
【侍ジャパン】米国に競り負け大会初黒星 13日に全勝メキシコと対戦
11/12(火) 22:37配信
8回1死二塁、空振り三振を喫した坂本(捕手・ガシュー=カメラ・生澤 英里香)
◆プレミア12 スーパーラウンド 米国4―3日本(12日・東京D)
日本が米国に競り負け、今大会初黒星。成績に反映される第1Rの台湾戦も含め2勝1敗となり、スーパーR1位の座を明け渡した。13日には3勝0敗で単独首位のメキシコと対戦する。
先発の高橋礼(ソフトバンク)が2、3回に1点ずつを失い、前日の豪州戦に続き追いかける展開に。4回に鈴木(広島)の中越え三塁打と浅村(楽天)の右前適時打で1点差としたが、直後の5回に2番手・山岡(オリックス)が1点を失い、再び2点差。6回には浅村の右中間適時二塁打でまたも1点差に迫ったが、7回に大野雄(中日)がソロ弾を浴びて突き放された。
日本は7回にも1死二、三塁の好機を作ったが、山田哲(ヤクルト)が左飛、近藤(日本ハム)も遊直に倒れ無得点。8回には鈴木の中越え二塁打を足がかりに、1死三塁で浅村がこの試合3打点目の左前適時打を放ち1点差に迫ったが、続く1死二塁で坂本勇(巨人)が三振。相手の暴投で走者が三塁まで進んだが、会沢(広島)が右飛に倒れ、あと1点が届かなかった。
やはりアメリカはかなりの本気モードで来ましたね。今日の試合は球際で負けた感じでした。
ドリヨシ的には、今日の先発の高橋投手はアンダースローなので、外国人バッターはかなり手こずると予想していたので、今日もアメリカ打線は苦戦するかと思いきや、高橋投手に見事にアジャストして来ました。初回の立ち上がりは良かったものの、2回、3回と1点ずつ失う展開になりました。
今日の高橋投手はアメリカ打線に捕まったのもあって、大胆なピッチングが出来なくなりました。
4回、反撃の口火を切ったのは鈴木選手でした。センターオーバーの3ベースを打ち、今日誕生日の浅村選手がライト前にタイムリーを放ち、1−2とします。
しかし、5回には2番手の山岡投手が1点を失い、1−3とされました。
6回は再び浅村選手が右中間を破るタイムリー2ベースで2−3と
再び1点差としました。
しかし、7回は大野投手がソロホームランを浴びて2−4とリードを広げられます。
7回裏、日本に絶好の同点のチャンスが訪れます。1アウト2、3塁としました。しかし、山田選手がレフトフライ、近藤選手がショートライナーに倒れ、チャンスを潰してしまいました。この近藤選手の当たりは普通ならばセンターへ抜けるはずですが、アメリカが極端な守備シフトを組んでいて、それがはまった形になりました。とても悔しいですね。
8回裏は鈴木選手がセンターオーバーの2ベースでチャンスメイクをし、またも浅村選手がレフト前にタイムリーを放ち、3−4と1点差に追い上げましたが、反撃もここまででした。
痛い1敗には変わりありませんが、悔しがっている場合ではありません。明日も試合があります。明日はスーパーラウンド全勝中のメキシコとの試合です。もう日本は落とせません。14日、15日と試合がないので、明日は全員野球で勝ちをもぎ取りましょう!