広島５位転落 先発玉村、鬼門外国人選手に痛打浴び５回３失点
5/29(土) 19:26
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日刊スポーツ
ロッテ対広島 5回裏ロッテ2死満塁、エチェバリアに中前2点適時打を浴び、浮かない表情の玉村（撮影・鈴木みどり）
＜日本生命セ・パ交流戦：ロッテ7−3広島＞◇29日◇ZOZOマリン
広島の先発玉村昇悟投手（20）がまたも外国人選手に痛打を浴び、プロ初登板から3連敗を喫した。5回まで7安打5四死球で3失点と粘ったが、3回はレアードに同点打、5回はエチェバリアに決勝の2点打を浴びた。今季自責点9のうち、8点が外国人選手に打たれたもの。苦手を克服できなかった。
制球が定まらずに2回以降は毎回ピンチを招いた。2回は無死二、三塁を無失点で切り抜け、3回も同点に追いつかれた後の2死満塁で勝ち越しを許さなかった。4回2死一、二塁も切り抜けたが、5回2死満塁は再び打順を回した外国人打者に痛打を浴びた。「味方に先制点をもらった中で追い付かれた。そこから粘れたら良かったんですけど、味方の勝ち（リード）を守り切れなかったのがすごく悔しいです。とにかく四球が多くて、攻撃につなげられない投球だった」。プロ初勝利が遠い玉村は、唇をかんだ。
佐々岡監督は「まだ2年目で、そこまでの経験がないので責めたらかわいそうなんだけど、勝てる投手になろうと思えば、（決勝打直前の）藤岡に与えたような四球を無くしていかないと」と課題を指摘した。
先発玉村だけでなく、後を受けた中継ぎ陣も四球から失点を重ねた。5投手で12四死球。佐々岡監督は「点を取った後に中継ぎが点を取られるとか、四球絡みでなかなかこっちのリズムに持ってこれないというのがあった」と反省を促した。チームの連勝は止まり、リーグ順位は5位に転落となった。【前原淳】
今日の試合も、うまく出来れば勝てていたど思いますが、今のチーム状況を考えると、強くは言えないところがあります。
先発の玉村投手は、３回裏に２アウト１、２塁のピンチを背負うと、ロッテレアード選手にレフト前タイムリーを浴びて１−１の同点。その後２アウト満塁、さらに４回裏野２アウト１、２塁のピンチは凌ぎました。
しかし、５回裏、２アウト満塁からロッテエチェバリア選手にセンター前へ２点タイムリーを浴びて１−３と勝ち越されました。
今日も初勝利の権利を得ることができず、５回102球を投げて、７安打３失点で降板しました。６三振を奪ったものの、５四死球と制球に課題が残りました。そして、今日も外国人選手に手痛い一打を浴びてしまいました。ドリヨシ的には、次回も登板のチャンスを是非与えて欲しいと思います。
今日はリリーフ陣も失点したのが痛かったですね。６回裏は２番手の菊池保則投手がロッテ荻野選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて１失点しました。菊池投手は被弾が多いような気がします。最悪一発だけは気をつけなければいけない状況の中での被弾は痛かったですね。
８回裏は４番手のコルニエル投手が、２アウト２、３塁からロッテエチェバリア選手にライトスタンドへ３ランを浴びて３−７とされ、試合が決まりました。出した２人のランナーはいずれも四球のランナーだけに、この３失点もかなり痛かったですね。コルニエル投手は調子のいい日と悪い日が交互にきている感じがします。モチベーションの上がり方が違うのでしょうか。しかし、MAX160キロを越えるストレートは魅力的なので、多少リスクはあれども、セットアッパーで起用した方がいいと思います。しかし、今日はカープは５人のピッチャーが登板しましたが、与えた四死球は１２というのが、どうも解せませんね。
打線では２回表、２アウトから、今日８番サードで出場した林選手がロッテ先発の美馬投手から右中間スタンドへソロホームランを放ちました。プロ初のホームランです。おめでとうございます。ドリヨシは１軍の首脳陣は林選手を過小評価しているのではないかと思います。クリーンアップも十分いけると、ドリヨシは確信しているのですが、いかがでしょうか。
６回表は松山選手がライトスタンドへソロホームラン。７回表は田中広輔選手がレフト前タイムリーを放ち、３−４と１点差に詰め寄ったのですが、今日はリリーフ陣が踏ん張れませんでした。
しかし、ドリヨシは思いますが、チームが緊急事態の中、よく頑張っています。明日以降も、全員一丸で戦って欲しいです。
明日のカープの先発は新外国人のネバラスカス投手です。来日初登板です。まさに救世主のピッチングに期待したいです。ロッテは小島投手です。必ず攻略できます。明日は勝って、カード勝ち越しを決めましょう！
