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2020年11月06日
ドラフト3位の大道投手に指名あいさつ
2年連続Bクラス低迷の「広島を救う」 ドラ3大道に期待する“先発完投型”
11/6(金) 17:23
配信
Full-Count
担当スカウトが指名あいさつ「ストレートの速さとスタミナを評価」
広島から指名挨拶を受けた八戸学院大・大道温貴(左)【写真:高橋昌江】
10月26日のドラフト会議で広島から3位指名を受けた八戸学院大・大道温貴投手が6日、大学内で担当スカウトから指名挨拶を受けた。
担当の近藤芳久スカウト、高山健一スカウトと顔を合わせた大道は「指名していただいた感謝の気持ちを持って、これからプレーしていかないといけないと思いました」と気を引き締めた。目標は開幕1軍。「それができたら、また新しい目標を掲げていきたい」とステップアップを誓った。
投げながら成長してきた学生野球だった。春日部共栄高から進学し、1年春のリーグ開幕戦から先発を任された。今春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったが、4年7季で43試合に登板し、22勝6敗。252回2/3を投げ、防御率1.75、253奪三振の成績を残した。
入学時に140キロを超えていた直球は、今年に入り150キロに到達。変化球は1年ごとにカットボール、チェンジアップ、スプリットと勝負球を変え、今年は年明けから改善したスライダーが武器になった。秋季リーグ戦は36イニングで60個の三振を奪い、奪三振率15.00をマークした。大学3年の大学選手権では試合の中盤から球速が落ち、体力不足を実感。夏には走り込みと食事で体重を75キロから5キロ増やし、秋には2完投で自信をつけた。
大道の4年間の取り組みは、夢の舞台に通じていた。「ストレートの速さとスタミナを評価した。三振率も高い。ストレートと同じ腕の振りから投げるキレのいいスライダーを特に注目している。投球のバリエーションがある」と近藤スカウト。「分業制になってきているが、先発完投できるピッチャーになってほしい」と期待を込めた。
花咲徳栄高OBで同い年の広島の左腕・高橋昂也とは高校3年夏の埼玉大会準決勝で投げ合っており、ドラフト指名後には「2人で盛り上げていこう」と連絡を取りあったという大道。ファンへのメッセージを求められると、「早く広島に馴染んでいきたい。広島を救っていけたらなと思っています」と2年連続Bクラスに沈んだチームの救世主となるべく、力強い言葉が飛び出した。
高橋昌江 / Masae Takahashi
大道投手も即戦力として期待されるピッチャーです。来季は栗林投手、森浦投手、そして大道投手と即戦力3人を獲得できましたが、もしかしたら来季は1軍の舞台で2020ドラフトトリオの活躍が見られるかもしれません。
高橋昂也投手とは高校時代に投げ合っていたのですね。これもカープが取り持つ縁なんでしょうね。伸びのあるストレートとキレのいいスライダーが武器という事で、将来はマエケンのような勝てるピッチャーになって欲しいですね。
ドラフト2位の森浦投手に指名あいさつ
広島2位森浦「抑えたい」巨人岡本へリベンジ誓う
11/4(水) 20:24
配信
日刊スポーツ
指名あいさつを受け、帽子を被りポーズを決める広島ドラフト2位森浦(撮影・古財稜明)
岡本へリベンジだ! 最速148キロ左腕の広島ドラフト2位天理大・森浦大輔投手(22=天理)が4日、奈良・天理市内の同校で指名あいさつを受けた。天理高1年の夏、甲子園をかけた奈良大会決勝で、当時智弁学園3年だった巨人岡本にヒットを浴びるなどで敗れた経験を持つ。プロの舞台で逆襲を誓った。
◇ ◇ ◇
おとなしい見た目とは裏腹に、胸の内には熱い闘志を秘める。思い返すのは14年7月、夏の甲子園をかけた智弁学園との奈良大会決勝。森浦は1年生ながら公式戦初先発の大役を任された。初回に3番の岡本と相対した。結果は左前打。主導権を握られ、1回4失点で降板。試合は6対8で敗れた。森浦は「高校の時に打たれているので、プロの世界で対戦することがあれば、抑えたいなと思います」とリベンジを誓った。
