2020年11月16日
高橋昂也投手、左肘の手術から来季は先発ローテーションを狙う!
広島・高橋昂、術後最長7回0封「自信になった」 左肘手術から来季ローテ復帰へ
11/16(月) 7:31
配信
デイリースポーツ
先発して7回を2安打無失点に抑える好投を見せた高橋昂
「フェニックス・リーグ、広島7−0ロッテ」(15日、天福球場)
来季へ向けての光が見えた。広島・高橋昂也投手(22)が15日、「みやざき・フェニックス・リーグ」のロッテ戦(天福)に先発。左肘手術から復帰後最長となる7回を投げ、2安打無失点と好投した。最速144キロで制球力も際立った。18年シーズンに開幕ローテ入りした若き左腕が、来季ローテ復活へ前進した。
暖かな日差しを浴びながら、マウンド上で主役を張った。確かな手応えをつかみ、自信を深めた94球。高橋昂は「きょうは全部の課題を克服できた。自信になりました」と納得の表情を浮かべた。
今回のフェニックス・リーグでは9日・楽天戦で初登板して6回2失点。そこから中5日で臨んだこの日は、序盤から圧倒した。初回1死から2番・高部をカットボールで空振り三振。続く高浜を2球で追い込むと、最後は外角いっぱいに直球を決めて見逃し三振を奪った。内外角を均等に突き「うまく打者の目線を外せた」と収穫を口にした。
五回2死まで一人の走者も出さない完璧投球。福田光に初安打を浴びたが、走者を置いても制球は乱れない。続く松田には追い込んでからファウルで5球粘られたが、最後は11球目を右飛。術後最長となる七回は四球も絡んで2死一、二塁のピンチを迎えたが、福田光を中飛に料理した。
7回2安打無失点で打者24人中、実に18人に対して初球ストライク。畝3軍統括コーチは「ストライク先行ができたのは最高。一番良かった」と常に主導権を握った投球を評価した。制球力向上の裏には、5月頃から着手したフォーム変更がある。早めにトップの位置に左腕を持っていき「軸足に乗せる時にワンクッションおく」と変更点を説明する。
今季は2軍戦で7試合に登板。昨年2月に受けた左肘のトミー・ジョン手術を踏まえ、肘が痛くならないフォームを追求した。手術前は肘に負担が掛かるインステップで投げて「コントロールも定まらなかった」と話すが、現在は「だいぶ安定感が出てきている」と手応えを口にした。
来季、チームの先発陣では大瀬良、野村が手術明け。ジョンソンは退団し、森下のローテ入りは決定的で九里、遠藤、床田と続く。「今やっていることを、そのまま出していければいいかな。もっと上を目指して」と高橋昂。来季へ向けて順調に結果を積み重ね、来季は18年以来の開幕ローテの座を奪い取る。
昨年2月に左肘の手術を受けて1年9か月、ようやく高橋投手らしいピッチングをすることができました。ピッチングフォームのマイナーチェンジもしっくり来ており、コントロールも安定してきました。高橋投手のポテンシャルはすごいものがあると思っています。なんと言っても抜群のコントロールと球のキレです。
来季はジョンソン投手がいません。どうしても左腕の先発投手が必要です。高橋昂也投手には是非春季キャンプから1軍に帯同して、開幕ローテーションの一角を担ってもらって、床田投手と2枚左腕で頑張って欲しいです。
秋季練習がスタート!
佐々岡監督「勝って喜びを」 広島が秋季練習開始
11/16(月) 16:08
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共同通信
秋季練習を見守る広島・佐々岡監督(奥)=マツダ
今季5位に終わった広島が16日、マツダスタジアムで秋季練習を開始した。52勝56敗12分けで、5年ぶりのシーズン負け越しを喫した佐々岡監督は「負けた悔しさはみんな持っている。来季は勝って喜びを味わいたい、そう思って練習していく」と気持ちを高めた。
就任1年目を「経験のないシーズンの中で選手はよく頑張ったけど、結果として5位。たくさん課題が見つかった」と総括。全体練習に鈴木誠ら主力は加わらず、堂林や森下らがノックなどで鍛えた。過密日程などを考慮して今年は秋季キャンプを行わず、監督は「例年とは違う練習になる。重点的に個々でやっていくと思う」と見通した。
今季5位の不甲斐ない成績に、選手の皆さんも悔しい思いがひとしおだと思います。今季の試合では、結果には表れないミスが多かったように思います。投手のランナーへの牽制、併殺プレー、外野のチャージ、中継プレー、盗塁など、細かなところでのミスが勝敗をかなり分けたのではないでしょうか。
細かなところから今一度チェックして、来季の春のキャンプにつながる、有意義な秋季練習にして欲しいと思います。
新外国人のクロン選手とネヴァラウスカス投手の2選手を獲得!
【広島】新外国人、クロン内野手とネヴァラウスカス投手を獲得
11/16(月) 13:59
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中国新聞デジタル
クロン内野手(左)とネヴァラウスカス投手
広島東洋カープは16日、ケビン・クロン内野手(27)=195センチ、115キロ、右投げ右打ち=と、ドビーダス・ネヴァラウスカス投手(27)=190センチ、102キロ、右投げ右打ち=と契約合意したと発表した。クロン内野手は契約金30万ドル、年俸80万ドルプラス出来高。ネヴァラウスカス投手は契約金25万ドル、年俸62万5千ドルプラス出来高。(金額は推定)
クロン内野手は米マイナーリーグで通算151本塁打を放った長距離砲。2019年から米大リーグのダイヤモンドバックスでプレー。メジャー通算で47試合に出場し、打率1割7分、6本塁打、16打点。「広島の人々のカープへの情熱やエナジーが素晴らしいと聞いています。赤と白のユニホームを着て、カープの歴史に貢献できることを待ちきれません」とコメントした。
ネヴァラウスカス投手はリリーフ。リトアニア共和国出身で、初のメジャーリーガーとなった。2017年からパイレーツでプレーし、メジャー通算76試合に登板して1勝4敗、防御率6・81。「広島のファンのみなさまの応援が待ち遠しいです」とコメントした。
中国新聞社
新型コロナウイルスの影響で、今オフは新外国人の獲得はあるのかどうか関心がありましたが、新たに2選手と契約しました。
クロン選手は右の長距離砲みたいですね。メジャーの頃のバッティングの動画を観ましたが、バッティングがやわらかい感じがしましたし、強引さはなかったかなと思います。日本の投手のパターン、コーナーを攻めるのと、多彩な変化球への対応さえ出来れば、持ち前の長打力が期待できそうです。カープのCS初出場からリーグ3連覇に貢献してくれたエルドレッドさんのようになって欲しいなと思います。
ネヴァラウスカス投手はリリーフピッチャーなんですね。今季序盤はカープは抑え投手の起用に苦しみ、今季5位になった一番の要因になってしまいました。メジャーの頃の動画を観ましたが、タテの変化球がキレているようで、相手バッターが空を切るシーンが多かったです。バッターを早く追い込む事が出来れば、三振の奪取率は高くなると思います。メジャー通算の成績が少し気になりますが、来季はセットアッパーか、フランスア投手の調子如何では守護神として活躍してくれる事を期待したいです。
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