2020年08月20日
１１回戦@マツダ 広島１−１０横浜DeNA K・ジョンソン投手今日も勝てず。リリーフ陣もピリッとせず計１０失点と大敗。
広島の先発Ｋ・ジョンソン ８試合目登板も白星ならず 六回途中４失点で降板
8/20(木) 20:06
配信
デイリースポーツ
４回、適時打を打たれ先制を許した広島のＫ・ジョンソン（右）＝マツダスタジアム（撮影・立川洋一郎）
「広島−ＤｅＮＡ」（２０日、マツダスタジアム）
先発した広島のＫ・ジョンソンが、またもや白星をつかめなかった。
初回、先頭の梶谷に右前打。続く宮崎への６球目に梶谷がスタートしたが、今季初めてバッテリーを組む女房役・石原慶が素早い送球でアウトにしてピンチの芽を摘んだ。二回は２死一塁から柴田の左中間への飛球に左翼・長野がスライディングキャッチ。バックももり立てた。
三回までＤｅＮＡ打線を無失点に抑えていた左腕だが、四回に捕まった。１死満塁と攻められ、７番・嶺井に高めのボールを捉えられた。打球は中堅方向に伸びて、フェンス直撃の２点適時二塁打。先制を許すと、なおも１死二、三塁から柴田の犠飛で３点目を失った。
六回には無死二、三塁のピンチを招き、嶺井への２球目が高めに抜ける暴投となって三塁走者が生還。“自滅”のような形で重たい４点目を献上してしまった。今季８試合目にして白星をつかめず。悩める左腕に、なかなか光が差し込んでこない。
とにかく勝てませんね。それもホームのマツダスタジアムで勝てません。カープの選手はファンの大声援がないと勝てないのでしょうか？結果的には散々たるものになりました。
先発K・ジョンソン投手は今日は石原慶幸選手がキャッチャーに入ったので、ジョンソン投手らしいピッチングを期待しました。が、立ち上がりから球が高めに浮いていました。バックの好守もあって、３回まではDeNA打線を無失点に抑えました。
しかし、４回表、３本のヒットで１アウト満塁のピンチを背負いました。そしてDeNA嶺井選手にセンターオーバーの２点タイムリー２ベースを浴びて、０−２と先制されました。この打たれた４球目も球が高かったですね。続くDeNA柴田選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、０−３とされました。
打線は５回裏、DeNA先発のピープルズ投手から、堂林選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、１−３としました。しかし、今日のカープの得点はこの１点のみになりました。非常に淋しい限りです。
６回表、K・ジョンソン投手が乱れました。ヒット２本でノーアウト２、３塁とされると、DeNA嶺井選手の打席の時にジョンソン投手が暴投し、３塁ランナーが生還し、１−４となりました。この暴投はジョンソン投手らしくなかったですね。気持ち的にキレてしまっていたのでしょうか。その後１アウト１、３塁となった所でジョンソン投手は降板しました。５回途中４失点で、今日も勝ちがつきませんでした。非常に残念です。
７回表は３番手の中田投手が登板しましたが、１アウト２塁からDeNA佐野選手にセンターオーバーのタイムリー２ベースを浴びて１−５。さらに２アウト３塁からDeNA倉本選手にライト前タイムリーを浴びて１−６となりました。中田投手はストレートに磨きをかけて１軍に昇格したのですが、変化球が多く、その変化球を狙われた格好になってしまいました。もっとストレートで勝負して欲しかったです。
８回表は４番手に矢崎投手が登板しました。ファームでは制球が安定し、三振をバッタバッタと奪う好投を見せて、１軍に昇格しました。しかし、ヒットと四球でノーアウト１、２塁とされ、DeNA梶谷選手にセンター前タイムリーを浴びて１−７。１アウト後、DeNAソト選手にセンターへの３ランを浴びて１−１０と、試合を決められてしまいました。厳しい事を言うようですが、ファームで素晴らしい結果を残しても、１軍で結果を残さないと全く意味がありません。いわゆる２.５軍で何をやってきたのか、疑問が残ります。
今日の試合、ポジれる点はほとんどなかったですが、一つ感動した事がありました。９回表の守備、セカンドに２年目の羽月選手が入ったのですが、守備時に大きな声を出して５番手に登板したケムナ投手を励ましていました。その声は集音マイクを通してテレビ、ラジオで聞こえてきました。９点差で試合はほぼ決まっている中で、元気一杯の羽月選手は素晴らしいと感動しました。泥沼化してきているチームに希望の光が見えた気がしました。
これでこのカードは２敗１引き分けと、勝ちがありませんでした。首位を走る読売は３０勝に到達しました。明日からその読売との３連戦です。セ・リーグを面白くするために、カープの反攻を期待します。明日カープの先発は森下投手です。前回阪神戦はプロ初完投、初完封を成し遂げました。明日も無双のピッチングに期待しましょう。読売は田口投手です。最近２試合では負け投手になっています。明日は右バッターがカギを握りそうです。長野選手、鈴木誠也選手あたりの活躍に期待です。
