2019年09月11日
22回戦@マツダ 広島2−3中日(延長10回) レグナルト投手痛恨の被弾。2位DeNAに1差。
広島 レグナルトが痛恨の被弾…延長で敗れ連勝ストップ
9/11(水) 21:55配信
<広・中>10回無死、京田にソロ本塁打を打たれたレグナルト(撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島2−3中日(2019年9月11日 マツダ)
広島が延長戦の末、中日に2−3で敗れ連勝が2で止まった。2−2のまま突入した延長10回、5番手レグナルトが京田に3号決勝ソロを浴び3敗目。打線は4回以降3安打のみと振るわず。先発の床田が6回8安打2失点と好投も勝利を手にすることが出来なかった。
広島は初回、1死三塁から鈴木のニゴロを阿部が本塁へフィルダースチョイス。三塁ランナーの菊池涼が生還し1点を先制する。3回には2死一、三塁から会沢の中前適時打によって追加点。
床田は4回まで二塁を踏ませず。安定感ある投球見せていたが5回、2死二塁から大島の右前適時打により1点を失うと、さらに2死一、ニ塁となって福田に左前適時打を浴び同点とされた。それでも6回8安打2失点と先発の役目を果たしマウンドを降りた。
2−2のまま迎えた延長10回、5番手レグナルトが京田に痛恨の3号決勝ソロを被弾。最後まで中日リリーフ陣を打ち崩せず連勝を逃した。
痛い敗戦です。ここに来ての1敗は致命的な1敗になってしまいます。
打線は1回裏、中日先発の小笠原投手を攻め、1アウト後、菊池涼介選手がレフト線への2ベースで出塁。その後小笠原投手の暴投で3塁に進塁し、鈴木選手のセカンドゴロの当たりで、中日阿部選手が本塁に送球するも野選となり1−0と先制しました。
さらに3回裏は2アウトから鈴木選手がレフトフェンス直撃の2ベースで出塁。中日小笠原投手の暴投で3塁に進塁し、長野選手が四球を選び、1、3塁とします。そして會澤選手が初球を打ってセンター前タイムリーを放ち、2−0としました。
広島先発の床田投手は、毎回ランナーを背負いながらも粘りのピッチングを展開し、4回まで2塁を踏ませず、無失点に抑えました。
しかし、5回表、先頭の中日平田選手に四球を与えました。この先頭打者への四球は痛かったですね。その後2アウト2塁となり、中日大島選手にライト前タイムリーを浴びて2−1となりました。さらにバックホームの間に大島選手が2塁へ進塁しました。この2塁への進塁を許したのも、ある意味ミスだと思います。続く中日京田選手が四球で1、2塁とされ、続く中日福田選手にレフト前タイムリーを浴びて2−2の同点になってしまいました。
しかしながら床田投手は6回101球を投げて、8安打ながら2失点と、試合を作ってくれました。8月に1軍に復帰して、4試合連続してクオリティースタートを達成しており、勝ち星には恵まれないものの、安定した内容ですね。
その後は両チーム譲らず、試合は延長戦に突入しました。
10回表、広島は5番手のレグナルト投手が登板しました。ドリヨシ的には、10回は遠藤投手の方がいいのではと頭をよぎったのですが…。
先頭の中日京田選手にカウント0−2と追い込んでからの3球目。インハイのカーブをジャストミートされ、ライトポール際へソロホームランを浴びて、2−3と勝ち越しを許してしまいました。追い込んでからの1球があまりにも不用意だったと思います。とても悔やまれる1球になりました。
10回裏の広島の攻撃は3者凡退に終わり、2−3で痛恨の1敗となりました。
今日は2位DeNAが勝利しましたので、ゲーム差は再び1に広がりました。CSをマツダスタジアムで迎える為にはもう絶対に負けられません。明日の先発は野村投手です。得意の中日戦なので、明日は快投を期待します。中日は阿知羅投手です。早い回にKOして、試合を優位に進めましょう!
西川選手が8月の月間MVP初受賞!
広島・西川龍馬が初の月間MVP 水谷、嶋に並ぶ球団月間最多安打で活躍
9/11(水) 13:00配信
「大樹生命8月月間MVP賞」を受賞を喜ぶ広島・西川(撮影・飯室逸平)
広島の西川龍馬内野手が11日、セ・リーグ野手部門の8月度「大樹生命月間MVP賞」を初受賞した。
西川の8月成績は打率・365、4本塁打、12打点、2盗塁。安打数42本は、78年の水谷実雄、04年の嶋重宣が持つ球団の月間最多安打記録に並んだ。「ほんまに僕でいいんかなと。自分の中でそんなに打った印象はないんですけど、数字を見たら、なかなかヒットを重ねたなって思う」と、うれしさを言葉に変えた。
1番として打線のけん引役を担っている。当初は戸惑いがあったが「ヒットより塁に出ることを優先してやっている」ことで結果が伴ってきたという。シーズンは佳境を迎え、2位・DeNAとはゲーム差がなくなった。「残り試合、全部勝つつもりでやりたい」と意気込んだ。
西川選手の天才的なバットコントロールが少しずつ開花してきています。今季は丸選手が抜け、田中選手や松山選手の不調もあり、3番や5番などの打順を任されていましたが、シーズン後半は1番に固定となり、打撃の状態をぐんぐん上げてきました。そして本文記事にもある通り、8月の月間安打数42を記録し、球団タイ記録に並ぶ活躍を見せてくれました。今季から外野の守備に入っていますが、その外野の守備も目を見張るものがあります。今後もますます伸びていく西川選手が楽しみです。
バティスタ選手が帰国。来季契約は白紙。
広島バティスタが帰国 ドーピング違反で6カ月出場停止
9/10(火) 22:19配信
バティスタ
広島は10日、NPBからドーピング違反で6カ月間の出場停止処分を科されたサビエル・バティスタ外野手がドミニカ共和国へ帰国したと発表した。
鈴木球団本部長は「こっちにいてもやることがない。向こう(カープアカデミー)の施設も使うことはできない」と説明した。バティスタ本人には「(来季は)契約するかしないか分からない」と伝えているという。
バティスタは6月7日の試合後にドーピング検査でA検体が陽性反応した。再検査を申し出たが、B検体でも結果は変わらなかったことが8月17日、発表され同日、出場選手登録を抹消された。
検出されたのは「クロミフェン」とその代謝物である「ヒドロキシクロミフェン」。同物質は世界反ドーピング機関(WADA)が「S4.ホルモン調整薬」として禁止物質に指定しているもの。同物質は体内で生成されるものではなく、NPBで検出されたのは今回が初めて。
NPBは今月3日に6カ月の出場停止処分を科すと発表。期間は同日から20年3月2日まで。ドーピング検査が本格的に導入された07年以降、違反による処分は7人目となった。
来季どうなるか全くわかりませんが、ドリヨシ個人としては、球団は来季後半から公式戦に出場させるなどの球団独自の処分を決めて欲しいなと思います。意図的に禁止薬物を摂取してないとはいえ、罰は罰としてバティスタ選手も受け入れて欲しいです。
しかし、NPBのこの度の処分について、某在京球団の外国人選手が「処分が甘い」とコメントした事について、ドリヨシは個人的に非常に腹立たしく感じます。