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2020年07月30日
9回戦@マツダ 広島4−4中日(延長10回今季特別ルールにより引き分け) 堂林選手逆転3ランもリリーフ陣追いつかれ痛恨のドロー。K・ジョンソン投手今季初勝利もフイ。
広島堂林が逆転3ランも追いつかれ中日に引き分け
7/30(木) 21:58
配信
日刊スポーツ
広島対中日 4回裏広島1死一、二塁、堂林は逆転の3点本塁打を放つ(撮影・加藤孝規)
<広島4−4中日>◇30日◇マツダスタジアム
先発は広島K・ジョンソン、中日岡野。中日は3回、福田の中前適時打で先制。広島はその裏、西川の左中間への2号ソロで同点。
中日は4回、木下拓の左前適時打で1点勝ち越し。広島はその裏、堂林が左中間へ7号3ランを放ち、逆転に成功した。
中日は7回、ビシエドの中前2点適時打で同点。広島は5回以降追加点を奪うことができず、試合は延長戦に突入した。
延長10回は両軍ともに決め手を欠き、4−4で引き分けた。広島は今季4試合目、中日は今季2試合目の引き分け。
今日の試合も、本来なら勝ちきらないといけないケースですが、リリーフが踏ん張れず、悔しい引き分けに終わりました。
先発は1軍に復帰したK・ジョンソン投手でした。完璧ではありませんでしたが、粘りのピッチングを展開しました。3回表は2アウト2塁から、中日福田選手にセンター前へタイムリーを浴びて、0−1と先制を許しました。2アウトからの失点だけに、もったいなかったです。
1−1で迎えた4回表には1アウト3塁から、中日木下選手にレフト線へのタイムリーを浴びて1−2と勝ち越されました。同点に追いついた直後のイニングだけに、全力で無失点に抑えて欲しかったですが、残念です。しかし、その後は中日京田選手をセカンドゴロの併殺に打ち取り、3アウトにしました。
まだまだK・ジョンソン投手は本来のピッチングがまだ出来てはいませんが、今日は丁寧に投げようという意図は見えてきました。K・ジョンソン投手は6回95球を投げて2失点の粘りのピッチングをしました。次につながるピッチングだったと思います。
打線は1点先制された直後の3回裏、中日先発の岡野投手から、西川選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−1の同点になりました。左中間の一番深い所へ叩きこむところは、西川選手もパワーがついてきている証拠ですね。
さらに1−2で迎えた4回裏は、鈴木誠也選手、松山選手の連打で1、2塁のチャンスで、堂林選手が中日岡野投手の投げた初球のカーブをとらえ、左中間スタンドへ3ランを放ち、4−2と逆転に成功しました。
しかし、7回表、2番手の菊池保則投手が捕まりました。ヒット2本と四球でノーアウト満塁の大ピンチを背負いました。が、中日大島選手を空振り三振。続く阿部選手をファーストフライに打ち取り、2アウトまでこぎつけましたが、中日ビシエド選手にセンター前へ2点タイムリーを浴びて、4−4の同点に追いつかれました。ビシエド選手に対しては攻めのピッチングが見られず、逃げ気味に投げていました。インコースに飛び込む事もなく、アウトコースばかりでは、やはり打たれて当然の結果だと思います。
「弱気は最大の敵」です。強気の姿勢を見せて欲しかったですね。
以降は両軍共に決定打がなく、延長10回でドローとなりました。K・ジョンソン投手今季初勝利がなくなったのは非常に残念です。なかなかチームに勢いがつきませんね。このままズルズルとシーズンが終わってしまうのでしょうか。
さて、明日からは東京ドームで読売との3連戦です。もし、今季リーグ優勝するならば、3連戦3連勝しかありません。チーム全員が火の玉となって、立ち向かうのみです。明日の先発はルーキー森下投手です。素晴らしいピッチングを期待しましょう。読売は畠投手です。今季初登板ですから、チャンスはあるはずです。カープらしい野球で、読売を慌てさせましょう!