2020年08月08日
7回戦@マツダ 広島2−1阪神 大瀬良投手7回1失点粘投で4勝目!坂倉選手決勝タイムリー!
復帰の広島大瀬良が4勝目、阪神4カード勝ち越しなし
8/8(土) 21:11
配信
日刊スポーツ
広島対阪神 7回表阪神1死満塁、大瀬良は代打福留を二ゴロ併殺打に打ち取りガッツポーズ(撮影・加藤孝規)
<広島2−1阪神>◇8日◇マツダスタジアム
広島が1回に長野の3号ソロで先制。阪神は2回に大山の9号ソロで追いついた。復帰登板の広島大瀬良は3回まで1安打投球。
中盤は両先発による投手戦。広島大瀬良は走者を出しながらも粘り、阪神西勇は6回無死二塁も本塁を踏ませなかった。
広島は7回に代打坂倉が勝ち越し打。復帰の大瀬良が4勝目を挙げ、2カード連続勝ち越し。阪神は4カード連続勝ち越しなし。藤川3敗目。
今日は広島大瀬良投手と、阪神西投手の息詰まる投手戦でしたが、大瀬良投手が投げ勝ちました。今日の勝ちは大瀬良投手にとっても、チームにとっても大きいですね。
1回裏、2アウトから長野選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。長野選手は絶好調ですね。昨年と違って雰囲気を感じます。天敵阪神西投手から先制出来たのも大きかったですね。
しかし、直後の2回表、大瀬良投手は先頭の阪神大山選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて、1−1の同点になりました。ドリヨシ的には、このホームランは交通事故的なものに感じました。なので仕方ないかなと思いました。
その後は大瀬良投手と西投手の投げ合いが続きました。
7回表、大瀬良投手に最大のピンチが訪れました。先頭の阪神サンズ選手、続くボーア選手に連打を浴びて、ノーアウト1、3塁とされました。ドリヨシ的には最悪1点は仕方ないかなと覚悟してしまったのですが、大瀬良投手は気迫のピッチングを展開しました。続く阪神梅野選手はピッチャーゴロ。大瀬良投手が捕球すると、3塁ランナーのサンズ選手が飛び出しているのを見て、3塁へ送球。羽月選手がタッチしてアウトにしました。1アウト1、2塁に変わります。このプレーは大きかったですね。大瀬良投手も羽月選手も冷静でしたね。続く阪神植田選手は四球で1アウト満塁になりました。ここで阪神は西投手の打順で代打に福留選手を起用しました。ここでもドリヨシは1点は覚悟したのですが、大瀬良投手はさらにギアを上げてきました。福留選手はセカンドゴロ。4−6−3の併殺に打ち取り、見事にピンチを脱しました。大瀬良投手は7回まで投げて、5安打6奪三振、1失点の粘りのピッチングを見せてくれました。
さて、ピンチの後にはチャンスがやって来ます。7回裏、阪神2番手の藤川投手を攻めます。先頭の代打大盛選手が四球を選んで出塁。藤川投手の牽制悪送球で大盛選手は2塁へ進塁しました。この悪送球は大きかったですね。一気にチャンスが拡大します。1アウト後、代打に坂倉選手が入ります。阪神藤川投手の5球目のフォークボールをうまくすくって、センター前タイムリーを放ち、2−1と勝ち越しに成功しました。まさに値千金のタイムリーでした。
こうなると勝ちパターンの継投に入り、8回は塹江投手、9回はフランスア投手が締めて、見事2−1で勝利しました。
1点差ゲームを勝ったのは、今季初でした。それまでは0勝6敗という、信じられない事態になっていました。そんな意味でも今日の勝ちは大きいです。今日勝てた事で、読売追撃のシナリオが始まりそうです。
明日の広島の先発は遠藤投手です。前回のマツダでの阪神戦では、ボーア選手に満塁ホームランを浴びるなど、散々な結果だったので、リベンジに燃えていると思います。先日の読売戦の完投勝利の勢いそのままに、無双のピッチングを期待します。阪神は秋山投手です。漬け入る隙は十分あります。おとといの試合のように、打線が粘り強く、ねちっこい攻撃をすれば、勝機はあると見ています。
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