2020年03月07日
先発投手陣に暗雲?
広島薮田1軍昇格「大きなチャンス」九里が降格
3/7(土) 19:33配信
広島薮田和樹(2019年9月7日)
<オープン戦:広島5−11西武>◇7日◇マツダスタジアム
広島薮田和樹投手が7日、1軍に昇格した。
沖縄での2次キャンプ以来の合流に「思っている球を投げられる確率が上がった」と胸を張り、開幕ローテ入りへ「大きなチャンスだと思う」と意欲を示した。
一方で5日の春季教育リーグ・ソフトバンク戦で4回途中5安打3失点、7四球だった九里が2軍へ降格。佐々岡監督は「さすがに示しがつかない。打たれる以前の問題です」と手厳しかった。
先発候補の投手陣に暗雲が漂っています。九里投手が教育リーグで登板して散々な内容で、今日教育リーグで登板した床田投手は4回8安打7失点で降板。クリス・ジョンソン投手もオープン戦で炎上と、次々と先発候補が打ち込まれています。
1軍ローテーションの6人ピッチャーは、大瀬良投手、クリス・ジョンソン投手、そしてドラ1ルーキーの森下投手はほぼ確定ですが、残り3枠を九里投手、遠藤投手、アドゥワ投手、薮田投手が争っている形です。
ドリヨシ的には、遠藤投手はほぼ確定だと思いますが、あとの2枠は、調子のいいピッチャーが入るという形が現実的かなと思います。薮田投手は10日のヤクルト戦に登板予定らしいので、どれだけ修正出来ているのか注目したいと思います。
あと、思い切った提案ですが、 リリーフで結果を出せていないフランスア投手と、膝の手術を受けて現在調整中の中崎投手を先発に回してみてはいかがでしょうか?
オープン戦@マツダ 広島5−11埼玉西武 K・ジョンソン投手立ち上がり大炎上6失点。鈴木誠也選手OP戦1号!
広島鈴木誠也「まぐれ」待望OP戦1号も表情厳しく
3/7(土) 19:21配信
広島対西武 3回裏広島1死三塁 鈴木は左越え2点本塁打を放ち、ベンチまでナインとハイタッチ(撮影・加藤孝規)
<オープン戦:広島5−11西武>◇7日◇マツダスタジアム
広島鈴木誠也外野手(25)が待望のオープン戦1号を放った。
3回1死三塁。相手は西武の先発松本だった。第1打席で1球も投げて来なかったカーブが2球続き、浮いたところを見逃さなかった。引き付けて豪快に振り抜いた打球は滞空時間長く、左翼後方のコンコースへ。豪快な1発にも静かなマツダスタジアムに白球が跳ねる音だけが響いた。「まぐれです。たまたま甘い球が来て、手を出せた」。22日ヤクルト戦から7戦目、20打席目での初本塁打にも表情は厳しかった。
第3打席は見逃し三振に倒れ、オープン戦は打率1割8分8厘、1本塁打、5打点にとどまる。鈴木誠は結果だけでなく、内容にも満足していない。「良かったり、悪かったりがはっきりしているので、もう少ししっかりやりたい」。無観客での試合の難しさを感じる一方で「今は逆に自分がやりたいことに集中してやろうとしている」。慣れない環境を自分のプラスに変えようとしている。
この日はレッグウオーマーを履くほど気温が低かったが、練習時からグリップテープを巻いて思い切りバットを振れる工夫もしていた。本調子に向けた試行錯誤を試合前から続けている。実績と高い技術力を持ちながら「結果が出ていないと不安」と吐露していた。1発が出ても解消されない。「残りの打席で固めていかないといけない」。より高い打撃を目指しているからこそ、現状に満足することはない。【前原淳】
今日は先発のクリス・ジョンソン投手の炎上でゲームの主導権を握られてしまった感じになりました。
