2021年10月27日
カープファン感謝デー2021の開催について
今年の「カープファン感謝デー2021」は、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に引き続きマツダ スタジアムでの開催は取りやめ、11月23日(火・祝)に中国放送(RCC)にて『特別番組』を放映することが決定いたしました。また、カープ公式アプリ「カーチカチ!」でもライブ配信いたしますので、広島県外の方でもお楽しみいただけます。
今シーズンも、球場での観戦に制限を設けざるを得ない異例の状況が続きました。そんな中でも、熱く応援していただいたファンの皆様に今シーズンの感謝を伝える場にさせていただきます。
内容は、毎年好評のカープ選手と野球解説者のトークショーや、来シーズンのキャッチフレーズ発表などを予定しています。また、オンラインで選手と交流できるプログラムも予定しています。イベントへの応募の詳細は「カープファン感謝デー」ウェブサイトなどをご覧ください。
このような状況の中で、できる限りファンのみなさまに楽しんでいただけるよう準備を進めております。
今後ともカープ球団への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
[放送予定日時] 2021年11月23日(火・祝)
・中国放送(RCC)テレビ放送 : 13:55〜15:40
・カープ公式アプリ「カーチカチ!」/ RCC公式アプリ「IRAW」 : 11:00〜16:00
「カープファン感謝デー2021」 ウェブサイト
https://tv.rcc.jp/carp_fankan/
「カープファン感謝デー2021」 お問合せ窓口
(RCC視聴者センター)
TEL 082-222-1155
(平日10時〜17時)
カープ公式アプリ「カーチカチ!」
※「カープファン感謝デー2021」は無料でご覧いただけます。
今年もファン感謝デーはテレビや公式アプリでの開催になりました。新型コロナウイルスの感染が懸念される中ですから、仕方ありませんね。
カープの公式アプリ「カーチカチ!」でも無料でライブ配信されるので、全国のカープファンに楽しんでいただけるのは嬉しいですね。
一番関心があるのは、来季のキャッチフレーズですね。今季は「バリバリバリ」で、ドリヨシは気に入りましたが、また以前の変なキャッチフレーズにならないか心配しています。
来季は新型コロナウイルスの感染が収束して、カープが悲願の日本一になって、最高の雰囲気の中でマツダスタジアムで感謝デーが開催できる事を祈ります。
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「それ行けカープ(若き鯉たち)」(広島東洋カープ応援歌)
佐々岡監督、来季も続投へ!
広島佐々岡監督が来季続投「もう一度鍛え直す」再建と結果求められる3年目
10/27(水) 19:49
配信
日刊スポーツ
全体練習を見守る広島佐々岡監督(撮影・加藤孝規)
広島は27日、佐々岡真司監督(54)の来季続投を発表した。マツダスタジアムでの全体練習前に、鈴木清明球団本部長から続投要請され、受諾した。今季はシーズン終盤の追い上げも実らず、3年連続Bクラスとなる4位が決定。正式契約はシーズン最終戦終了後を予定し、単年契約となる見込み。就任3年目の来季は、チームの再建とともに、結果が求められる。
◇ ◇ ◇
セ・リーグの全順位確定から一夜明け、佐々岡監督が来季も指揮を執ることが決まった。全体練習前、鈴木球団本部長から来季の続投要請を受け、受諾。3年目のシーズンに臨むことが決まった。
佐々岡監督 モヤモヤしてましたけど、要請を受けたからには気持ちを切り替えて臨まないといけない。今季の反省を踏まえ、優勝を狙えるチームづくりをしていきたいと思います。
今季は開幕から投打の歯車がかみ合わず、スタートでつまずいた。5月にはチーム内でクラスターが発生。大きく戦力を落とした交流戦では3勝12敗3分けと大きく負け越した。助っ人外国人選手も投打ともに目立った働きができない中、チャンスを得た若手が台頭。3年目の林と小園は三遊間のレギュラーに定着し、坂倉は首位打者争いを繰り広げる。シーズン終盤には最大14ゲーム差あった3位巨人に一時2・5ゲーム差に迫る反撃を見せた。
