【広島】継投はまらず逆転負け、今季２度目３連敗「打たれたところも含めて技術不足」島内が黒星
4/20(水) 21:28
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日刊スポーツ
巨人対広島 8回裏巨人2死二塁、逆転を許し降板する2番手の島内（中央）（撮影・小沢裕）
＜巨人5−3広島＞◇20日◇東京ドーム
広島は継投がはまらず逆転負けし、今季2度目の3連敗となった。先発床田が3−2の8回を1死二塁としたところで島内にスイッチしたが、適時打2本で3失点。
黒星がついた島内は「打たれたところも含めて技術不足。中継ぎをやっている以上、こういう試合もあると思う。切り替えて自分らしい投球を次の試合でしたい」と前を向いた。勝てば首位奪回だったが、巨人と2ゲーム差に広がった。
勝たなくてはいけない試合を落としてしまいました。昨日も今日も、何か浮き足立っている感じがします。もう少し自信を持って試合に臨んで欲しいと思います。
打線は５回表、読売先発のメルセデス投手を攻め、２アウト２塁から西川選手がライトスタンドへ２ランを放ち、２−０と先制しました。
６回表には、２アウト３塁から堂林選手がライト前タイムリーを放ち、３−０とリードを広げました。いずれも２アウトからの得点だっただけに、非常に大きいと思います。
先発の床田投手はナイスピッチングでした。キレのあるストレートとツーシームを主体に、パームボールも効果的に混ぜて５回まで読売打線を１安打に抑えました。６回に読売岡本選手の２点タイムリーで失点しても立て直して、８回もマウンドへ上がりました。しかし、１アウトから読売吉川選手に右中間への２ベースを許して106球で降板しました。流れ的にも、この２ベースは痛かったですね。しかし、床田投手は責められません。強力読売打線をよく抑えたと思います。
２番手は島内投手が登板しました。ドリヨシ的には、島内投手はランナーなしから登板させた方が良いと思いました。島内投手はプレッシャーに弱いタイプだと思うので、こうしたシチュエーションはやばいなと感じました。島内投手はいきなり暴投で１アウト３塁とします。ここはキャッチャーの磯村選手に何としても止めて欲しかったですね。これで島内投手は浮き足立ってしまい、読売坂本選手に四球を与えて、１アウト１、３塁とされます。さらに１塁ランナーの代走読売増田選手に盗塁を決められ、１アウト２、３塁の大ピンチを背負いました。島内投手はますます浮き足立ち、自身のピッチングにならない状況となりました。ドリヨシはここで読売ポランコ選手にワンポイントで塹江投手を当てても良かったのではと思いました。しかし、島内投手続投で、読売ポランコ選手にライト線への２点タイムリー２ベースを浴びて３−４と逆転されました。さらに２アウト２塁から読売代打中島選手にライト前にタイムリーを浴びて３−５とされました。ここでようやくベンチは塹江投手にスイッチしましたが、代えるタイミングが全く違うと感じました。
試合はそのまま３−５で敗れてしまいました。今日はベンチワークで負けた試合だと思います。手を打つのが遅いです。ビジターでの試合ですから、攻撃でも守備でも積極的に手を打たないといけません。ましてや相手は積極起用の原ジャイアンツですからね。しかし、今日の負けはあまりにも痛すぎます。このままズルズルいかなければいいですが…。
明日は首位攻防第３戦です。カープの先発は遠藤投手です。連敗ストッパーはこの右腕に託されました。初回からどんどん飛ばして行って欲しいと思います。読売は堀田投手です。堀田投手は前回マツダスタジアムの広島戦で、カープは攻略しているだけに、明日も序盤から打線のつながりで堀田投手をKOしましょう。明日は全員一丸で勝ちをもぎ取りましょう！
