2020年04月13日
會澤選手、32歳の誕生日も胸中は複雑。
広島会沢「早く野球したい」32歳誕生日も胸中複雑
4/13(月) 19:30配信
広島会沢翼(2020年4月12日撮影)
願いはひとつ。広島会沢翼捕手が13日、32歳の誕生日を迎えた。例年と違い、新型コロナウイルスの感染者拡大を受け、試合のない誕生日になった。マツダスタジアムで行われている分離練習の午後組で、鈴木誠や長野らと黙々と調整。先行きが見えない中で迎えた記念日に望むことは、収束した先に待つ開幕だった。
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32回目の記念日に、会沢は複雑な表情を浮かべた。祝う年齢でもなくなっただけではない。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズン開幕が遅れ、日本中が不安を抱えている。どんな誕生日プレゼントよりも、収束に向かうことを何より望んでいる。
会沢 早く野球がしたいですね。初めて経験することですが、この経験が糧になってくれれば。ただ、なるべくこういう経験はしたくないですね。
プレーできない環境で迎える誕生日は、左肩を手術したプロ2年目の08年以来、1軍に定着してからは初めて味わう。だが、状況は当時とは大きく異なる。シーズンが始まっていないどころか、開幕日も不透明。ゴールの見えない調整が続く。
会沢 僕だけがストレスを感じているわけじゃない。子どもも奥さんも感じている。僕がピリピリしたら家族も気をつかってしまう。
家では気持ちを切り替え、リラックスモード。家族との時間が増えたことをプラスにとらえる。
プロ14年目。2年目に負った左肩の亜脱臼だけでなく、右太ももの故障になど見舞われてきただけに、年齢を重ねて体に対する意識も変わった。練習や試合の前後には、入念なストレッチを欠かさない。ひた向きに取り組んできたからこそ、広島の正捕手であり侍ジャパンの正捕手候補となった今がある。「できるだけ(現役を)長くやりたい。尊敬しかない」と、今年41歳を迎える先輩石原の背中を追う。
3月末には「自粛ムードがある中で、練習をやっていいのかなという葛藤もある」と吐露していた。今も状況は変わらないが、チームメートと一緒に汗を流す時間帯では笑顔も多い。「明るくやっていきたい」。下を向かず、前向きに。バースデーに、1日も早い“快幕”を願った。【前原淳】
やはり選手の皆さんもピリピリしているようですね。開幕がこんなに延期になっていること自体が前代未聞だけあって、カープだけでなく、プロ野球選手の皆さんが調整に苦労していますね。
今週の金曜日には12球団代表者会議が開催されますが、おそらく具体的な開幕日は決定されないと思います。ドリヨシ的には最悪7月開幕で、7月中の開幕が不可能ならば、今シーズンの公式戦は中止にするべきかなと思います。まずは新型コロナウイルスの感染拡大が終息しないと話が始まりませんからね。
會澤選手も、カープの選手の皆さんも、そして我々ファンも思いは一つです。新型コロナウイルスに負けないように、頑張りましょう!
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