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6回戦@マツダ 広島5−4横浜DeNA(延長10回サヨナラ) 10回に坂倉選手同点タイムリー!小園選手サヨナラ犠飛!DeNA戦6戦全勝!
広島、逆転サヨナラ勝ちでDeNA戦6連勝 坂倉同点打、小園V犠飛!
4/24(日) 17:36
配信
ベースボールキング
広島・坂倉将吾 (C)Kyodo News
○ 広島 5x − 4 DeNA ●
<6回戦・マツダスタジアム>
広島が1点を追う延長10裏に劇的な逆転サヨナラ勝ち。今季のDeNA戦は6戦全勝となり、貯金は再び6まで積み上がった。
広島は1点を勝ち越された直後の10回裏、連続四球で無死一、二塁の好機を作ると、5番・坂倉が中前適時打を放ち同点。さらに一死満塁後、打率1割台と苦しむ8番・小園が飛距離十分のサヨナラ犠飛を中堅後方へ運んだ。
先発の玉村は5回2失点とゲームメイク。同点の延長10回表に6番手の塹江がソロ本塁打を浴びたが、その裏の逆転サヨナラ勝ちにより左腕は今季2勝目を手にした。
BASEBALL KING
接戦をモノに出来たのは大きいですね。しかも延長10回に勝ち越しを許した後の逆転サヨナラ勝ちですから、チームにさらに勢いがつきそうです。
先発の玉村投手は3回表、1アウト1塁からDeNA大田選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−2と先制を許しました。時々高めに浮いてしまう球がありましたが、ついにこの回に捉えられてしまいました。
打線は4回裏、DeNA先発の大貫投手から西川選手がライトスタンド中段に飛び込むソロホームランを放ち、1−2としました。西川選手は好調ですね。このまま3番に入ってクリーンアップの一角を担った方が、チームにとってはかなりのメリットになります。
6回表、広島2番手のドラ1ルーキーの黒原投手が登板しましたが、ノーアウト1、3塁からDeNAソト選手の併殺の間に3塁ランナーが生還し、1−3とリードを広げらました。黒原投手の課題は制球力ですが、適当に球が荒れるのがいいのかも知れません。
2点差に広げられた直後の6回裏、ノーアウト1、2塁から坂倉選手がライト前タイムリーを放ち、2−3。なお1アウト1、3塁から田中広輔選手がライトへの犠牲フライを放ち、ついに3−3の同点に追いつきました。この回は打線の粘りが感じられました。次のバッターにつなぐ意識が徹底していますね。たまに淡白な攻撃もありますが、積極的に見送る姿勢や、狙った球を初球からどんどん振っていく勇気が素晴らしいですね。
7回以降は両チームチャンスはあれども決定打が出ず、試合は3−3のまま延長戦に入りました。
延長10回表、カープは6番手に塹江投手が登板しました。2アウトまでポンポンと取れて、続くバッターはDeNA牧選手です。2アウトランナーなしの場面、気をつけないといけないのは一発だけなのですが、カウント1−1からの3球目を完璧に捉えられてレフトスタンドへソロホームランを浴びて、3−4と勝ち越されました。塹江投手としては悔やまれる1球となりました。
このまま延長戦は1点差で敗れてしまうのかと思った延長10回裏、DeNAは抑えな三嶋投手が登板しました。ところが先頭の西川選手にストレートの四球で出塁。続くマクブルーム選手も四球を選び、ノーアウト1、2塁となりました。今日のDeNA三嶋投手は制球がばらつき、ストライクとボールがはっきりしていました。この場面でドリヨシはいけると確信しました。続く坂倉選手はセンター前タイムリーを放ち、4−4の同点に追いつきました。これで勝負あったと感じました。なお1アウト満塁から、最後は小園選手がセンターへ犠牲フライを放ち、5−4で逆転サヨナラ勝ちをおさめました。
カープの選手の皆さんは最後まで諦めていませんでした。今季のチームは投手陣も打撃陣も粘りがありますね。このような戦いを続けていけば、リーグ優勝は必ず出来ると思います。ただ、注文をつけるとすれば、バントなどの小技の失敗がまだあるので、きっちりできるようにしておく必要がありますね。
さて、チームはこれで3連勝です。そして今季DeNA戦は6戦全勝です。今日は首位の読売が敗れていますので、ゲーム差が2になりました。この勢いを是非持続させて、再来週のマツダスタジアムでの読売3連戦を迎えたいですね。あさってからはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。九里投手、床田投手、遠藤投手で3連勝したいですね。