2022年05月23日
交流戦期待のキーマン、野間選手!
【広島】“鬼門”交流戦のカギは1軍復帰した1番・野間峻祥 東出コーチ「遅ればせながら形になった」
5/23(月) 19:00
配信
スポーツ報知
1番で起用されて以降、チームが好転した野間峻祥
開幕前はプロ野球OB、評論家の大半が「最下位」と予想した広島が、貯金6で首位・ヤクルトに1・5ゲーム差の3位で交流戦前の戦いを終えた。鈴木誠也(現カブス)が抜けた打線は、24本塁打こそリーグ最少ながらチーム打率2割6分1厘は同1位で、202得点は12球団最多だ。攻撃力が最大の“誤算”になった形だが、東出野手総合コーチは交流戦を前にして「遅ればせながら、開幕から2か月たって、ようやく打線が形になった」と語った。
開幕から46試合を終えて、打順は34通り。数字上は日替わりの感はあるものの、全試合で5番を務める坂倉を筆頭に、特に中軸は固まっている。その上で東出コーチが「形になった」というのは、19日に1軍復帰した野間峻祥外野手の存在だ。
開幕当初は、西川が1番で起用された。12球団最多58安打の好打者がチームを勢いづけたが、本来なら3番に座る現状のようにクリーンアップを打つべき存在だった。小園の不振の影響で“昇格”。その後は堂林の14試合を最多に4人を起用。固定できずにいた。
野間は今季から野手キャプテンを務めながら、不調もあって開幕直後から2軍調整を続けてきた。引き分けを挟んで今季最長タイ4連敗で臨んだ20日の中日3連戦(マツダ)の初戦で今季初1番に座り、そこからチームは3連勝。明らかに潮目が変わった。
東出コーチが、ターニングポイントのプレーに挙げたのは11得点大勝した20日の初回先頭の打席だ。野間が追い込まれてから手を出した4球目がボテボテの打球となったが、ビシエドのタッチをかいくぐって内野安打にした。「あんな内容でヒットになる。あれは相手にとって非常に大きなダメージ」。その後にマクブルームの満塁弾が飛び出した。
「野間は球数を稼げる。1番は『起点』。今日の相手ピッチャーがどうなのか、というところで重要なパーツ」。その魅力の一方で、欠点を挙げるとしたら離脱がちなところ。規定打席到達は過去1度(18年)しかない。昨季も球宴後に1番固定されながら、9月に下半身コンディション不良で離脱。「全試合じゃなくても、このままケガで離脱することなく、そこそこの成績でいいから、いて欲しい」と期待を込めた。
交流戦はコロナ禍で中止となった20年を挟んで連続最下位で17年の2位を最後に負け越しが続く。特に昨季はセ・リーグが12年ぶりに勝ち越しただけに、影響は大きかった。昨季は野手キャプテンだった鈴木誠也らが新型コロナ感染による大量離脱で苦しい戦いを強いられたが、今年は違う。
リーグ3連覇のときは、ほぼ全試合で田中広が1番に座った。野間自身も「固定できればチームにも大きいと思う」と自覚する。交流戦を含めた今後の浮沈は、背番号37の働きにかかっている。(広島担当・畑中 祐司)
報知新聞社
野間選手の復帰はチームにとっては非常に大きいですね。1軍では開幕から1番打者の固定がなかなか出来ずにいました。開幕当初は西川選手が1番に入りましたが、3番に入っていた小園選手が絶不調に陥り、西川選手が3番に入ったため、1番打者の枠が空く形になりました。大盛選手や堂林選手など、しばらくは日替わり的に1番打者を置いていましたが、ここに来て野間選手が名乗りをあげてきました。
野間選手は今季野手キャプテンを務めていますが、打撃不振で開幕直後から2軍で調整していました。その2軍で打撃の調子を上げて1軍に昇格。先日の中日戦から1番に入りました。1軍昇格してからは21打数7安打で打率.333と結果を出しています。7安打のうち、2ベースが4本と、長打力も出てきています。
ただ、心配なのは故障しがちであることですね。昨シーズンも、オールスター明けから1番に固定されながらも、9月に下半身のコンディション不良で戦線を離脱しました。レギュラー獲得目前で自らの故障で振り出しに戻るという、野間選手にとってはかなり悔しい事がありました。
今シーズンはこの先、1番センター野間選手で終わりまで突っ走ってほしいと思います。野手キャプテンとしての役割を果たしつつ、チームの切り込み隊長としてグイグイ引っ張って欲しいですね。
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