2020年11月05日
24回戦@マツダ 広島5−4読売(延長10回サヨナラ) 會澤選手執念の同点タイムリー!松山選手気合いのサヨナラタイムリー!ケムナ投手プロ初勝利!
広島7連勝!松山サヨナラ打で延長戦制す 巨人連敗
11/5(木) 21:44
配信
日刊スポーツ
広島対巨人 10回裏広島2死満塁、松山はサヨナラ中前適時打を放つ(撮影・加藤孝規)
<広島5−4巨人>◇5日◇マツダスタジアム
広島薮田、巨人サンチェスが先発。広島は2回に松山の中犠飛で先制。3回には長野の2年ぶり2桁10号ソロで加点した。
巨人は先発サンチェスが5回2失点で降板も、6回に坂本が通算1998安打目となる18号同点2ラン。広島薮田をKOした。
巨人は7回に岡本と丸の連続適時打で2点を勝ち越し。広島は8回に1死満塁から会沢の2点打で同点とし、延長戦に突入した。
広島は延長10回2死満塁から松山の中前打でサヨナラ勝ち。引き分けを挟んでの連勝を7に伸ばした。巨人は2連敗。
カープは今はセ・リーグで一番強いチーム状態だと言えますね。ホントに負けないですね。
打線は2回裏、読売先発のサンチェス投手を攻め、先頭の西川選手が左中間への2ベースで出塁。會澤選手のショートゴロで3塁へ進塁し、松山選手がセンターへの犠牲フライで1−0と先制しました。
さらに3回裏、2アウトから長野選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、2−0としました。
先発の薮田投手は立ち上がりから上々のピッチングを展開し、5回まで2安打無失点の好投でした。球のスピードはまだ戻っていませんが、キレがあり、もう大丈夫だろうなと思った矢先の6回表に読売打線に捕まりました。
先頭の吉川選手にライトヒットで出塁を許すと、続く読売坂本選手にカウント3−0からの142キロのど真ん中のストレートを捉えられ、左中間スタンドへ2ランを浴びて2−2の同点とされました。カウント有利な場合はいとも簡単に打ち取りますが、不利な場合は苦し紛れに投げた甘い球を痛打されるという、薮田投手の悪い癖がありますが、この6回に悪い癖が出てしまいました。結局薮田投手は5回1/3、87球を投げて5安打2失点で降板しました。まだ首脳陣の信頼は勝ち取ってはいないようです。
7回表は4番手の塹江投手が登板しましたが、塹江投手が捕まりました。2アウト後、読売坂本選手に四球を与え、出塁されると、続く読売岡本選手2右中間へのタイムリー2ベースを浴びて2−3と逆転されました。この打球、センターの西川選手が追いついていたのですが、目測を誤って捕球できませんでした。非常に痛い1失点になりました。続く読売丸選手にレフト前タイムリーを浴びて2−4とされました。
しかし、今のカープは粘りがあります。8回裏、読売4番手の高梨投手を攻め、1アウト後、田中広輔選手、鈴木誠也選手が連続四球。続く西川選手が死球で満塁のチャンスを迎えます。ここで會澤選手が3球目を打って、三遊間をしぶとく抜くレフト前への2点タイムリーを放ち、4−4の同点に追いつきました。読売高梨投手から打ったのは大きいですね。
試合はこのまま延長戦に入りました。10回裏、読売6番手の田口投手を攻め、先頭の長野選手がライト前ヒットで出塁。田中広輔選手が送りバントするもピッチャーフライでアウト。しかし、読売田口投手が1塁へ悪送球し、1塁ランナーの代走曽根選手は2塁へ進塁。続く鈴木誠也選手は申告敬遠で1アウト1、2塁。続く西川選手がライト前ヒットを放ち、2塁ランナーの曽根選手が本塁に突入。クロスプレーでセーフの判定となり、サヨナラかと思われましたが、読売原監督のリクエストでアウトとなり、2アウト1、3塁となりました。続く會澤選手は申告敬遠で満塁となり、バッターは松山選手です。読売田口投手が投げた6球目を打ち、打球はセンターの前でバウンド。サヨナラタイムリーとなり、5−4で勝利しました。
素晴らしい試合でした。選手全員が一丸となった戦いが出来ています。これでチームは引き分けを挟んで7連勝となり、残り3試合全勝すれば、勝率5割になります。
ピッチャーの防御率の話ですが、今日中日の大野投手がDeNA戦で7回無失点のピッチングで防御率を良くしました。森下投手がこれを逆転するには、6回1/3を自責点0をクリアしないといけません。おそらく逆転をかけて登板するでしょうが、シーズン最終戦の11日中日戦で、中日大野投手との投げ合いになる可能性がありそうです。
カープは明日は試合がありません。あさって土曜日にマツダスタジアムで阪神戦です。石原慶幸選手の引退試合です。是非勝利で花道を飾りましょう!
