2022年05月24日
1回戦@マツダ 広島0−7千葉ロッテ いいところなくロッテに完敗。チームは3連勝でストップ。
広島、交流戦初戦は投打で完敗 3連勝でストップ 床田は我慢の投球も援護なし
5/24(火) 20:58
配信
スポニチアネックス
<広・ロ>6回に3点目をとられベンチに戻る床田(撮影・奥 調)
◇交流戦 広島0-7ロッテ(2022年5月24日 マツダ)
中5日で交流戦初戦を託された広島・床田は、我慢の投球を強いられた。
初回に先頭・高部の左前打から1死三塁のピンチを招くと、マーティンに先制の右犠飛を献上。0―1の5回2死一塁では松川に中越えの適時二塁打、0―2の6回1死三塁ではマーティンの一ゴロの間に追加点を許した。
床田は交流戦過去4試合で0勝2敗、防御率8・44と苦手としてきた。「勝ったことがないので、まずは勝ちたい。先頭打者を打ち取り、無駄な四球をなくしたい」と臨んだ登板。4安打に抑えながら相手に緻密な攻撃を見せられ、7回3失点でマウンドを降りた。8回、松本が中村奨に3ランを打たれ、9回はターリーも失点。点差は広げられる一方だった。
打撃陣は相手先発の石川に手も足も出ず。7回をわずか3安打に抑えられた。救援陣も打ち崩せず、零封負けを喫した。
交流戦初戦は、カープのいいところがないまま試合が終わりました。やはり鬼門の交流戦になるのでしょうか?
先発の床田投手は1回表、先頭のロッテ高部選手にヒットを打たれ2盗も許し、ロッテ中村選手に進塁打、そして1アウト3塁からロッテマーティン選手の犠牲フライであっさり1点を先制されました。カープの目指す野球をロッテにまんまとやられた感じです。
5回表はロッテエチェバリア選手を併殺打に抑えましたが、2アウト後、ロッテ安田選手に四球を出し、続くロッテ松川選手に左中間を破るタイムリー2ベースを浴びて0−2とされました。この2失点目はかはり痛かったですね。追い込みながらもファウルで粘られてのタイムリーでした。次の打者がロッテ石川投手だっただけに、ここで無理して勝負しなくても良かったのではないかと思います。ここはベンチワークのミスと言っていいでしょう。
6回表にはロッテ高部選手のライト線への2ベースから、1アウト3塁のピンチを迎え、ロッテマーティン選手の内野ゴロの間に1点を許し、0−3となりました。この回もカープが目指す野球をされてしまいました。最悪ですね。
床田投手は7回95球を投げて4安打3失点で3敗目となりました。先発投手としての役割は果たせたと思いますが、強いて言えば隙があったようです。特に5回表のピッチング、2アウトランナーなしから無駄な四球を与えたのは猛省すべきです。
8回表はこの日1軍登録された松本投手が登板しましたが、2つの四球を与え、ロッテ中村選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて0−6とされ、試合が決まりました。松本投手は球が高めに抜けており、本来のピッチングが出来ていませんでした。登板に向けて準備不足だったのではないでしょうか。
9回表はターリー投手が登板しましたが、ノーヒットで犠牲フライで1点を失い、0−7となりました。ターリー投手は威力あるストレートとブレーキの効いたカーブのコンビネーションが武器ですが、制球が乱れてしまっては話になりません。投げた後、体が3塁側に流れる事から、バランスの悪さも露呈しました。ターリー投手にはセットアッパー的な働きを期待していましたが、残念です。
今日の投手陣が与えた四死球は6つになりました。床田投手が2四球、松本投手が2四球、ターリー投手が1四球と1死球でした。失点に絡む四死球が多かっただけに、抜本的な改革が必要かと思います。
打線はロッテ先発の石川投手に翻弄され、8回、9回もロッテリリーフ陣に抑えられ、ロッテと同じ5安打でしたが、得点圏には1回と8回の2度のみで、1日の中日戦以来、今季3度目の完封負けになりました。そんな中、野間選手が3安打猛打賞と1人気を吐いていました。
あまりにもカープに隙があり過ぎました。ロッテは相手の隙をついてくるのが上手いチームです。明日以降、気を引き締めて試合に臨まなくてはなりません。
明日のカープの先発は遠藤投手です。前回読売戦では完封目前で崩れ、負け投手になりました。その悔しさを晴らすべく、明日は素晴らしいピッチングを期待したいですね。ロッテは小島投手です。しっかり試合を作る左腕です。明日は右バッターがカギを握りそうです。なんとしても明日は勝たなくてはなりません。