結果的に3年連続Bクラスとなる4位に終わったものの、球団は外国人選手の不振やコロナ禍による影響を考慮。若手台頭やシーズン終盤の追い上げが就任3年目につながると期待する。鈴木球団本部長は「この2年間の采配の中で、反省点を生かして来年1年やってほしい」と来季を託す。
球団からは反省点や修正点の指摘もあった。守備面では優勝したヤクルトよりも115個多いリーグ最多472与四球がリーグ5位のチーム防御率(3・85)の一因となった。攻撃面はリーグトップのチーム打率2割6分2厘も、総得点はリーグ5位。昨季からの課題が解消されなかった。佐々岡監督は「一番はやはり投手陣。全体の底上げが必要だと思っています。野手で言えば、ここというところの1点。もう一度鍛え直したいと思います」と気を引き締めた。若手だけでなく、経験ある中堅ベテランもいる。来季は何より、結果が求められる。【前原淳】
今シーズンも終わりが近づき、佐々岡監督の去就に関心を寄せる中で、今日、来季の続投が決定しました。
今シーズンは開幕から投打の歯車が噛み合わず、下位に低迷。5月には新型コロナウイルスの感染が拡大し、1軍メンバーの一部が離脱。その後のセパ交流戦は大きく負け越して、今季4位の原因となりました。また、助っ人外国人選手が成績を残せなかったのも、痛かったですね。
しかし、若手選手の台頭もあって、シーズン終盤は歯車が噛み合い、最大15ゲームあった3位読売との差を2.5ゲームまで縮めて、逆転CSを期待させるところまで追い上げました。
佐々岡監督は来季3年目になりますが、1年目の昨季は5位、2年目の今季は4位となりました。ドリヨシ的には、佐々岡監督には、選手全員のマネジメントをしっかりやって欲しいと思います。そして、勝負の一手を早くして、試合巧者のチーム作りに集中して欲しいですね。あとは、選手個人を批判することなく、どんどん持ち上げてあげて欲しいです。
来季はカープファンからは厳しい目で見られるのは間違いないでしょうが、しっかり結果を残して、リーグ優勝奪還と、悲願の日本一目指して突き進んでください!
今村投手をなぜ戦力外にしたのか?
どこまでも仲間のために…カープの3連覇を支えた男・今村猛の“本質”
文春野球コラム ペナントレース2021
坂上 俊次
2021/10/24
2日間の番組ロケが終わった。JR佐世保駅の改札前で出演者やスタッフは解散だ。カメラマンやディレクターを含めたスタッフは広島に帰る。一方の、ゲスト2人は、故郷である長崎に残って、束の間の休日を迎えることになっていた。
広島行き特急列車の出発時刻が近づいていた。「ちょっとだけいいですか?」。ゲストとしてロケに参加した大瀬良大地と今村猛は、小走りで土産物売り場へと消えて行った。
戻ってきた2人は、スタッフ全員分の紙袋を抱えていた。「2日間ありがとうございました。楽しかったです」。快活な言葉を発する大瀬良の横で、今村は、両手で「うやうやしく」紙袋を抱え、頭を下げながらスタッフ一人一人に土産物を渡していた。
あれから6年以上が経った。今年10月14日、カープから来季の契約を結ばない選手が発表された。その中に、今村の名前があった。
質の高い快速球、変幻自在のフォークボール、チームの3連覇の原動力でもあった。ただ、真っ先に思い出すのは、あの紙袋を手にした控えめな笑顔である。
取材メモに並んでいた今村の価値観を物語る言葉
2009年のドラフト1位指名でカープに入団した。プロ12年、431試合に登板した。3連覇の間は、「67試合、68試合、43試合」、粉骨砕身のフル回転だった。
寡黙で口数は多くはない。投球について多くを語ることもなければ、活躍ぶりに胸を張ることもなかった。マウンドでも同様である。ガッツポーズもなければ、大声で吠えることもない。投球フォームは極めて無駄がなく、抑制された動きの中から快速球を生み出していた。
我々メディアからすると、凄みや人柄を伝えることが容易な選手ではなかった。ただ、もっと「本質」を伝える義務が我々にはあったと思う。
