2017年09月23日
25回戦@マツダ 広島3−2読売 薮田投手粘りのピッチングで15勝目!
広島・薮田、菅野に1差の15勝目 最多勝タイトルは「結果を待ちたい」
9/23(土) 16:50配信
スポニチアネックス
◇セ・リーグ 広島3―2巨人(2017年9月23日 マツダ)
広島の薮田和樹投手(25)が7回で8安打を打たれながら巨人打線を2点に抑え、菅野(巨人)の16勝に次ぐ今季15勝目(3敗)をマークした。
4回に小林の同点ソロを浴び、3―1で迎えた6回には先頭・村田のフェンスを直撃する中越え二塁打から連打を許して内野ゴロで2失点目。だが、二塁手・菊池らバックの再三の好守もあって勝ち越し点は許さなかった。
同じ広島出身でもある巨人のドラフト2位ルーキー、畠との投げ合い。「後半戦すごい勢いがあっていい投手なので、できるだけ最少失点で抑えようと思って投げました」と相手の23歳右腕を意識していたことを明かし、自身の投球に関しては「全然納得できるような内容ではないんですけど、本当に勝ちを付けていただいてうれしいです。ありがとうございます」とチームメートに感謝した。
3―2で迎えた7回、1死一、二塁のピンチでは巨人の3番・坂本勇の当たりを菊池が横っ跳びでキャッチし、併殺打にしてもらった。「当たり前じゃないんですけど、当たり前に見えるプレーをいつもしてもらっているんで本当に助けられています」。8回以降はリリーフ陣に任せてベンチで戦況を見守ったが、「ジャクソンと中崎なんで絶対に勝つと思って見ていました」と振り返った。
これで今季15勝目。ハーラートップをいく菅野(巨人)の16勝にあと1勝と迫り、最多勝のタイトルも夢ではない。「15という数字はすごくうれしい」と薮田。タイトルについては「相手が菅野さんなので、そう簡単に取れるとは思わないですけど、もう1回自分に投球チャンスがあるとしたらCSに向けてしっかり自分の投球をして結果を待ちたいと思います」と次回登板を見据えた。
いやあ、薮田投手は読売畠投手との同郷対決に勝ちましたね。今日は終始粘りのピッチングでした。7回を投げて、8安打されましたが2失点とゲームを作りました。夏場の疲れが出ているのか、投球フォームにばらつきがあったような感じでしたが、薮田投手の自信のあるピッチングで粘れたのかなと思います。7回表、1アウト1、2塁で読売坂本選手が打った打球をセカンド菊池選手がダイビングキャッチして併殺にしたのは、今日のビッグプレーでした。薮田投手が本当に救われました。残り試合を考えると、薮田投手はあと1試合は登板できるでしょうから、16勝を狙うチャンスがあります。読売菅野投手と最多勝が並ぶ可能性が残ってますので、是非頑張ってもらいたいですね。8回ジャクソン投手、9回中崎投手の必勝リレーで接戦をモノにしました。
打線は今日は読売先発の畠投手を攻略するまでには至りませんでしたが、1回裏に丸選手のソロホームラン、4回裏は松山選手のタイムリーとバティスタ選手の犠牲フライで2点を追加し、計3点の得点でした。それも今日のカープはたった3安打しかしてません。いかに少ないワンチャンスをモノにしたかだと思います。それにしても丸選手、松山選手、そしてバティスタ選手は調子がいいですね。
今日の試合は正真正銘、守り勝つ野球が出来ました。繰り返しになりますが、7回表の菊池選手のファインプレーの併殺は見事でした。あのプレーで今日の勝負は決まった感じでしたね。プロ野球ニュースの「プレーオブザデイ」になるのは間違いないでしょう。
さあ、今シーズン残り4試合になりました。明日はナゴヤドームで中日戦です。先発は野村投手です。是非勝って二桁勝利を飾りましょう。中日は笠原投手です。笠原投手は前回読売戦で素晴らしいピッチングをしているのであなどれません。打線は気を引き締めて向かっていって欲しいですね。おそらく、カープ打線なら攻略出来ると思います。気を抜かないで、全力で戦ってください!
24回戦@マツダ 広島5−0読売 中村祐太投手5勝目!バティスタ選手2打点の活躍!
