2021年09月17日
カープの「お家芸」の機動力野球は復活するのか?
“カープ野球の申し子”が語る機動力野球。「常にノーアウト三塁、1アウト三塁を考えていた」
9/17(金) 14:54
配信
広島アスリートマガジン
9月16日現在、チーム盗塁数51はリーグ5位。後半戦1番に定着した野間峻祥はチームトップの9盗塁を記録している。
2021年プロ野球も終盤に差し掛かってきた。9月16日現在、カープは43勝57敗10分でリーグ最下位。チーム打率は両リーグトップの.260を記録しているものの、得点はリーグ5位の414と、チーム打率が反映されていない数字が残っている。
また、ここまでの盗塁数はリーグ5位の51個。カープ野球といえば、“伝統の機動力野球”というイメージも強い。今季は足を使った攻撃力の復活が期待されていただけに、“カープらしい攻撃”が展開しているとは言い難い。
カープ黄金期と呼ばれた1980年代、“赤ヘル軍団”は古葉竹識監督の下で高橋慶彦、山崎隆造らが塁上を駆け巡り、幾度も得点機会をつくり続けてきた。その時代に三度の盗塁王に輝いた高橋慶彦氏が、以前本誌に語っていた“自身が考える機動力野球”を、改めて振り返っていく。
◆いかに効率よく点を取るか?
盗塁数が多いに越したことはありませんが『長打が出ないなら、走ろう』では得るものはありません。走者を返す打者がしっかりしているからこそ、盗塁が活きてくるのです。盗塁数が多くても、得点に繋がらないと全く意味がありません。
現役時代、私はトップバッターを任されることが多かったですが、無死三塁、1死三塁という場面を作り出すことを念頭に置き『どうやったらチームが得点を奪えるか』を考えていました。その状況を作り出すことで、中軸のチャンスに強い打者が長打はもちろん、ゴロ、犠牲フライでも打ってくれれば簡単に得点が取れます。
走者にしても打者にしても、置かれた状況を考え『いかに効率よく点を取るか』を頭に置いてプレーすることが大切になってきます。現役時代の私や山崎隆造、正田耕三は、無死二塁の場面で打席を迎えれば高い確率で三塁前へセーフティバントを試みていたと思います。
決めていれば無死一、三塁、犠打で決まれば1死三塁といずれも得点を奪う確率が上がる訳です。当時の古葉監督は常に『よく考えろ』と言っていました。「次の打者は誰なのか」、「ここで打つべきなのか」、「送るべきなのか」、「次の打者はどんな調子か」など、あらゆる状況判断を考えさせられました。その方法論の中で何を選択するか? それが大事になりますし、その行動こそが『機動力野球を理解している』ということに繋がっていくと思います。
広島アスリートマガジン編集部
チーム打率は12球団トップなのに、総得点はリーグ5位と、打っているのにチャンスで打てない今季のカープです。
そこでカープ伝統の機動力野球が求められる訳ですが、今季のチームの盗塁数はリーグ5位の51個にとどまっています。
カープのレジェンド、高橋慶彦さんが本文で言われていますが、ドリヨシも全くその通りだと思います。ただ単に「走ろう」では意味がありません。「どうやったらチームが得点できるか」を考えた上で、盗塁にチャレンジしたりするという理論は確かに大事だなと思いました。ノーアウト3塁や1アウト3塁の場面を作るべく、プレーに集中していた高橋慶彦さんはやはりすごいですね。
また、走塁はランナー単独のものではなく、打者もランナーとの絡みで置かれた状況を把握し、「いかに効率良く点を取るか」を考え、ランナーと一体となって攻撃していく姿勢が重要だとわかりました。
カープ黄金時代の古葉監督は、選手一人一人に常に試合の流れを見て考えさせていたようです。状況判断して、攻撃の選択肢を絞ってプレーしていく大切さを、今のカープの選手の皆さんは理解しているのでしょうか?
ドリヨシは以前にも書きましたが、今の選手の皆さんは一生懸命頑張っているのはよくわかるのですが、ただ単にプレーをしているようにしか見えないのです。高橋慶彦さんが指摘されているように、あらゆる状況判断を考えながらプレーしていないような感じがします。
今一度、機動力野球の目的を明確にして、選手全員が同じように理解し、考えながらプレーしていく環境作りをして欲しいと思います。また、そうする為にも首脳陣の刷新が急務ではないかと思います。
ドリヨシは以前から高橋慶彦さんに監督をして欲しいと切に願っています。そのためにも、オーナー様は高橋慶彦さんと和解して欲しいです。
【送料無料(一部地域除く)】 広島カープ女子プロデュース カープ梅酒 720ml 6本セット 化粧箱入 【あす楽対応】 広島 広島東洋カープ
【送料無料(一部地域除く)】 広島カープ女子プロデュース カープ梅酒 720ml 6本セット 化粧箱入 【あす楽対応】 広島 広島東洋カープ 価格:9,269円 |
今日の広島−横浜DeNA18回戦は台風接近のため中止になりました。
台風14号の接近で広島-DeNAが中止
9/17(金) 11:22
配信
デイリースポーツ
マツダスタジアム
「広島−DeNA」(17日、マツダスタジアム)
広島対DeNA18回戦は台風14号による悪天候が見込まれるため、中止が発表された。
球団公式ウェブサイトによると、17日中は台風接近のため入場券の払い戻し窓口は営業しない。18日から24日まで、球場正面3塁側入場券売場にて払戻しを行うとしている。
台風14号は九州西部から西日本へ接近している。
今日は早々の中止の発表でした。台風が接近中なので、賢明な判断だと思います。山陽新幹線も計画運休するらしいので、遠方から駆けつけるファンの皆さんの事を考えると、早々の中止発表は良かったと思います。
ということで、カープは明日から9連戦ということになります。できるだけ多くの勝ち試合が見たいですね。