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2020年10月17日
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19回戦@マツダ 広島2−5中日 森下投手7回1失点好投も救援失敗で9勝目ならず。
広島 継投失敗でドラ1・森下の9勝目消滅 佐々岡監督「これで失敗したら監督の責任」
10/17(土) 18:26
配信
東スポWeb
降板後、ベンチからナインに声援を送った広島・森下だが…
ルーキー右腕の9勝目は幻となった。広島のドラフト1位・森下暢仁投手(23)が17日の中日戦(マツダ)に先発。「いい投げ合いができるようにと思って準備していた」と明大時代の先輩である中日・柳とのプロ初対決で7回1失点を見せて勝利投手の権利を得てマウンドを後にした。
しかし、継投策が裏目に出た。森下の後を受けて8回に登板した塹江が一死から四球と安打で一、二塁のピンチを招く。ここで首脳陣は早々に守護神・フランスアを投入する執念を見せたが、悪い流れを止められず。二死満塁から阿部に2点適時打を浴びて逆転を許し、森下の勝ち星が消えると、続くビシエドにも打たれてこの回一挙4失点となった。
まさかの逆転負けに佐々岡真司監督(53)は「森下がしっかり試合を作ってくれて勝てる試合だった。勝ちパターンの継投。これで失敗したら監督の責任でもある。期待に応えてくれると思って送り込んでいる。何とか森下を勝たせたいと思っての継投だった」とガックリ。森下の勝利目前での逆転負けは3度目となってしまった。
東京スポーツ
森下投手の9勝目がお預けになってしまいました。とても残念でなりません。
打線は1回裏、中日先発の柳投手を攻め、2アウトから連打で1、3塁とし、西川選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−0と先制しました。
さらに3回裏は、鈴木誠也選手の2ベースを足掛かりに2アウト3塁のチャンスから、坂倉選手がライト前タイムリーを放ち、2−0としました。
先発のルーキー森下投手は立ち上がりから抜群のピッチングで中日打線を抑えました。
森下投手の唯一の失点は4回表、連打でノーアウト1、2塁とされました。しかし、森下投手はここからがすごいです。中日阿部選手、ビシエド選手を空振り三振に仕留め、2アウトまできました。が、あと1人というところで中日高橋選手にレフト前タイムリーを浴びて2−1とされました。アウトコースへのストレートが中に入った所をうまく打たれてしまいました。
しかし、以降森下投手は危なげないピッチングを展開し、7回96球を投げて5安打1失点、8奪三振の好投でした。規定投球回に達し、防御率も2.21と良くなりました。
8回からは継投に入りましたが、これが裏目に出てしまいました。ドリヨシ的には、7回までで96球だっただけに、8回も森下投手に投げて欲しかったですね。完投も可能だったのではないかと思いつつ、継投の行く末を見ていました。
8回は塹江投手が登板しました。が、1アウト後、中日木下選手に四球を与え、イヤな雰囲気が漂います。続く中日代打堂上選手にレフト前ヒットを打たれ、ノーアウト1、2塁となります。カープベンチはここで抑えのフランスア投手に代わりました。続く中日大島選手に四球を与えて1アウト満塁の大ピンチとなります。続く中日京田選手はセカンドフライて2アウト満塁になりました。あと1人という所でしたが、中日阿部選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて2−3と逆転されました。これで森下投手の勝ちが消えてしまいました。最悪の展開です。その後、フランスア投手の暴投で2、3塁とされ、中日ビシエド選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて2−5となり、試合が決まってしまいました。
非常に後味の悪い試合となってしまいました。塹江投手も、フランスア投手も、いつもとは表情が違っていました。森下投手の勝ちを消してはいけないという、その緊張感で余裕がない感じでした。1点差ということもあったので、森下投手には完投させて欲しかったです。森下投手と心中で良かったのではないでしょうか。今日の試合は監督の責任はかなり大きいと思います。
明日もデーゲームです。カープは中村祐太投手です。ピッチングのコツを掴んだ感じがしますので、明日も試合をしっかり作ってくれるでしょう。中日は清水投手です。決して油断のできないピッチャーです。打線はどんどん仕掛けて、プレッシャーを与えて崩していきたいですね。
18回戦@マツダ 広島6−8中日 鈴木誠也選手2本のホームランも及ばず。終盤リリーフ陣踏ん張れず。
広島・鈴木誠也が2本塁打も…反撃及ばず 22号2ラン、23号3ランで5打点
10/16(金) 22:41
配信
デイリースポーツ
9回、バックスクリーンへ3ランを放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
「広島6−8中日」(16日、マツダスタジアム)
広島・鈴木誠也外野手(26)が1試合2発の本塁打で5打点をマークし、敗戦の中で気を吐いた。
3点を追う三回は1死一塁からロドリゲスの速球を豪快に振り抜いてバックスクリーンへ2ラン。追撃の一打に「バッティングカウントだったので割り切って打ちに行った結果、しっかり捉えることができました」と3ボールから放った22号を振り返った。
5点ビハインドの九回は無死一、二塁で藤嶋から3ラン。再びバックスクリーンに突き刺す23号。6月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、出場92試合ぶりの1試合2発で攻撃陣を引っ張った。
試合終盤までは1点差の非常に締まったゲームでしたが、8回、9回と追加点を許し、試合を決められてしまいました。
打線は1回裏、中日先発のロドリゲス投手を攻めて、ヒットとボークなどで2アウト3塁とし、松山選手がライト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。
しかし、直後の2回表に先発の床田投手が捕まりました。1アウト後、連打で1、3塁とされ、中日遠藤選手にレフト前タイムリーを浴びてたちまち1−1の同点になりました。さらに中日木下選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて、1−4と一気にリードされてしまいました。今日の床田投手はそんなに悪くないと見ていたのですが、勝負球が甘く入り、中日打線に弾き返されていました。
3回裏、1アウト後、田中広輔選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く鈴木誠也選手がセンターバックスクリーンへ2ランを放ち、3−4と1点差に迫りました。
床田投手はそれ以降6回までは無失点のピッチングをしました。まずまずの内容で、中日打線は凡打の山を築きました。それだけに、2回の失点、特に中日木下選手にうたれた3ランは痛かったですね。
7回からは菊池保則投手が登板しました。しかし、8回に捕まります。ヒットと四球などで1アウト1、2塁となったところで、3番手の中田投手、さらに4番手の中村恭平投手に代わりました。そして中日高橋選手にセンター前タイムリーを浴びて3−5。さらに2アウト満塁となり、中日遠藤選手にライト前タイムリーを放ち、3−6となりました。
そして、9回表、育成出身の藤井黎來投手が当番しました。連打で1アウト2、3塁とされ、中日阿部選手にレフト前タイムリーを放ち、3−8となりました。
カープも後半、チャンスはありました。6回裏は1アウト2、3塁。7回裏は1アウト1、2塁。中日からチャンスは作るのですが、あと1本が出ません。
そして9回裏、連打でノーアウト1、2塁とし、鈴木誠也選手がセンターバックスクリーンへ3ランを放ち、6−3。3点差に追い上げましたが、中日はR・マルティネス投手に代わり、後続は断たれ、試合が終わりました。
指摘したい場面はかなりあるのですが、今夜はもうよしとしましょう。明日はデーゲームで、午後2時開始です。カープの先発はルーキー森下投手です。新人王がかかる大事な試合が続きます。明日の中日は柳投手です。打線の奮起で森下投手を大量援護しましょう!