフトスタンドへ満塁ホームランを浴びるという、最悪の結果を招いてしまいました。今日の中田投手も球が上ずり、甘く入っていました。打たれて当然の結果でしょうか。
その直後に4番手の長井投手がプロ初登板しました。ドリヨシが注目しているピッチャーの1人です。MAX151キロのキレのあるストレートは魅力的です。
広島は30試合目で今季初の完封負けになりました。試合の進め方次第では1点を争う好ゲームになっていたかもしれませんが、まあ、仕方がありません。切り替えていきましょう。明日の先発は大瀬良投手です。間違いなく勝てます。防御率が2.64と安定した内容です。明日もナイスピッチングを期待しましょう。ヤクルトは梅野投手です。広島打線の力では、十分攻略可能ですから、初回からどんどん攻めていって欲しいですね。