2020年02月22日
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オープン戦@浦添 広島7−6東京ヤクルト 5点ビハインドを大逆転!森下投手3回2失点。
広島、西川2ラン&堂林逆転2ベースで佐々岡監督初陣飾る ヤクルト5点差守れず緊急ミーティング
2/22(土) 16:22配信
<オープン戦 ヤ・広>先発の森下 (撮影・奥 調)
◇オープン戦 ヤクルト6ー7広島(2020年2月22日 浦添)
プロ野球のオープン戦が22日、各地で本格的に始まり、3連覇の後で昨季は4位に終わった広島が同じく最下位のヤクルトに7―6で逆転勝ちを収めて白星スタートを切った。
広島はオープン戦開幕投手を務めたドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22=明大)が初回に2点を失ったものの3回2安打2失点とまとめると、打線は1―6で迎えた6回に田中広の適時二塁打や西川の左越え1号2ランなどで一挙4点を返して1点差。7回には堂林の2点適時二塁打で7―6と逆転してそのまま逃げ切り、佐々岡監督の初陣を勝利で飾った。
4回から登板した2番手の中村恭はアクシデントにより1死も取れずに緊急降板となったが、薮田、一岡、床田、菊池保の豪華リレーはいずれも無失点。主砲・鈴木誠は2打席で安打なく交代したが、菊池涼は好守で新人・森下を救うなど存在感を見せ、昨夏に右膝手術で離脱した田中広は定位置の「1番・遊撃」に入って3打数1安打と結果を出した。ドラフト2位ルーキーの宇草孔基外野手(22=法大)も6回に長野の代打で登場し、初打席で左前打を放ってすかさず二盗も決めるなど開幕1軍を猛アピールしている。
ヤクルトは先発投手の高梨が3回1安打1失点(自責0)と好投し、2番手のドラフト2位・吉田大喜投手(22=日体大)はピレラ、鈴木誠、西川、長野、安部、会沢の相手主力打者をノーヒットでピシャリ。だが、その後を受けて6回からマウンドに上がったドラフト3位・杉山晃基投手(22=創価大)が1回0/3で6安打6失点と明暗を分け、高津新監督の初陣を飾れず。5点リードからの逆転負けで、試合後にはベンチで緊急ミーティングが行われていた。
今季初のオープン戦はヤクルトに逆転勝利し、佐々岡監督の初陣を飾りました。
なんと言っても今日は先発のドラ1の森下投手です。かなり緊張したのもあるかと思いますが、初回の立ち上がりはストレートも変化球も高めに浮き、1アウト後にヤクルト山田選手にセンター前に運ばれ、続くヤクルト青木選手に四球を与えて1、2塁とされると、続くヤクルト雄平選手に左中間を破るタイムリー2ベースを浴びて0−1とされました。続くヤクルトエスコバー選手に死球を与えて満塁とされ、続くヤクルト塩見選手のセカンドゴロ併殺崩れの間に1点追加され、0−2とされました。緊張するのは仕方ないですね。初回こそバタバタしましたが、2回、3回は無失点に抑えました。結局3イニング45球を投げて、2安打2失点でした。次回は落ち着いたピッチングが出来ると思いますので期待しましょう。
1−2で迎えた4回裏、2番手に中村恭平投手が登板しましたが、ヤクルト打線に捕まりました。3連打で1点を失い、1−3とされたのですが、中村投手にアクシデントが発生したようで、3番手に薮田投手が登板しました。しかし、薮田投手もピリッとせず、四球で満塁とされた後、ヤクルト濱田選手のサードゴロの間に1点を失い1−4。さらにヤクルト吉田選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて1−6とリードを広げられました。中村恭平投手の状態が気になりますね。薮田投手は今日のような内容ですと、おそらく先発ローテーション入りは難しいですね。
ヤクルトの一方的なゲーム展開かと思われましたが、後半はカープの粘りが見られました。6回表、ヤクルト3番手杉山投手を攻め、田中広輔選手のライト線へタイムリー2ベースで2−6。高橋大樹選手のレフト前タイムリーで3−6。さらに西川選手のレフトスタンドへの2ランで5−6と、1点差に迫りました。田中選手は好調ですね。おそらくショートスタメンは当確でしょう。小園選手はまだ粗さがありますね。高橋大樹選手は1軍生き残りに必死ですね。オープン戦最終戦まで様子見になりそうです。西川選手はバッティングにパワーがついてきましたね。今日のホームランは逆方向へ運びました。西川選手の姿が昨年より一回り大きくなった感じがします。今季も期待していいと思います。
さらに7回表は、ノーアウト満塁から、堂林選手が左中間を破る2点タイムリー2ベースを放ち、7−6と逆転に成功しました。
リリーフは5回は一岡投手が登板し、無失点に抑えました。ストレートの威力が戻ってきている感じで、相手バッターを押し込んでいました。今季は勝ちパターンに十分使えそうです。
6回から3イニングは床田投手が登板しました。調整不足でピッチングに不安を残している情報がありましたが、今日はそんな不安を感じさせない、素晴らしいピッチングで、無失点に抑えました。先発ローテーション入りは確実でしょう。
9回は菊池保則投手が登板し、3人をピシャッと抑えました。投げミスがほとんどありませんでした。今季はセットアッパーでもいけるんじゃないでしょうか。
とにかく、今日の試合は最大5点差をひっくり返したのが大きかったですね。選手の皆が諦めない姿勢で自分たちの野球を貫いている事も心強いですね。
明日はカープのキャンプ地、コザしんきんスタジアムで阪神とのオープン戦です。主力選手の調整ぶりと、若手選手の活躍に期待しましょう。