2021年03月09日
オープン戦@甲子園 広島4−6阪神 矢崎投手4回5失点で先発ローテ入り黄信号。クロン選手2試合連続弾はグランドスラム!
広島矢崎5失点も前向き「内容的にはよくない」監督
3/9(火) 18:35
配信
日刊スポーツ
阪神対広島 広島先発の矢崎拓也(撮影・上山淳一)
<オープン戦:阪神6−4広島>◇9日◇甲子園
自身初の開幕ローテーション入りを狙う広島矢崎拓也投手が、4回8安打5失点とアピールに失敗した。
阪神戦に先発。初回に2点を失うと、3回にクロンの満塁弾で逆転した後の4回にも2本の適時打を浴びて逆転を許し、この回でマウンドを降りた。矢崎は「変化球でカウントが取れない訳ではなかったので、やろうと思ったことはなんとなくできたと思う」と前向き。
佐々岡監督は次回のチャンスについては「内容的にはよくない。これから考えます」と話すにとどめた。
広島クロン2戦連発は満塁弾「成果が徐々に」監督
3/9(火) 19:10
配信
日刊スポーツ
阪神対広島 3回表広島2死満塁、ケビン・クロン(左)は左中間越え満塁本塁打を放ちベンチの出迎えに笑顔を見せる(撮影・上山淳一)
<オープン戦:阪神6−4広島>◇9日◇甲子園
広島の新助っ人ケビン・クロン内野手(28=ダイヤモンドバックス)が、2戦連発となるグランドスラムを放った。阪神戦に「5番一塁」で先発。3回2死満塁から西純の真ん中高め直球を強振。甲子園に強烈な破壊音を響かせ、打球は左翼席に着弾した。195センチ、115キロの大砲は「ホームランになったのはボーナス。中軸を担う打者として打点を挙げることができたので、合格点だと思います」と大きな胸を張った。
7日ヤクルト戦で実戦12試合目の36打席目で初めて1発を放ち、調子が上向いてきた。本拠地で試合前に欠かさないトス打撃をこの日は敵地ブルペンでこなし、「いつものルーティンをこなすことができた」とニヤリ。実戦を重ねてきて「しっかりとボールは見極められ始めてきたかな。いいスイング出来始めている」と手応えを口にした。
他球団の多くの新外国人が入国できていない中、チームメートと親睦を深め、キャンプインに間に合わせようと、球団が提示した来日プランで最速の1月3日の入国を選択。キャンプでも早出練習を行い、鈴木誠と打撃論を交わすなど真面目に取り組む姿にチーム内で株価は上がっている。佐々岡監督は「日曜日の1本が精神的にも良かったのかもしれない。しっかりと練習している成果が徐々に出てきた」とうなずいた。
キャンプ中、クロンはテレビで甲子園のドキュメンタリー番組を視聴したという。「甲子園の歴史、どういう風な球場かをまず学んでから今日来た。歴史のある球場でプレーできたということは感慨深い」。父が元メジャー選手で兄は現役メジャー。野球一家で育った男は愚直な取り組みを続ける。開幕に向けて、主軸候補が波に乗り始めた。【古財稜明】
矢崎投手が残念な内容でした。4回8安打5失点と、不甲斐ない内容でした。矢崎投手自身はそれでも前向きな発言がありました。ポジティブにとらえる事は大事ですが、矢崎投手のピッチングの内容はそれに値しないと思います。カウントを取りに来た変化球を痛打されていました。1回に阪神に2点を献上し、3回にチームは逆転していいムードになって行く中、4回に2本のタイムリーで逆転を許すという、先発投手としての責任を果たしていませんでした。おそらく、矢崎投手は次回がラストチャンスだと思います。しっかり結果にこだわって頑張って欲しいですね。
今日は他に育成のコルニエル投手が登板しましたが、まずまずの内容で、次回につなげる結果を残したと思います。
島内投手も登板しましたが、制球が比較的安定していて、ストレートが高めに抜けるケースが少なくなりました。低めにしっかり制球できれば、セットアッパーないしは抑えの候補に名前が挙がるかもしれません。
打っては新外国人のクロン選手が、7日のヤクルト戦に続いてのホームランを放ちました。3回、2アウト満塁で、阪神西純矢投手の真ん中高めのストレートをジャストミート!レフトスタンドに叩き込むグランドスラムを放ちました。クロン選手は何かコツを掴んだのではないでしょうか。これからエンジンがどんどんかかってくるような感じです。
しかし、得点はこのグランドスラムの4点のみでした。他の野手の皆さんもヒットは放っているのですが、線としてつながっていないのが、ややもどかしさを感じるのは、ドリヨシだけではないでしょう。
さて、明日も甲子園で阪神戦です。打線のつながりと、足を絡ませたカープ野球で、阪神に快勝したいですね。
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