広島３連敗 後半戦４カード勝ち越しなし 先発・玉村６回３失点の好投報われず
8/25(水) 21:18
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デイリースポーツ
８回、岡本（左）に勝ち越し２ランを浴びる広島・コルニエル＝東京ドーム（撮影・西岡正）
「巨人５−３広島」（２５日、東京ドーム）
広島は巨人に逆転負けを喫し、３連敗となった。八回、コルニエルが岡本和に決勝２ランを浴びた。
先発・玉村は６回５安打３失点。初回に押し出し四球で同点とされ、２点リードの三回は２本の適時二塁打で同点とされたが、四回以降は無安打投球。プロ２年目での巨人戦初登板で、及第点の内容を示した。バットでは同点の二回に無死二、三塁から右中間への２点適時二塁打で自らを援護。プロ入り４本目の安打でチームに得点をもたらした。
打線は初回、坂倉がチーム２１イニングぶりとなる適時打を放って先制。だが二回に玉村が適時打を放って以降は無得点が続いた。先発・直江を早々にＫＯしたものの、２番手・大江に流れを止められ、継投の前に沈黙。六回以降は無安打に封じられた。
これで今カードの負け越しが決まり、後半戦は４カード連続で勝ち越しなしという苦しい状況となった。
今日も接戦となりましたが、リリーフ投手陣の踏ん張りと、主砲の差で負けた試合となりました。
先発の玉村投手はプロ初対戦となった読売打線相手に６回５安打３失点と力投しました。先制した直後の１回裏は２アウト満塁から読売ウィーラー選手に押し出しの四球を与え、同点とされましたが、２回表、ノーアウト２、３塁で自ら打席に立つと、読売先発の直江投手のストレートをジャストミート！右中間を破る２点タイムリー２ベースを放ち、３−１と勝ち越しました。
しかし、３回裏に読売岡本選手、ウィーラー選手にタイムリー２ベースを浴びて３−３の同点に追いつかれました。それでも中盤以降は安定したピッチングを展開し、追加点は許しませんでした。113球の力投で試合を作りました。
４回以降は両チーム我慢比べの展開となりました。カープは７回から継投に入り、７回は島内投手が無失点に抑えましたが、８回裏、３番手コルニエル投手が捕まりました。１アウト１塁から、読売岡本選手への初球、157キロのストレートを捉えられて、左中間スタンドへ２ランを浴び、３−５とされ、試合が決まりました。完全な配球ミスだと思います。コルニエル投手の威力あるストレートがあるならば、徹底してインコースを攻めるべきだったと思います。が、バッテリーはアウトコースのストレートを選択しました。不用意な１球だと言っていいでしょう。
これでチームは３連敗で、借金は今季最多タイの１６となりました。もはや今季は夢も希望もなくなりました。
まず、キャッチャーの坂倉選手はリードがまずいと思います。先発の玉村投手に対して読売打線は結構手こずっていましたので、もっとシンプルな配球で良かったのではないかと思います。考えすぎるあまり、球数を要してしまい、カウントを悪くするケースがありました。コルニエル投手のリードも然りです。
そして、小園選手は３番向きではないですね。ポイントゲッター的な役割も果たさなければならないところで、簡単に内野フライやファウルフライを打つケースが非常に多いと思います。確実性を上げない限り、３番の打順は無理だと感じます。
そして、菊池涼介選手をスタメンで起用するならば、２番の打順がベストだと思います。１番の野間選手が好調だけに、２番に菊池選手がいる方が相手チームは嫌がるはずです。
そして、鈴木誠也選手はメンタル的に疲れています。一旦４番を外すのも手だと思いますし、場合によってはスタメンから外してもいいかなと感じます。
こんなチーム成績になった以上、来季を見据えた戦いをしなくてはいけないかなと思います。ただ、選手の皆さんは決して気を抜くことなく、最後までしっかり戦って欲しいです。
明日のカープの先発は九里投手、読売は菅野投手です。とにかく全力で戦って欲しいと思います。
