広島、逆転負けで連勝３でストップ 力投の床田を打線援護できず
8/3(土) 21:38配信
３回、阪神・近本光司に勝ち越しソロを浴びる広島・床田寛樹＝マツダスタジアム（撮影・飯室逸平）
「広島１−４阪神」（３日、マツダスタジアム）
広島は逆転負けで、連勝が３でストップした。首位巨人とのゲーム差は３。
一回に菊池涼の８号ソロで先制。だが、先発の床田が二回に糸原に同点適時打を浴び、三回には近本に８号ソロを打たれ、これが決勝点となった。八回にもマルテの犠飛などで貴重な２点を奪われた。
先発・床田は６回２失点も打線の援護なく７勝目はお預け。打線は阪神・西に封じられ、つながりを欠いた。
阪神・西は５勝目。
今日は幸先良く先制したものの、阪神先発西投手に阻まれて痛い敗戦となりました。
打線は１回裏、阪神先発の西投手から菊池涼介選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、１−０と先制しました。
広島先発の床田投手は立ち上がりからコーナーを丁寧に突くピッチングで、ドリヨシ的に見ても悪くなかったと思います。が、先制した直後の２回表、先頭の阪神大山選手のサードゴロの当たりをメヒア選手が後逸し、出塁を許しました。このエラーは痛かったですね。続く阪神福留選手に四球を与え、１、２塁となりました。１アウト後、阪神糸原選手にライト前タイムリーを浴びて１−１の同点に追いつかれました。糸原選手には追い込んだカウントから、インコースへ素晴らしいストレートを投げ込んだのですが、ボールと判定されてしまったのが、このタイムリーにつながってしまいました。惜しかったです。
続く３回表には、先頭の阪神近本選手にライトポール際にソロホームランを浴びて１−２と逆転されました。この打たれた球も、インコースのストレート系の素晴らしい球でしたが、阪神近本選手に見事にさばかれて持って行かれました。決して失投ではなかったと思います。
床田投手はその後６回まで粘りのピッチングを展開して、阪神打線を抑えました。結局床田投手は６回105球を投げて５安打２失点の好投でした。しかし、またしても勝利投手になれませんでした。床田投手が投げる日は打線の援護がありません。
その打線は２回以降、阪神西投手から得点ができませんでした。
６回裏に２アウトながら１、３塁のチャンスがありましたが、鈴木選手がサードゴロに倒れて得点できませんでした。
７回裏は阪神２番手のジョンソン投手から１アウト１、２塁のチャンスになりましたが、小園選手は１０球粘りましたがレフトフライ、代打坂倉選手は空振り三振に倒れ、無得点に終わりました。
８回表、３番手の遠藤投手が捕まりました。２ベースと四球２つで１アウト満塁のピンチを招き、阪神福留選手のファーストゴロの当たりをバティスタ選手がエラーして３塁ランナーが生還し、１−３。さらに阪神マルテ選手にライトへの犠牲フライを打たれ、１−４とリードを広げられました。バティスタ選手のエラーが痛かったですね。この打球をしっかり捕っていれば、３−２−３の併殺が完成して、無失点に終わっていたはずです。それだけにとても残念です。
結局試合はこのまま１−４で敗れてしまいました。接戦では一つのミスが致命傷になり得るだけに、今日の試合はメヒア選手、バティスタ選手は反省ですね。これで広島は３連勝でストップしました。しかし、今日も読売が負けていますので、ゲーム差は３のままです。切り替えて、明日頑張りましょう！広島の先発は九里投手です。試合をしっかり作れていますので、明日も気合いの入った熱いピッチングをしてくれるはずです。阪神は岩田投手です。前回読売戦では３回８安打９失点と炎上しています。岩田投手なら今の打線ならば十分行けると思います。明日勝ってカード勝ち越しを決めて、読売を猛追しましょう！
