2020年08月07日
6回戦@マツダ 広島11−6阪神 15安打11得点で打ち勝つ!2年目羽月選手初出場で3打点!松山選手4打点!森下投手3勝目!
広島 ピースナイターで代役4番と新戦力活躍 今季5度目2桁得点 ドラ1森下3勝目
8/7(金) 21:42
配信
デイリースポーツ
5回、2点適時三塁打を放った羽月は二塁へ走る(撮影・田中太一)
「広島11−6阪神」(7日、マツダスタジアム)
広島が歴史を次世代に継承していくという思いを込めた「ピースナイター2020」で今季5度目の2桁得点で快勝した。4番鈴木誠を欠く打線は、代役で4番に入った松山が3ランを含む3安打4打点、初の1軍昇格の羽月がプロ初安打初打点など3打点と活躍。先発のドラ1森下は6回4失点で3勝目を挙げた。
初回、無死一塁から羽月が送りバントを決め1死二塁。3番・堂林は三振に倒れたが、鈴木誠がスタメンから外れ今季初めて4番に入った松山が、中前へ先制の適時打を放った。続く坂倉が二塁打で続き、ピレラの遊撃適時打で加点した。
三回には羽月のセーフティースクイズ(記録は安打)が決まり、松山の3号3ランで4点を奪った。
2点差に詰め寄られた五回には羽月のプロ初長打となる右越え2点適時三塁打突き放した。六回にも3連続四球で好機をもらい、代打長野が中前へ2点適時打。途中出場の大盛も適時打を放ち3点を加えた。
先発の森下は序盤の大量リードにも守られ6回4失点で3勝目を挙げた。
今日の試合は新戦力と代役の4番の活躍はもちろん、チーム一丸となって戦っての勝利でした。今日の勝利は大きいです。
打線は1回から阪神先発の青柳投手に襲いかかりました。
1回裏、2アウト2塁から、今日鈴木誠也選手に代わって4番に入った松山選手がセンター前へタイムリーを放ち、1−0と先制しました。さらに2アウト2、3塁から、ピレラ選手がショートへのタイムリー内野安打を放ち、2−0としました。
さらに2回裏は1アウト1、3塁から、今日1軍昇格即セカンドスタメンに入った羽月選手がセーフティースクイズを決め、タイムリー内野安打となり3−0になりました。このセーフティーバントは絶妙でしたね。いきなり羽月選手の俊足を活かしたプレーを見ることができました。さらに2アウト1、2塁から松山選手が初球を叩いて、ライトスタンドへ3ランを放ち、6−0となりました。
カープ先発の森下投手は、今日も制球にやや苦しむ展開で球数を要するピッチングになりました。1回、2回はなんとか無失点に抑えましたが、3回表、1アウト2塁から阪神近本選手にセンター前タイムリーを浴びて6−1になりました。
5回表は1アウト1、2塁から阪神代打中谷選手にレフト前タイムリーを浴びて6−2。続く阪神近本選手にレフト線へのタイムリー2ベースを浴びて6−3。さらに阪神福留選手のセカンドゴロの間に1点を追加し6−4と2点差に迫られ、試合の行方がわからなくなりました。
しかし、その直後の5回裏、阪神3番手の小川投手を攻め、2アウト1、2塁から羽月選手が右中間を破る2点タイムリー3ベースを放ち、8−4とリードを広げました。この2点は2点差に迫られた直後だけに、非常に大きかったですね。この場面、前のバッターの西川選手が申告敬遠されていただけに、羽月選手も必死だったと思います。
カープ先発の森下投手は6回108球を投げて、6安打4失点の苦しみながらも粘りのピッチングでした。次回は森下投手らしい、ストライク先行の攻めのピッチングに期待します。
6回裏、阪神4番手伊藤投手を攻め、2アウト満塁から代打長野選手がセンター前へ2点タイムリーを放ち、10−4としました。長野選手は絶好調ですね。ベンチに控えで置いておくのがもったいないですね。さらに続く途中出場の大盛選手がセンター前タイムリーを放ち11−4としました。大盛選手はプロ初打点になりました。
7回表、2番手の高橋樹也投手がノーアウト1、2塁から阪神サンズ選手にレフト前タイムリーを浴びて11−5。さらに3番手の島内投手が登板しましたが、阪神梅野選手の打席で、キャッチャーの坂倉選手画パスボールをし、11−6とされました。
8回は一岡投手、9回はDJ・ジョンソン投手が無失点に抑え、11−6で阪神に打ち勝ちました。
今日の試合はドリヨシ一推しの羽月選手が1軍昇格し、即スタメンで出場しましたが、期待通り、いや、期待以上の活躍をしてくれたので、とても嬉しかったですね。羽月選手にとっても、今日の試合は貴重な経験になったと思います。もう一人の一推しの大盛選手も、プロ初タイムリーを放ちました。チャンスをしっかり掴みつつありますね。若い力が確実に伸びてきています。チームとしては連敗しなかったのが大きいですね。読売追撃には大型連勝が不可欠です。そのためには投手陣の踏ん張りが必要です。打線が活発なので、ある程度投手陣が抑えれば、連勝は十分出来るとドリヨシは考えています。
明日のカープの先発は1軍に復帰の大瀬良投手です。コンディション不良からの復帰登板ですが、どれだけのピッチングをするのか未知数ですが、不安を払拭するピッチングに期待します。阪神は西投手です。前回DeNA戦では6回5失点で敗戦投手になっています。隙はあると思います。緻密なねちっこい攻撃で、是非攻略しましょう!