2020年06月24日
2回戦@東京ドーム 広島5−1読売 鈴木誠也選手、田中広輔選手、菊池涼介選手の一発攻勢で快勝!九里投手7回1失点好投で今季初勝利!
巨人止めた鈴木誠也弾 首位打者バットと別れた理由
6/24(水) 21:38
配信
日刊スポーツ
巨人対広島 1回表広島2死一塁、先制の左越え2点本塁打を放つ鈴木誠。投手メルセデス(撮影・鈴木みどり)
<巨人1−5広島>◇24日◇東京ドーム
広島鈴木誠也外野手(25)が巨人の進撃を止めた。1回2死一塁、メルセデスから左中間へ特大の3号先制2ラン。相手の勢いをそぐ効果的な一撃。田中広、菊池涼もアーチで続き、巨人の開幕からの連勝を4で止めた。日本球界が誇る主砲は、今季も成長を止めない。
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無観客の東京ドームに、衝撃音が響いた。広島の4番鈴木誠が、1回2死一塁から巨人先発メルセデスの直球を強振。白球は鋭い弾道で左中間席上段の空席スタンドをたたいた。連敗中の広島を勢いづける3号先制2ランが、開幕4連勝の巨人の勢いを止める決勝弾となった。
「2連敗していたし、巨人の流れを少しでも止められればと思った。1つ取れれば雰囲気が変わると思っていた。そういう意味で先制打を打てて良かった」
前日23日は今季初の無安打に終わり、チームも連敗となった。この日、試合前の守備練習では大きな声で「I got it!」とふがいなさを発散するような姿も見られた。打撃は冷静に修正箇所を分析。いつものティー打撃のルーティンに、右足を1歩出したスイングを取り入れた。同様の練習は6日オリックスとの練習試合以来で、その日に負けぬ特大弾につなげた。
日々成長しようと取り組む。昨季終了後、まず決めたのが首位打者バットとの別れだった。「挑戦しないと、人は変わらない。ある程度同じ型のバットを使って、あれくらいしか結果が出ないことが分かった。体も毎年変わるので、変えていかないと。ずっと同じだと不安になる」。初の個人タイトルを得ても、満足感、達成感はなかった。バットの重量を上げ、型もいくつか試した。延びた調整期間の最後まで試行錯誤した。結果的には昨季の型のバットに戻したが「失敗しないと成功はない」と言った言葉を証明するのみだ。
5回は2番手古川相手にノーステップで中前打を放ち、今季3度目の複数安打とした。開幕5試合で3本塁打、7打点はいずれもリーグトップ。打率も4割1分2厘と好発進した。「まだまだ始まったばかり。本塁打は特に意識していない」。広島の主砲、日本の4番は成長の歩を緩めない。【前原淳】
今日は鈴木誠也選手の先制ホームランがチームに勢いをもたらしました。投打ががっちり噛み合ったナイスゲームだったと思います。
1回表、読売先発のメルセデス投手を攻めて、2アウトでランナーを1塁に置いたところで、鈴木誠也選手が左中間スタンドへ特大の2ランを放ちました。幸先良く2点を先制しました。今年も頼れる4番になりますね。日々進化を遂げる鈴木選手が楽しみですね。
さらに2回表には、田中広輔選手がライトスタンドへ2ランを放ち、4−0と試合の主導権を握りました。もう膝の不安は全くありません。ドリヨシ的には、今1番を打っているピレラ選手の様子を確認しながら田中選手を1番に起用したほうがいいと思います。
5回表には菊池涼介選手が読売古川投手からレフトスタンドへソロホームランを放ち、5−1となりました。この前の打席でようやく今季初ヒットが出て、今までの鬱憤を晴らすようなヒットの量産でした。
先発九里投手はほぼ完璧な形でした。チェンジアップやスライダーが冴え渡り、6回まで毎回の9奪三振という、ナイスピッチングでした。7回には2アウト満塁のピンチを背負いました。ここで読売代打の石川選手の打球はセンター右へ…。これは完全に抜けて、走者一掃になって、5−4にされるかと思いましたが、西川選手がフェンスに体を預けながら好捕。結局無失点に抑えました。
結局九里投手は7回118球を投げて、わずか2安打9奪三振の1失点の素晴らしいピッチングでした。
8回は菊池保則投手、そして9回はスコット投手が締めて、5−1で快勝しました。菊池投手は安定した内容で、心配はなかったですね。心配だったのはスコット投手ですが、今日はスライダー、ツーシームなどの変化球がキレて、少し動かしていたので、読売打線も打てませんでした。8回菊池保則投手、9回スコット投手の勝ちパターンは完成しましたね。
さて、これで読売の開幕からの連勝を4で止めました。問題は明日です。カープは遠藤投手が先発です。初回からどんどん飛ばして欲しいですね。とにかく1人1人を打ち取ってもらいたいです。読売は桜井投手です、未知数が多いのですが、初回からどんどん仕掛けていって、揺さぶって欲しいですね。明日は総力戦で勝ちに行ってください!