2019年08月12日
18回戦@マツダ 広島7−8読売 最大5点ビハインドを1点差まで追い上げるもあと一歩届かず。痛い3連敗。読売に4.5差に。
広島 痛恨の3連敗 必死の追い上げも14残塁が響く 首位巨人に4・5差
8/12(月) 22:19配信
3回、2ランを浴び、うつむく広島・アドゥワ誠
「広島7−8巨人」(12日、マツダスタジアム)
広島は追い上げながら首位巨人に敗れ3連敗。巨人とのゲーム差は4・5に広がった。
先発アドゥワが初回に制球を乱し4点を失った。三回にもゲレーロに2ランを許し4回6失点で降板。六回にはこの日1軍に昇格したレグナルトが1点を失い、八回にも一岡が痛い1点を失った。
打線は初回に鈴木の左前適時打で1点を返し、三回には菊池涼の適時二塁打と松山の適時打で2点を返した。四回にも小園の二塁打を足がかりに1点を返し山口をKO。菊池涼の4年連続2桁本塁打となる10号ソロで1点差に詰め寄った。
しかし、五、六回に2死満塁の得点機を逃しリードを広げられたが、八回に鈴木の左前適時打で2点差とした。なおも2死満塁と攻めたが、メヒアが投飛に倒れた。九回1点差に詰め寄ったが、あと1本が出ず14残塁で敗れた。
あと少しで追い付き、追い越せる場面がありましたが、本当にあと一歩及びませんでした。悔しい敗戦です。
先発のアドゥワ投手がいきなり読売打線に捕まりました。1回表、ヒットと2つの四球で2アウト満塁のピンチから、読売ゲレーロ選手に押し出しの死球を与え、1点先制されました。続く読売若林選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて3点目。さらに読売小林選手にレフト前タイムリーを浴びて4点目を献上しました。立ち上がりのアドゥワ投手は制球が定まらず、苦しいピッチングを迫られていました。変化球が抜けて、やむなく投げたストレート系の球を痛打されていました。
1回裏、打線は読売先発の山口投手を攻め、四球と内野安打で1アウト1、2塁から、鈴木選手がレフト前タイムリーを放ち、1−4とします。なおもチャンスでしたが、松山選手はセカンドゴロ併殺でチャンスを潰しました。
アドゥワ投手は2回は3者凡退に抑え、立ち直ったかに見えましたが、3回表、四球で1アウト1塁から、読売ゲレーロ選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて、1−6とされました。
読売先発の山口投手もピリッとしません。3回裏、ノーアウト2塁から、菊池涼介選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、2−6。さらに松山選手がレフト前タイムリーを放ち、3−6とします。
そして4回裏、先頭の小園選手が左中間への2ベースを打ったところで、読売は山口投手を諦め、2番手に田口投手が登板しました。1アウト3塁から、西川選手のセカンドゴロの間に1点入れ、4−6に。続く菊池涼介選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、5−6と1点差に迫りました。
しかし、6回表、3番手のレグナルト投手が、読売坂本選手にセンターへの犠牲フライを許して5−7。さらに8回表、4番手の一岡投手が、読売坂本選手にライト前タイムリーを浴びて5−8とリードを広げられました。
8回裏、読売6番手の澤村投手を攻め、2ベースと内野のエラーで1アウト1、3塁とし、鈴木選手がレフト前タイムリーを放ち、6−8としました。ここで読売は7番手の高木投手が登板しました。チャンスは広がり、2アウト満塁の、一打同点、逆転のチャンスでしたが、メヒア選手がピッチャーフライに倒れ、チャンスが潰れました。
しかし、広島は最後まで諦めません。9回裏、読売8番手デラロサ投手を攻め、先頭の小園選手がセカンドへの難しいゴロの当たり、小園選手は1塁へヘッドスライディングを見せましたが、間一髪アウトになりました。この小園選手の一生懸命な姿には感動しました。続く代打三好選手は必死に食らいついてセンター前ヒット。さらに西川選手も食らいついてライト前ヒットで1、3塁としました。続く菊池涼介選手のファーストゴロの間に1点入れ、7−8と1点差に迫りました。なおも2アウト2塁で、バティスタ選手が打席に入りました。同点打、あるいは逆転サヨナラを期待しましたが、あっけなく3球三振に倒れ、試合が終わりました。
本当に悔しい敗戦になりました。アドゥワ投手が6失点が一番の誤算ですし、今季最多の14残塁も響きました。これで広島は3連敗で、首位読売に4.5ゲーム差に広がりました。でも、ドリヨシは広島東洋カープの選手の皆さんは本当に一生懸命戦っているのを感じています。今日は惜敗でしたが、読売にはかなりダメージを与える事は出来ていると思います。
明日の先発はジョンソン投手です。きっと素晴らしいピッチングをしてくれると信じています。読売はメルセデス投手です。となると明日はドミニカコンビがカギを握っているでしょうね。明日敗戦か引き分けで自力Vが消滅しますから、選手一丸で勝って欲しいです。