たった1度、1打席のみ対戦だったが、強いインパクトを受けた。当時を振り返った左腕は「(岡本は)今まで対戦した中で、一番打ちそうなオーラがありました」と明かした。今ではリーグ連覇を果たした巨人の4番にどっしりとすわる。岡本に加え対戦したい打者に巨人坂本の名を挙げ「誰が見ても良い打者。全部の球種を使って抑えていきたい」と気合を口にした。
左腕不足の広島にとって、即戦力の貴重なピースだ。スリークオーター気味の角度から投げる最速148キロの直球と、右左どちらにも有効なチェンジアップを軸に、スライダー、カーブを操る。担当の鞘師スカウトは「おとなしく見えているけど、プレーでは頑固さ、筋の通った心の強さを感じる」と評価し「投球スタイルは(日本ハム)宮西みたいな感じかな」と説明した。1年目については「(先発、中継ぎ)どちらもできると思いますけど、現段階なら中継ぎの方がイメージしやすい」と語った。
スカウトを通じて佐々岡監督からは「即戦力として期待しているので、その準備をしてほしい」と伝えられた。森浦は「しっかり1年目から1軍で活躍したい。常に全力でプレーしたい」と決意を示した。岡本に敗れ涙をのんだ14年夏から6年の時を経て、心身ともに成長を遂げた左腕。舞台をプロに変え、雪辱を期す。【古財稜明】
◆森浦大輔(もりうら・だいすけ)1998年(平10)6月15日生まれ、和歌山・新宮市出身。天理高では1年夏からベンチ入り。2年時に春夏で甲子園出場。天理大では阪神大学リーグで1年春にMVP、同年秋にMVPと最優秀投手賞を獲得。4年秋は5試合を投げ4勝1敗、防御率0・69で、ベストナインに選出。大学通算22勝11敗。175センチ、71キロ。左投げ左打ち。
即戦力の左腕投手を見事に獲得しました。スリークォーター気味から投げる変化球はエグいものがありそうです。来季の先発で、ジョンソン投手と床田投手が機能するかどうかで、森浦投手のポジションが決まるかなと思います。早く来春のキャンプでの森浦投手のピッチングが見てみたいですね。
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ドラフト4位の小林投手に指名あいさつ
広島ドラ4・小林 マエケン流成長曲線で未来のエースへ 目標は「勝ちを付けられる投手」
11/6(金) 5:30
配信
スポニチアネックス
広島からの指名あいさつを受けた智弁和歌山・小林(左は鞘師スカウト)
広島からドラフト4位指名を受けた智弁和歌山・小林樹斗投手(17)が5日、和歌山市内の同校で田村恵スカウト課長らの指名あいさつを受けた。森下への弟子入りを志願し「勝ち続けられる投手」を目標に掲げた。
手本は身近にいる。「簡単にカウントを取れるカーブ。どういう感覚で投げているのか聞きたい」。最速152キロ直球を軸に多彩な変化球を持つが、カーブの精度は課題の一つ。「160キロは出したい数字」と球速へのこだわりもあるが「1試合でも多く、チームに勝ちを付けられる投手」になるため、緩急を磨く。
小林は「1年目から(1軍の)マウンドに上がりたい」と意気込むが、育成力に定評がある球団は、数年後を見据える。鞘師智也スカウトは「マエケンのようになってほしい。馬力は負けていない」と言う。ツインズ・前田健太は1年目は2軍で経験を積み、2年目に1軍デビュー。3年目に投手陣の軸となった。「4位に残るとは思っていない投手」。潜在能力は抜群。偉大な先輩右腕のような成長曲線を期待する。 (桜井 克也)
ポテンシャルの高い小林投手はいきなり1軍のマウンドに立ちたい思いがあるようですが、まずはシーズン通して投げられる体力作りをしっかりしなくてはなりませんね。
MAX152キロのストレートは魅力的ですが、変化球の精度に課題があるようです。スタミナには自信があるようですから、小林投手は先発型になるでしょう。3年後には1軍のマウンドで小林投手が躍動する姿を見たいですね。