2021年10月12日
22回戦@マツダ 広島3−0横浜DeNA 九里投手7回1安打無失点の好投で12勝目!栗林投手球団新の15試合連続セーブの32セーブ目!鈴木誠也選手3安打3打点の活躍!
広島鈴木誠の2ランで突き放し今季最長タイ6連勝 DeNA東が2敗目
10/12(火) 21:21
配信
日刊スポーツ
広島対DeNA 8回裏広島1死二塁、鈴木誠は左越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤孝規)
<広島3−0DeNA>◇12日◇マツダスタジアム
序盤は広島九里、DeNA東の投手戦。九里は3回まで3四死球も無安打無失点。東は3回まで1人の走者も出さない立ち上がり。
広島は4回1死からチーム初安打の小園から西川、鈴木誠の3連打で1点を先制。先発九里は6回まで1安打投球。
8回に鈴木誠の2ランで突き放した広島が今季最長タイの6連勝。九里が12勝目。栗林が歴代新人単独2位の32セーブ。DeNA東が2敗目。
今日は九里投手の好投と、主砲の鈴木誠也選手の活躍、そして栗林投手がきっちり締めてDeNAに勝利しました。
先発の九里投手は7回1安打無失点の完璧なピッチングで、リーグトップタイの12勝目を挙げました。
1回表は死球と四球でランナーを出しましたが、無失点に抑えると、尻上がりに調子を上げました。打たれたヒットは4回表にDeNA宮崎選手にレフトへの2ベースの1本のみでした。低めに丁寧に変化球を投げるピッチングで、DeNA打線を手玉に取っていました。次回登板は中5日で18日の阪神戦になりそうです。ここまで来たら、是非最多勝のタイトルを獲得して欲しいですね。他の投手の状況次第では、登板間隔を詰める可能性もあります。九里投手はモチベーションが上がりまくっていますので、次の試合でも無双のピッチングをしてくれるでしょう。
打線は、DeNA東投手の前に3回までパーフェクトに抑えられてしまい、手も足も出ない状態でした。
しかし、4回裏にワンチャンスをモノにしました。1アウト後、小園選手と西川選手の連打で1、2塁とすると、鈴木誠也選手がレフトへのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。
1−0で迎えた8回表、2番手の島内投手が登板しました。が、先頭のDeNA柴田選手に四球を与え、送りバントで1アウト2塁とされました。続くDeNA代打神里選手は見逃し三振に打ち取りましたが、DeNA桑原選手にセカンドへの内野安打で2アウト1、3塁とされました。この内野安打ですが、二遊間の当たりを菊池涼介選手が追いついたため、2塁ランナーが生還できず、3塁に止まることになったので、菊池選手の好プレーと言っていいと思います。ここでカープベンチは3番手のバード投手にスイッチしました。これが功を奏して、続くDeNA楠本選手を見逃し三振に仕留め、このイニングのピンチを脱しました。今日の試合のポイントになった所です。
その直後の8回裏、DeNA2番手のエスコバー投手を攻め、先頭の小園選手が内野安打で出塁。送りバントで1アウト2塁として、続く鈴木誠也選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−0とし、試合を決めました。威力あるストレートに対してコンパクトに振り抜く技ありの一打でした。
9回表は守護神の栗林投手が登板しました。先頭のDeNA佐野選手に四球を与えましたが、後続をしっかり抑えて試合を締めました。栗林投手はこれで32セーブを挙げ、球団新記録となる15試合連続セーブを樹立しました。それまでの大野投手の記録を抜いた事になります。すごいですね。
チームはこれで6連勝となり、3位の読売が今日も敗れているので、5ゲーム差になりました。ひょっとしたらがあるかもしれませんね。カープはとにかく一戦必勝です。
明日のカープの先発は床田投手です。絶好調なので、明日も好投を期待しましょう。DeNAは大貫投手です。試合は作るタイプですが、対カープ戦の防御率は8.31です。今の打線のつながりがあれば、早い回にKOできると思います。明日もとにかく勝ちましょう。