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2021年05月19日
11回戦@東京ドーム 広島10−2読売 九里投手完投で5勝目!中村奨成選手プロ初打点が決勝点!クロン選手トドメのグランドスラム!
広島 今季最多タイ10得点!九里が初完投で5勝目 大量得点“呼んだ”中村奨プロ初打点
5/19(水) 21:07
配信
スポニチアネックス
<巨・広>2回を投げ終え、ベンチで笑顔で話す九里(左)と中村奨(撮影・森沢裕)
◇セ・リーグ 広島10―2巨人(2021年5月19日 東京D)
広島が巨人に10―2で大勝。4月27日DeNA戦(〇10―1)以来となる今季最多タイ10得点と打線が爆発。先発の九里亜蓮投手(29)が6安打2失点の今季初完投で5勝目を飾った。コロナ禍でチーム事情が苦しい中、プロ初スタメンマスクとなった中村奨成捕手(21)も大量得点の“口火”となるプロ初打点の2点適時打を放つなど、5打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。
チームは17日に菊池涼、小園、正随と3選手の新型コロナウイルス陽性が判明。18日には球団独自の判断で今季ともに4番も務めた松山、西川らを含む8選手の出場選手登録が抹消されるという事態に。この日も坂倉と塹江がベンチ外となるアクシデントに見舞われた。
そんな苦しい状況のなか、中村奨が「8番・捕手」としてプロ初となるスタメンマスクで奮起。1―1の6回、無死満塁のチャンスに大量得点の“口火”となる左前2点適時打。相手先発・高橋の投じた5球目、141キロのストレートを左前へ弾き返し、待望のプロ初打点を記録した。
打線は6回、中村奨のプロ初適時打からたたみかけ、クロンにダメ押し4号満塁弾が飛び出すなど打者一巡の猛攻で一挙9得点。投げては九里が9回124球を投げ抜き、完投で5勝目。チーム一丸で巨人を撃破した。
今日は選手全員一丸で勝ち取った勝利でした。特に先発の九里投手は立ち上がりから気合いが入っていました。期待通りの無双のピッチングでした。
今日は無四球の安定したピッチングでした。プロ初スタメンマスクの中村奨成選手とのコンビネーションも抜群で、低めにストレートと多彩な変化球を操り、読売打線を翻弄しました。
4回裏に読売岡本選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びましたが、これは岡本選手に上手く打たれてしまったので、割り切れたかと思います。6回裏は読売丸選手にライト前タイムリーを浴びましたが、これは大量リードした後なので、折込み済みと言ったところでしょうか。
結局九里投手は124球の完投!6安打2失点のナイスピッチングでした。中継ぎ投手陣を休ませる事が出来ましたし、昨日大瀬良投手が負けているので、九里投手はより一層に勝ちへの執念があったと思います。
打線はハンディを抱えながらも、今日は3連覇していた頃のカープを彷彿とさせる攻撃でした。5回表、読売先発の高橋投手を攻め、1アウト1、2塁から羽月選手がライト前にタイムリーを放ち、1−1の同点としました。羽月選手が左腕ピッチャーから打てたのは大きいですね。
そして6回表、ノーアウト満塁のチャンスで、中村奨成選手がレフト前へ2点タイムリーを放ち、3−1と逆転しました。いやあ、中村奨成選手は持ってますよ!スイングが速いです。相当振り込んだのだと思います。読売は2番手大江投手に代わりました。なお1アウト2、3塁から田中広輔選手がライトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースで5−1としました。田中広輔選手は間違いなく復調してきています。あさって以降も期待していいと思います。読売は3番手田中投手、さらに4番手井納投手に代わりました。さらに1アウト満塁から鈴木誠也選手がライト前タイムリーを放ち、6−1。そしてトドメはクロン選手が左中間スタンド上段に満塁ホームランを放ち、10−1と試合を決めました。
本当にスカッとする試合を見ました。カープは新型コロナウイルスの感染者が出ての緊急事態の中、若鯉選手を中心に代役が必死に戦っています。昨日は林選手、そして今日は中村奨成選手です。ドリヨシ的には、しばらくはというか、會澤選手が復帰するまでは、中村奨成選手を正捕手にするべきではと思います。彼は持っています。チームに勢いをもたらしてくれます。是非お願いします!
さて、明日は試合がありません。あさってからはマツダスタジアムで阪神との3連戦です。カープにはハンディがありますが、そんな時こそ強くなります。セ・リーグを面白くするためにも、3連勝しかありません。