2021年08月14日
12回戦@京セラドーム 広島3−9阪神 九里投手4回7失点KO。塹江投手も精彩を欠き2失点。大敗を喫す。
【広島】九里亜蓮が4回KOされ大敗 最下位と0・5差
8/14(土) 21:40
配信
スポーツ報知
4回2死、大山悠輔(左)に左越えソロ本塁打を浴びた広島先発・九里亜蓮
◆JERAセ・リーグ 阪神9ー3広島(14日、京セラD)
広島が5月28日以来約2か月半ぶりとなる4位浮上のチャンスを逃した。先発・九里亜蓮がいずれも今季ワーストタイの10安打7失点(自責5)で4回KOを喫した。
九里は自身のミスをきっかけに崩れた。1点リードの2回無死一塁から、本来なら併殺打の投ゴロを二塁悪送球。その後に梅野の同点打と近本の犠飛で逆転を許した。3回には先頭サンズに特大ソロを被弾。4回には1死二塁から右翼・鈴木誠が本塁への好返球で追加点を阻止する場面もあったが、流れを引き寄せることができなかった。九里は2死一、二塁からサンズに2打席連続となる特大の3ランを献上。続く大山に2者連続弾を浴びた。「チームに迷惑をかけて本当に申し訳ない。今日のピッチングに関しては、ただただ悔しいです」と言葉少なに反省した。
打線は初回に左前適時打を放った坂倉が6回に5号ソロ、林が5号ソロで続いたが、先発右腕の大量失点が重かった。救援陣も3番手・塹江が7回、大山に2打席連続となるソロを浴びるなど2失点。後半戦初戦を快勝した前夜と真逆のスコアとなる3―9で敗れた。チームの連勝は5でストップ。4位・中日とゲーム差なしの5位のまま。最下位・DeNAに0・5差となった。
報知新聞社
勝ちへの流れを手放す、悔やまれるゲームとなりました。
痛かったのは1−0でリードした2回裏、ノーアウト1塁から阪神中野選手のピッチャーゴロの打球を九里投手が2塁へ悪送球し、ノーアウト1、2塁とピンチになったところです。確かに2塁への送球は悪かったのですが、2塁ベースカバーに入ったショートの小園選手が捕れない送球ではなかったと思います。小園選手はまず2塁で1つアウトを取る意識があれば、取れていたと思います。1塁に転送しようとするあまり、体が1塁方向へ流れた分、九里投手の送球が捕れなかったと思います。小園選手はもう少し状況を考えながらプレーして欲しいですね。結局この回は阪神梅野選手のライト前タイムリーと近本選手のレフトへの犠飛で1−2と逆転を許しました。
もう一つはキャッチャーの坂倉選手のリードです。阪神サンズ選手と大山選手に2本ずつホームランを浴びた点です。先発九里投手の時に、阪神サンズ選手の1打席目にレフトフライを打ちましたが、完全にサンズ選手の打ち損じで、ホームランになってもおかしくない球でした。そこを坂倉選手がインプット出来ていたのかどうか疑問が残ります。結果、3回裏に阪神サンズ選手にレフトスタンドへソロホームランを浴び、さらに4回裏にレフトスタンドへ3ランを浴びてしまいました。
阪神大山選手には、4回裏、サンズ選手の3ランの直後、レフトスタンドへソロホームランを浴びました。3ランを打たれ、そのショックを引きずる形で大山選手と対したのがマズイですね。気持ちを切り替えなくてはなりません。そして7回裏、バックスクリーンにソロホームランを打たれました。4回の打たれたホームランが生かされていませんね。2人の選手に2本ずつホームランを浴びるのはピッチャーの責任もありますが、キャッチャーの責任もかなりあります。坂倉選手は猛省が必要です。
塹江投手のピッチング内容も良くないですね。7回裏、3番手で登板しましたが、いきなり阪神大山選手にソロを浴びました。その後2アウトにしましたが、ヒット→盗塁→タイムリー→ヒット→四球で満塁のピンチを作りましたが、なんとかしのいで2失点でした。このような内容では、勝ちパターンでは使えないですね。
攻撃では、初回に阪神先発の二保投手から、坂倉選手がレフト前タイムリー。6回には坂倉選手、林選手の連続ソロホームランで合計3得点でした。林選手は間違いなく復調してきていると思います。坂倉選手は5番打者としては外せませんが、ドリヨシ的には、ファーストのポジションでお願いしたいです。キャッチャーは石原選手が適任ではないかと思います。
さて、明日はカード勝ち越しがかかった3戦目です。カープは大道投手です。前回のエキシビションマッチでは好投をしていますので、6回2失点くらいなら勝機はあると思います。阪神は天敵の秋山投手です。が、ドリヨシ的には立ち上がりから球数を多く投げさせて、打順3回り目から攻撃を仕掛けて4点取れば勝てると思います。何としても明日は勝ちましょう!
