2021年06月26日
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10回戦@マツダ 広島11−5中日 打線爆発18安打11得点!鈴木誠也選手復帰弾!長野選手ダメ押し3ラン!大道投手先発初勝利!
広島が今季最多18安打の大勝で連敗を5でストップ 大道が先発初勝利
6/26(土) 17:40
配信
デイリースポーツ
9回を三者凡退で締めくくり、ナインと勝利を喜ぶ広島・栗林(撮影・立川洋一郎)
「広島11−5中日」(26日、マツダスタジアム)
広島が今季最多18安打を集めて、中日に大勝。連敗を5でストップさせた。
1点を追う二回に西川の適時打で同点。さらに投手・大道のプロ初安打となる右中間への適時打で2点を勝ち越した。三回も5安打で3点を奪うと、五回に鈴木誠が魅せた。先頭から左翼スタンド上段への9号ソロ。三回は左前打、2点差に詰め寄られた六回も適時打を放つなど、3安打の活躍。5試合ぶりにスタメン復帰した主砲が打線を活気付けた。
七回には代打・長野が今季初本塁打でダメ押しに成功。投げては先発したドラフト3位・大道(八戸学院大)が5回2/3を投げ8安打5失点。六回途中での降板となったが、粘り強く相手打線に立ち向かって“先発初勝利”を飾った。
今日の試合、中盤に追い上げられて、わからない展開になりましたが、打線がしっかり得点しましたので、結果快勝となりました。
先発の大道投手は5回2/3、95球を投げて8安打5失点でした。それでも打線の大量援護かがあり、先発での初勝利となりました。おめでとうございます。
1回表、2四球でピンチを招き、中日堂上選手のライト前タイムリーで1点先制されました。立ち上がりの制球は課題がありますね。序盤は変化球が抜ける場面もありましたが、力強いストレートを中心に投球を組み立てて5回まで1失点の素晴らしい内容でした。6回表は3本の長短安打を食らって2点を失い、中日加藤選手にライト前ヒットを浴びたところで降板となりました。大道投手は意外とスタミナがない感じです。6回から球威が落ちて連打を浴びるケースが多いですね。先発することで課題が見えてきていますので、このオフは徹底的なトレーニングをすることになりそうです。
2番手は菊池保則投手が登板しましたが、中日郡司選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて7−5と追い上げられました。それでも7回はバード投手、8回はコルニエル投手、そして9回は守護神栗林投手が締めました。バード投手はいい感じになってきました。最初に登板した時は制球に苦しみ、甘く入れたところを痛打されて、こりゃ1軍では使えないかなと思っていましたが、安定してきたので、勝ちパターンでの起用もありかなと思うようになりました。コルニエル投手も多少球が荒れますが、自慢のストレートでねじ伏せる事ができるので、8回のセットアッパーでいいと思います。
打線は今季最多の18安打11得点と大当たりでした。中日先発の小笠原投手を4回でKOしたのも大きかったですね。
特に今日は鈴木誠也選手がコロナワクチン接種の副反応から復帰して、5回裏に中日2番手の山本投手からレフトスタンド上段に飛び込むソロホームランを放ちました。今日は20日のDeNA戦以来のスタメンで、3回裏には復帰後初安打となるレフト前ヒットでチャンスメークして、この回の3点追加に貢献しました。
そして、7回裏には長野選手が中日4番手のロサリオ投手からレフトスタンドへ3ランを放ちました。この3点は大きかったですね。ここぞという時の勝負強さは顕在ですね。夏に強い長野選手はこれから本領発揮だと思います。
ドリヨシ的には、林選手が3安打したのが良かったです。今日は6番スタメンでしたが、今は6番あたりをノープレッシャーで打たせるのがベターでしょうね。さすがに4番を打っている時はやや緊張していた感じがしました。
明日はカード勝ち越しをかけて3戦目です。カープの先発は森下投手です。森下投手はコロナワクチン接種の副反応で登板が延びていましたが、明日登板です。体調が完璧なのかどうか心配ですが、なんとか試合を作って欲しいですね。中日は勝野投手です。勝野投手は試合をしっかり作るので、打線は粘り強く食い下がっていけば、勝機はあると思います。