クリス・ジョンソン投手は立ち上がりから球がばらつき、高めに抜ける球が多く、甘く入ったところを西武打線に捕まりました。初回は2アウト1、2塁から西武外崎選手にライトオーバーの2点タイムリー3ベースを浴びて2失点。2回は2アウト満塁こら西武山川選手に走者一掃のセンター前タイムリーと、西武外崎選手にレフト前タイムリーを浴びて4失点になりました。西武山川選手にセンター前タイムリーを打たれて、1塁ランナーまで生還させてしまったのは失敗ですね。クリス・ジョンソン投手は2アウトでランナーが3塁にいる時はセットポジションではなく、振りかぶって投球します。この場面、2アウト満塁でフルカウントになっていたにも関わらず、振りかぶって投球したため、3人のランナーが早くスタートを切る事が出来たため、センター前の当たりでも、1塁ランナーの西武森選手まで生還させてしまった訳です。オープン戦とはいえ、これは重大なミスかと思います。結局クリス・ジョンソン投手は2回途中、7安打6失点で降板しました。次回は来週福岡でのソフトバンク戦に登板になりますが、今日の不甲斐なさを払拭するピッチングを期待します。
2番手は塹江投手が緊急登板しました。塹江投手は150キロオーバーの速いストレートと、低めに決まるスライダーのキレが良く、特に右バッターのインコースに落ちていくスライダーで空振りが取れていたのは素晴らしかったです。今日の内容ならば、開幕1軍をぐっと手繰り寄せた感じです。中村恭平投手が故障中だけに、左の中継ぎの救世主になりそうですね。
塹江投手は2回1/3を投げて1安打無失点のナイスピッチングでした。
3番手は一岡投手が登板し、5回1イニングを投げました。結果は1安打無失点でしたが、いい当たりをされていましたので、状態としてはどうかなって感じです。次回登板に期待しましょう。
4番手は高橋樹也投手が登板しました。6回から2イニングを投げて2安打無失点とまとめました。ストライク先行のピッチングで、変化球も決まっていたので、調子は悪くないと思います。高橋投手も開幕1軍は近いのではないでしょうか。
5番手は菊池保則投手が8回1イニング投げましたが、4安打3失点と、今一つの内容でした。今日は球のキレがなく、ほとんどいい当たりをされていました。今日に限って言えば調整不足でしょうか。
6番手はDJ・ジョンソン投手が登板しましたが、9回1イニングを投げて4安打2失点と、不安を残す結果となりました。西武川越選手に右中間スタンドへ2ランを浴びてしまいました。DJジョンソン投手はパワーピッチャーではありますが、制球が甘くなるという恐ろしさがあります。
今日の投手陣は、塹江投手と高橋樹也投手が良かっただけで、他は課題を残す結果となりました。本当にカープの投手陣は大丈夫なのでしょうか?
一方、打撃では、3回に一挙4点と、打線のつながりを感じさせました。西武先発の松本投手を攻め、1アウト後、田中広輔選手がレフトオーバーの2ベース。菊池涼介選手がセンター前にタイムリー。西川選手が左中間を破るタイムリー3ベース。鈴木誠也選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、計4点を挙げました。ここぞという時の集中力は素晴らしいですね。その後も松山選手がセンター前で続きましたが、長野選手がセカンドゴロ併殺に倒れ、流れがプツンと切れてしまいました。長野選手の状態がかなり気になります。最近のバッティングには集中力がなく、ただ来た球に反応しているという感じがします。長野選手にはレフトスタメンで頑張って欲しいのですが…。
6回は西武浜屋投手から、小窪選手のレフト線への2ベースと、會澤選手のライト前タイムリーで1点を挙げました。會澤選手の勝負強さは今年も健在です。2アウトからの得点は大きかったですね。
さて、明日もマツダスタジアムで西武戦ですが、ドラ1ルーキーの森下投手が登板予定です。強力西武打線相手にどのようなピッチングをするか、楽しみです。
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