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11回戦@京セラドーム 広島9−3阪神 大瀬良投手7回1失点で復活の4勝目!打線好調10安打9得点!阪神西投手を攻略!
広島・大瀬良が復調の4勝目「前半戦は悔しい思いばかりだった」
8/13(金) 22:30
配信
デイリースポーツ
7回1失点で4勝目を挙げた大瀬良(撮影・立川洋一郎)
「阪神3−9広島」(13日、京セラドーム大阪)
広島の大瀬良大地投手が7回5安打5奪三振1失点で4勝目を手にした。
初回、攻撃陣がつながり4点を奪った。「いい流れをつくってもらった」。四回まで無安打投球。五回に1点を失うものの、要所を締めた。六回2死三塁では、サンズを内角高めの直球で空振り三振。阪神の反撃ムードを断ち切った。
「真っすぐが非常に手応えがあって、押していきながら勝負できた」
前半戦は3勝止まり。4月には右ふくらはぎを故障し、戦列を離脱したこともあった。東京五輪での中断期間は“ミニキャンプ”を張ったかのように下半身を強化し、フォームのバランスを整えてきた。
「前半戦は悔しい思いばかりだった。後半戦のスタートは良いと思うので、これを継続して、チームに貢献していけるように頑張っていきたい」。チーム浮上のカギを握る右腕は、力を込めた。
ドリヨシの予想通りの試合展開で、カープが快勝しました。これでチームは5連勝となりました。
先発の大瀬良投手は7回1失点の好投でした。初回4得点の援護をバックに、ストレート中心で力で押しました。失点は5回先頭の阪神大山選手に浴びたソロホームランだけで、最後まで球威は落ちませんでした。充実の91球で、今季4勝目を挙げました。
攻撃は初回、1アウト1塁から小園選手が右中間へのタイムリー3ベースなど、打者一巡の猛攻で4点を奪いました。それも阪神西勇輝投手からの得点だっただけに、ものすごく大きかったですね。
5回は先頭の野間選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、5−0とし、貴重な追加点を入れました。野間選手は絶好調ですね。この前のイニングの4回裏、阪神サンズ選手の放った左中間の抜けそうな当たりを、野間選手が好捕し、大瀬良投手を救ったという経緯がありました。そして直後の5回裏、野間選手は今季2号を放ったのです。
7回には菊池涼介選手のセンターへの犠牲フライで6−1。9回は野間選手と鈴木誠也選手のタイムリーで3点を奪い、9−1としました。終始カープのペースで試合が展開されました。
今日の攻撃は残塁が少く、10安打で9得点でした。久しぶりに効率の良い攻めを見ました。打線は間違いなく好調です。
一つ心配なのは、9回裏、3番手で登板したフランスア投手です。四球、四球、タイムリー2ベースと、お粗末な内容でした。ストライクを取るのにアップアップの状態でした。佐々岡監督はフランスア投手をセットアッパーとして起用したいと話していたようですが、現実的に無理だと思います。セットアッパーはコルニエル投手と島内投手、そして塹江投手をうまく使うので十分かと思います。
さて、シーズン後半、カープは好発進ができました。最低でも2勝1敗ペースで頑張れば、Aクラスも夢ではありません。明日のカープの先発は九里投手です。エキシビションマッチでは今一つ九里投手らしくないピッチングでしたが、明日はしっかりアジャストしてくると思います。阪神はソフトバンクから移籍してきた二保投手です。6日のエキシビションマッチのオリックス戦では、5回無失点と、やや攻略に手こずるかもしれませんが、好調のカープ打線ですから、しっかり打ち込んでくれることでしょう。