過去の取材メモを整理すると、今村の価値観を物語る言葉が並んでいた。まずは、球団歴代最多の115ホールドについてである。「野球は9回まであるスポーツです。その中で、先発の勝利を消さないこと。そして、後ろの投手に良い形でつないでいく。そういう気持ちでマウンドに上がっています」。
先発でも成功しただろう。ストッパーであっても、一流の成績を残しただろう。しかし、今村は、両者をつなぐ仕事で光り輝いた。
「目立たないかもしれませんが、先発の作ってくれた試合の流れをつなぐことにやりがいを感じています。得点の奪い合いになれば、相手を三者凡退に抑えることは大事にしています」
どこまでも、フォア・ザ・チームの選手だった。試合展開を考えながら、間合いやリズムにも気を配った。少ない球数で抑えることも意識した。一球一球、同じ球種でもスピードや曲がり幅を考えながら投げていた。
展開に応じて三振を狙うこともあれば、打たせて取る場面もあります。そういった中で、投球の楽しさがわかるようになりました」
一方で、プロ野球の世界に飛び込むと、2年目からは連日のリリーフ登板である。「登板数が増えることは必要とされることの証明です。それは、嬉しいことです」。文字にすれば優等生の匂いがするコメントではあるが、飾り気とは無縁の今村である。どこまでも仲間のために、腕を振り続けていた。
もちろん、プロフェッショナルである。どれだけ投げてもパフォーマンスを落とさない「燃費の良い」動きも追求していた。「ストレートの力をアップさせるため、フォームの無駄を省くことは考えました。大事なところで力を入れます。体の回転するところです。フォークも抜くイメージからしっかり投げるイメージに変えることで、思うように操作できるようになりました」。調子や状況に応じて、鋭いフォークやチェンジアップ気味のフォークを投げ分けた。コントロールを意識するのはもちろん、フォークを投げることが見抜かれないようにマウンドでの仕草にも気を配っていた。
淡々と投げるイメージが強いが、ボールの強さの裏には、強靭な下半身があった。マウンドを蹴る右足は、「試合後はパンパンになる」くらいの出力だった。高校時代は、足がつるまで走ったこともある。やはり、見えない努力があったのである。
そういえば、番組ロケで、こんなことがあった。移動中に、MCが台本に書かれたクイズの答えを事前に口にしてしまったのである。本番。彼は、答えを知りながら間違った回答をした。もちろん、ポーカーフェイスだった。
マウンドでも、グランドの外でも、今村猛は気配りの人だった。だからこそ、あの勇姿をまだ見たい気もするし、ゆっくり休んで欲しい気もする。
さて、ロケを終えた空腹の電車内。紙袋を開けると、長崎名物のカステラが入っていた。甘い香りが漂ってきたが、口にせず包装紙に包み直した。その優しさに触れるには、まだ早いと思ったからだった。
広島RCC中国放送の坂上俊次アナウンサーのコラムです。
この記事を読むと、今村投手はポーカーフェイスではありますが、大変気の利く、そしてクレバーな人だと感じました。
カープのリーグ3連覇を支える活躍を見せてくれた今村投手が、なぜ戦力外になるのか、ドリヨシは納得いきません。彼は今まで数々の逆境を乗り越えて来ました。勤続疲労で本来のピッチングができない状態もありましたが、今村投手は再び1軍のマウンドで活躍する為に、ファームで頑張っていただけに、戦力外通告はあまりにも酷く、残酷な事ではないかと思います。
ドリヨシ的に考えると、名前は出せませんが、他に戦力外にする選手はいたはずです。今村投手を戦力外と決定したのは、一体誰なのでしょうか?決定したその人こそ戦力外にすべきではと思うほどです。
もう決定した事を撤回はできないでしょうが、今村投手には現役続行の道を選んで欲しいですね。まだまだ老け込む年齢ではありませんし、再び1軍のマウンドで輝く事は出来ると思うからです。
今はまだ心の整理が出来ていないでしょうが、最終的には今村投手自身、悔いのない選択をして欲しいと思います。頑張れ!今村猛!
このコラムを読んだドリヨシは、悔しい、やりきれない思いになりました。皆さんはどう感じましたか?