広島完封リレー、中村祐5勝 巨人マイコラス8敗
9/22(金) 21:11配信
日刊スポーツ
<広島5−0巨人>◇22日◇マツダスタジアム
広島が1回1死三塁から巨人先発マイコラスの暴投で先制。巨人は序盤3回まで1安打無得点。2回無死一、二塁の好機も逃した。
広島は4回に3連打を含む4安打で2点を追加。5回にも3連打で2得点。巨人は先発マイコラスが5回5失点で降板。拙攻続き。
広島は中村祐が7回まで無失点に抑え、ジャクソン、一岡とつないで完封。巨人はわずか3安打に封じられて敗れた。
広島中村祐が5勝目。巨人マイコラスは8敗目。
今日は中村祐太投手がナイスピッチングでした。若干甘い球もありましたが、フォークボールが良かったですね。7回を投げて読売打線を3安打無失点に抑えました。来るクライマックスシリーズでも、十分登板があり得る内容でした。8回ジャクソン投手、9回一岡投手と危なげないピッチング見事でした。
打線は見事につながりました。1回は読売先発のマイコラス投手の暴投で1点もらった形になりました。4回裏、バティスタのライトへの技ありのタイムリーと野間選手のタイムリーで2点を追加し、さらに5回裏、2アウトランナーなしから、松山選手のタイムリー2ベースとバティスタ選手のまたしても技ありのタイムリーで2点を追加しました。バティスタ選手が右方向へうまく打ち返すバッティングは素晴らしかったです。こんなバッティングをされたらピッチャーはたまったものではないでしょう。バティスタ選手もクライマックスシリーズ、日本シリーズには十分使える選手だと思います。
気になったのは、敵ながら読売の選手に覇気がないように感じました。クライマックスシリーズ圏内に入れるかどうかのところで、必死に戦わないといけないのに、そんな必死さが伝わって来ないような感じです。ドリヨシ的には読売に3位に入って欲しいのですが、ちょっと厳しいでしょうか。
明日の先発は薮田投手です。15勝がかかった試合です。クライマックスシリーズを見据えて、内容のあるピッチングを期待します。読売は畠投手です。なかなか点が取れないと思います。僅差のゲームになるでしょうが、接戦をモノにする緻密な野球をして欲しいですね。
2017年09月22日
2017年09月21日
25回戦@マツダ 広島5−7阪神 投手陣踏ん張れず、5点差を逆転負け。
阪神が逆転勝ち=プロ野球・阪神―広島
9/21(木) 21:39配信
時事通信
阪神が1分けを挟んだ連敗を3で止めた。4点を追う六回、大和、伊藤隼の適時打などで同点。八回に上本の2点二塁打で勝ち越した。4番手の桑原が4勝目。広島は一回に松山、バティスタの一発で先制したが、投手陣が踏ん張れなかった。
リーグ優勝して、出場メンバーを代えながらの試合でしたが、後味の悪い試合になりました。初回、阪神能見投手から、松山選手の3ランホームランとバティスタ選手の2ランホームランで5点を先制しました。この先制攻撃は見事でした。しかし、追加点が取れなかったのが残念でした。5回以降はヒットも出ないという、最悪の展開でした。それだけ阪神の中継ぎ投手陣は安定しているということも言えるでしょう。
先発の大瀬良投手、踏ん張れませんでした。3回表、2アウトまでこぎ着けていたのですが、阪神上本選手にタイムリーを浴びて1点を返され、6回表 にも阪神大和選手と伊藤選手にタイムリーを浴び5−3とされました。スタミナ切れでしょうか。この6回は連打を浴びてしまいました。2点差とされたところで九里投手に代わりましたが、不運な内野安打とメヒア選手のエラーで同点に追い付かれました。8回表は中田投手が打たれて、逆転を許してしまいました。
今日の試合はチームのモチベーションの違いはあるかもしれませんが、丁寧に試合をして欲しかったですね。なにせ相手はクライマックスシリーズを戦うかもしれないチームですからね。
明日とあさってはマツダスタジアムで読売との2連戦です。明日の先発は中村祐太投手です。もうノープレッシャーですから、クライマックスシリーズや日本シリーズを想定したピッチングをして欲しいですね。読売先発はマイコラス投手です。打線がどのように攻略していくか楽しみに見たいと思います。
いろいろ試す残り試合でしょうが、やはり勝ちにいく野球をして欲しいですね。
2017年09月20日
ドラ4坂倉選手、一軍練習に合流。
広島期待の高卒ルーキー坂倉が全体練習合流「元気を出してやりたい」
9/20(水) 17:07配信
デイリースポーツ
リーグ連覇を達成した広島が20日、マツダスタジアムで再始動した。午後1時から全体練習を行い、約2時間、汗を流した。
レギュラーシーズンは残り7試合。来月のCSを見据え、コンディションを整えるために今村、ジョンソン、上本、エルドレッド、天谷の出場選手登録を抹消。代わってドラフト4位ルーキーの坂倉、小窪、土生、メヒアが合流した。
坂倉はウエスタン・リーグで99試合に出場。非凡な打撃センスで打率・298、1本塁打、34打点をマークしている。春季キャンプでは、1軍を一日体験するなど、首脳陣の期待は大きい。
この日のフリー打撃では、センターからレフト方向へ逆らわない打撃で、鋭い打球をはじき返した。練習を終えると「緊張しました」と汗をぬぐった。
21日の阪神戦から1軍登録される予定。高卒1年目野手が安打を放てば、13年の鈴木誠也以来となる。「とにかく元気を出してやりたい。自分の持っているものをアピールできればいい」と力を込めた。
いよいよ坂倉選手が一軍登録されそうです。高卒1年目でこれだけのバッティングセンスがあるだけに、将来が楽しみです。右の鈴木誠也選手、左の坂倉選手と呼ばれるのも夢ではないような気がします。是非結果を出して、来季に向けてアピールして欲しいですね。
江草投手、今季限りで引退。
広島江草が今季限りで現役引退へ
広島は20日、江草仁貴投手の今季限りでの現役引退を発表した。江草が球団に申し入れ、了承されたという。
江草は地元・広島出身。専大から2002年自由獲得枠で阪神に入団し、2007年からは3年連続で50試合以上に登板した。2011年5月に黒瀬春樹との交換トレードで西武へ移籍し、2012年3月には嶋重宣との交換トレードで広島へ。移籍後の2013年にトミー・ジョン手術を受け、翌年に1軍復帰も、昨年まで4年連続で登板数は1桁に終わり、今季はまだ1度も1軍のマウンドに上がっていなかった。NPB通算349試合に登板し、22勝17敗48ホールド、防御率3.15の成績を残している。
秋になると、引退のニュースが出て来ますが、江草投手もその一人となってしまいました。2012年に嶋選手とのトレードでカープにやって来ました。江草投手と言えば、テンポの良い、小気味いいピッチングが特徴でした。左の中継ぎとして期待してましたが、故障などもあり、思い通りのピッチングができなかったのも多々あったと思います。あのテンポ良いピッチングを一軍のマウンドで見たかったですね。