小窪選手が自由契約。退団へ。
広島小窪哲也が退団 現役続行希望を尊重し自由契約
11/5(木) 17:39
配信
日刊スポーツ
広島小窪哲也(2020年2月14日撮影)
広島が5日、小窪哲也内野手(35)の退団を発表した。球団は来季の契約について話し合いを続け、現役続行を希望する本人の意思を尊重して自由契約という形をとることを決めた。
小窪は07年の大学生・社会人ドラフト3位で広島に入団。1年目から98試合に出場すると、シュアな打撃と内野全ポジションを守れる守備力で地位を築いていった。14年以降は代打の切り札として勝負強い打撃を発揮し、多くの若手が慕うリーダーシップでチームの精神的支柱となった。16年から選手会長としてチームを引っ張り、25年ぶり優勝に大きく貢献した。
一方で出場機会は徐々に減り、今季はここまでわずか2試合出場にとどまった。
びっくりしました。小窪選手の退団は予想していませんでした。
小窪選手は勝負強いバッティングが印象的です。カープが3連覇する頃は代打の切り札として活躍しました。しかしながら今季は2試合しか出場がありませんでした。カープにとっては精神的支柱の存在だけに、ドリヨシはただただショックです。
広島東洋カープ 2021年 カレンダー
藤井皓哉投手、平岡投手、戸田投手に戦力外通告。
広島が3選手に戦力外通告 通算14試合出場の藤井皓は「まだ投げたい」
11/4(水) 16:27
配信
東スポWeb
広島、藤井皓哉
広島は4日、藤井皓哉投手(24)、戸田隆矢投手(27)、平岡敬人投手(25)の3選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
藤井皓は2014年におかやま山陽からドラフト4位で入団。18年にプロ初勝利を挙げたが、今季は一軍出場なしに終わっていた。この日、球団事務所を訪れた右腕は「ここまで育てていただいて感謝している。9、10月は自分の思うように投げられていたのでまだ投げたい気持ちはある」と現役続行を望み、トライアウトを受ける予定だという。
平岡は17年に中部学院大からドラフト6位で入団。プロ3年間で一軍出場はなく「言われたばかりで心の整理がついていない。どうなるか分からない。ゆっくり決めたい」と今後については未定とした。
また、7月に左ヒジのトミー・ジョン手術を受けていた戸田は育成選手として再契約する。
東京スポーツ
さびしいニュースですね。プロの世界はやはり厳しいです。チームに貢献できなければ去らなくてはなりません。
藤井皓哉投手は2018年に1軍で勝利し、中継ぎで活躍できるかと思われたのですが、結果が出せずに終わってしまいました。現役続行を希望との事なので、トライアウトを受けて、新天地で活躍できるよう、祈っています。
平岡投手は1軍登板がありませんでした。2軍で目を見張るものが出せれば良かったのですが、なかなかうまくいきませんね。心の整理がついていない気持ちはよくわかります。
戸田投手は一時は1軍の先発ローテーションの一角を担う所までいきましたが、1軍寮での転倒で左手を痛めて離脱するという、悔しいケガがありました。以降1軍に定着できずにいました。来季は育成契約になりますが、とにかく結果を出さないといけないシーズンになります。左肘の術後のリハビリをしっかりこなして、実戦復帰に向けて頑張って欲しいです。