2021年06月20日
11回戦@東京ドーム 広島8−10横浜DeNA 大道投手4回途中8失点KO。終盤打線猛追も及ばず。石原選手プロ初HR!
プロ2度目の先発 広島・大道が4回途中8失点KO「同じ失敗をしないように」
6/20(日) 19:08
配信
東スポWeb
3回裏、先制を許しマウンドで天を仰ぐ大道
踏ん張り切れなかった。広島のドラフト3位ルーキーの大道温貴投手(22)が20日のDeNA戦(東京ドーム)にプロ2度目の先発を果たした。しかし、3回2/3を被安打6、与四球3で8失点と大炎上。プロ初黒星を喫した。
2回まで無安打無失点。しかし、3回先頭の柴田に四球を与え、何とか二死三塁まで持ち込むも桑原に内野安打で1点の先制を許す。続く伊藤光、佐野にも安打され二死満塁。オースティンに15号満塁弾を被弾した。4回にも3失点し、この回を投げ切れずに降板。
大道は「3回の先頭から少しバランスが崩れてしまい、気持ちの切り替えもできず修正できなかったことが大量失点につながってしまった」とうなだれた。次回に向けては「同じ失敗をしないように今後につなげていきたい」と話した。
東京スポーツ
今日は昨日の逆の立場での試合展開になりました。終盤打線は追い上げて、最大8点のビハインドを2点差までに詰めましたが、あと少し及びませんでした。
先発大道投手は、立ち上がりは調子が良く、1回裏と2回裏は共に3者凡退に仕留めました。このピッチングならば、今日の試合は大丈夫だと思っていましたが、3回裏はDeNAオースティン選手に右中間スタンドへ満塁ホームランを浴びるなど、4長短安打を集中されて5失点しました。この回、1点目はDeNA桑原選手のショートへのタイムリー内野安打でした。完全に打ち取った当たりだっただけに、悔しい失点になりました。この失点を引きずる形で、満塁弾を浴びた格好になりました。4回裏は2アウト満塁からDeNA伊藤選手に走者一掃の2ベースを許し、0−8となったところで降板しました。今日の大道投手はストレート、変化球共にキレがあり、悪くはありませんでした。失点した3回、4回共に先頭打者に四球を与えたところが悔やまれます。結局大道投手は3回2/3、71球を投げて6安打3四球で8失点KOでした。しかし、ドリヨシは大道投手は今日のピッチングは貴重な糧となったと思います。負けん気の強いピッチャーなので、次回はきっちりリベンジを果たしてくれることでしょう。
今日3番手で5回から登板したコルニエル投手が、すごい記録を出しました。日本球界最速タイの165キロをマークしました。5回裏1アウト1塁からDeNAソト選手への4球目に自己最速と球団最速を2キロ更新する164キロを計測すると、2アウト1、2塁からDeNA大和選手への3球目、高めの165キロで空振り三振を奪いました。2016年の当時日本ハムの大谷投手に並びました。コルニエル投手の球速はどんどん上がっていくと思われます。しかし、ドリヨシはコルニエル投手には是非制球力を上げて欲しいと思います。アバウトなコントロールではなく、ストライクとボールを意図的に投げ分ける能力が身につけば、恐るべきピッチャーになれると思います。
打線は最後まで試合を諦めることなく、しっかりつないでくれました。0−8で迎えた5回表、DeNA先発の坂本投手を攻め、先頭の石原選手がライトスタンドへソロホームランを放ちました。石原選手はプロ初ホームランです。おめでとうございます!このホームランをきっかけに一挙4点を返し4−8としました。4−10で迎えた9回表にもDeNA守護神三嶋投手に対し、隙のない攻撃で4点を加えて8−10としましたが、最後は代打羽月選手がショートライナーに倒れて万事休すとなりました。
8点のビハインドを2点差まで追い上げたのは評価できますね。でも、先発大道投手は誤算でした。まあ、次回はしっかり試合を作ってくれると期待しています。
このDeNAとの3連戦は2勝1敗と勝ち越しました。これで良しとしましょう。さて、あさってからはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。今季のヤクルトはかなり粘りのある戦いをしているので、タフな試合が続きそうです。とにかく2勝1敗ペースで頑張れば、Aクラスに滑り込めるはずです。打線がしっかり機能し始めているので、楽しみです。