2020年01月02日
小園選手はショートで勝負!
広島・小園海斗内野手 見極め磨いてショートで勝負/2年目の進化
1/2(木) 12:02配信
小園海斗
小園にとって勝負の2年目を迎える。報徳学園高から2018年秋のドラフト1位で入団して迎えた1年目。広島の高卒新人として19年ぶりに開幕一軍入りを果たした。しかし出場機会なく二軍に降格。6月に再昇格を果たすも、再び降格。7月中旬からは一軍に定着し、高卒ルーキーながら58試合出場し、打率.231、4本塁打、16打点。それでも満足のいく成績とは言えなかった。
課題克服へ秋からボールの見極めを磨いた。ボールをより呼び込む目的で、これまでバッターボックスの前方に立っていたものを、昨秋から左足を打席最後方まで下げた。「見極めが大事だと思っている。バッターボックスの立ち位置も変えましたし、工夫して、先輩にも教わりながら、ヒットを打てるようにやっていきたい」。
見極めを磨きつつ「積極性」は継続する。昨季はファーストストライクから積極的に振るなど、強気の姿勢を貫いた。積極的な打撃スタイルについて小園は「もちろん変えないです。空振りでもいいと思っている。昔、投手をやっていたんですけど、打者に振られるのは嫌だったので」と説明する。
守備では秋から本職の遊撃に加え、二塁にも挑戦した。しかし、小園には強いこだわりがある。「いろんなところができたらいいですけど、自分が一番好きなのはショート。セカンドはやったことがないのでショートで頑張ります」。2年目の目標には「全試合出場」を掲げた。田中広輔らとの定位置争いを勝ち抜き、遊撃不動のレギュラーに君臨してみせる。
写真=BBM
週刊ベースボール
小園選手は、非凡なバッティングセンスが開花するかどうかで、ショートのレギュラーポジションが獲れるかどうか決まると言っていいでしょうね。昨年、田中広輔選手の絶不調で、シーズン途中からショートスタメンで起用されましたが、高卒ルーキーにしてはよくやったと思います。
田中広輔選手も、手術した膝の状態も順調で、今シーズンの開幕には間に合いそうですが、小園選手があれだけ活躍しているだけにお尻に火がついた感じだと思います。春のキャンプからお互いにライバル意識バリバリで競い合うことになります。小園選手は勝負の2年目と言ってもいいでしょう。
田中広輔選手はまだまだこれからですし、小園選手には勢いがありますし、ファンとしても嬉しい悩みになりますね。
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