広島・堂林様々「毎日必死です」値千金の逆転満塁弾で５打点の大暴れ！
7/8(水) 21:40
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デイリースポーツ
８回、逆転満塁弾を放ち笑顔で生還する堂林（右）＝撮影・立川洋一郎
「広島６−３ＤｅＮＡ」（８日、マツダスタジアム）
広島・堂林がチームを救った。値千金の逆転満塁本塁打で、連敗は４でストップ。適時打も放ち、まさに堂林“様々”の活躍ぶりだった。
１点を追う八回、１死満塁。「チャンスだったのでランナーを返すつもりで打席に入った」と振り返った背番号７はパットンの直球を仕留め、バックスクリーンへ運ぶ３号満塁弾を放った。
七回まで１５残塁で、チャンスをつぶし続ける嫌な展開。ファンの願いを背負い、好調の男が勝負強さを見せつけた。
長く不調に苦しんできた男が、今季はついに復活を遂げた。好調が続き、この日は三塁での起用。「そこはいい時も悪いときもあるが、やることをしっかりやっていきたい。試合に出られればどこでもいいので準備はできていた」。適時打を含む５打点の活躍で勝利に貢献した。
「今のところはいい状態できている。毎日必死です」。チームの連敗を４で止めたヒーローは、浮かれることなく表情を引き締めた。
今日の試合は７回までは重苦しい展開でしたが、堂林選手の一振りで勝利しました。
先発ジョンソン投手は今日は悪くはなかったです。制球も安定して、過去２試合の時と比べると調子は良かったですね。ただ、点の取られた１回表と７回表は、先頭バッターに四球を与えてしまったところからの失点だけに、痛かったですね。
１回表は先頭のDeNA梶谷選手に四球を与えたのをきっかけに、ノーアウト１、３塁のピンチを招きました。そしてDeNAオースティン選手のサードゴロ併殺の間に１点を失いました。しかし、ここを併殺に打ち取ったのは大きかったですね。
７回表は先頭のDeNA佐野選手に四球を与えたのをきっかけに、１アウト１、３塁のピンチを招くと、DeNA大和選手にセンターへの犠牲フライを打たれ、２−２の同点に追いつかれました。さらにジョンソン投手の暴投でランナーを２塁に進めると、DeNA高城選手にセンター前にタイムリーを浴びて２−３と逆転されてしまいました。暴投が痛かったですね。
結局、ジョンソン投手は７回109球を投げて６安打３失点と、それでも先発投手の責任は果たせたと思います。次回登板で是非勝ちをつけてあげたいですね。
打線は３回裏、DeNA先発の濱口投手を攻め、１アウト満塁から堂林選手がレフト前タイムリーを放ち、１−１の同点とします。
さらに６回裏、１アウト１、３塁から、松山選手がレフト前へ執念のタイムリーで２−１と勝ち越しました。
しかし、前述しましたが、７回にDeNAに２−３と逆転されました。DeNAのリリーフ投手を考えると、逆転は厳しいかと思われました。
８回表、２番手に塹江投手が登板し、DeNA打線を３者凡退に打ち取りました。このピッチングが大きかったですね。
８回裏、DeNA４番手のパットン投手を攻め、１アウト満塁の大チャンスが到来しました。そして、堂林選手がパットン投手の渾身のストレートを弾き返し、センターバックスクリーンへ逆転満塁ホームランを放ち、６−３と一気に試合を決めました。
９回は新守護神の菊池保則投手が登板しました。少しバタバタしましたが、DeNA打線を無失点に抑え、６−３で勝利しました。菊池保則投手はプロ初セーブになりました。
今日もし試合を落としていたら、ズルズル行ってた可能性があっただけに、とにかく勝てたのは大きかったです。しかし、攻撃面で今日は１５残塁と、あと１本が出ないケースが続いたのは問題です。明日以降しっかり修正しないといけません。
