広島投手陣が調整 森下、玉村、大瀬良でＧ倒へ
8/23(月) 20:16
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デイリースポーツ
キャッチボールをして汗を流す森下（撮影・立川洋一郎）
広島の投手指名練習が２３日、マツダスタジアムであり、２４日からの巨人３連戦に先発する投手などが参加した。ローテ順は前週中日戦と同じ森下、玉村、大瀬良になる見込み。
森下はキャッチボールやダッシュなどで最終調整した。後半戦最初の登板となった１７日は７回６安打２失点ながら黒星を喫した。
巨人戦は今季２度目の登板になる。前回５月３日の対戦では、プロ初の１試合３被弾を浴びた。
東京ドームでの一戦に向けて「東京ドーム自体ホームランが出やすいし、最少失点で抑えられたら。チームが勝てるような投球をしたい」と意気込んだ。
玉村は巨人戦初登板になる。この日はブルペンで投球練習し、フォームやバランスなどを確認した。日本ハムから中田が加わり、巨人打線はさらに破壊力を増した。「何とか勝てる投球というか、リズムよく、いつも通りやりたいと思います」と平常心を強調した。
３戦目は大瀬良が濃厚だ。後半戦は２連勝中と状態は良い。前回６月２９日の巨人戦は３回６安打６失点と打ち込まれた。その悔しさをぶつけるマウンドになる。「今のところ良い形できているので、継続していければ良いと思います。前回やられている。やりかえす気持ちでいきたい」と前を向いた。
昨日も書きましたが、カープが上位進出して逆転CS出場のためには、明日からの読売３連戦と、続く阪神３連戦を全勝しなければなりません。まず明日からの読売戦は、森下投手、玉村投手、大瀬良投手の好調の３人のピッチャーを当てていきます。
森下投手は前回の中日戦では、相手の盗塁をきっかけに決勝点を奪われました。東京ドームでの読売戦の登板は、昨年７月３１日以来となります。明日の読売の先発は、オリンピックドミニカ共和国代表で、日本との初戦で登板し、好投したメルセデス投手です。僅差のゲームが予想されるだけに、森下投手には我慢のピッチングが求められます。しかし、森下投手はオリンピックの決勝のアメリカ戦で好投しましたので、投げ勝つ事は可能だと思います。
玉村投手は登板１０試合目になりますが、読売とは初対戦になります。玉村投手のピッチングは、相手打者にとってはタイミングが取りにくく、ストレートが差し込まれるケースが多いようです。なので、初見ではなかなか打てないようです。読売も「初物」に弱い傾向がありますので、２５日は玉村投手もしっかり試合を作ってくれると思います。
大瀬良投手はシーズン後半好調です。オリンピック開催の中断期間中、大瀬良投手は徹底的に走り込んで、下半身を鍛えたそうです。それが功を奏して、シーズン後半は好投が続いています。しかし、東京ドームでは2018年以降１勝３敗で、防御率7.42と鬼門になっています。大瀬良投手自身は、東京ドームについて投げにくいイメージはないと言っています。３連勝の勢いそのままに、２６日も無双のピッチングを期待したいです。
もし、読売戦３連勝出来れば、続くマツダスタジアムでの阪神戦に勢いをつけて臨む事ができます。とにかく、上位進出の可能性がある限り、必死に戦って欲しいと思います。
