2019年07月30日
15回戦@東京ドーム 広島5−8読売 終盤追い上げるも、リリーフ陣の失点響き惜敗。連勝9でストップ。
広島連勝ストップも山本昌氏「9連勝中のチームだなと思いました」
7/30(火) 21:36配信
○ 巨人 8 − 5 広島 ●
<15回戦・東京ドーム>
広島は連勝が9でストップしたが、終盤に追い上げを見せた。
広島は1−7の8回、この回先頭の西川龍馬が第4号ソロを放つと、一死後、バティスタの二塁打、鈴木誠也の死球で好機を作る。ここで打席には松山竜平。松山は巨人の先発・山口俊が投じたフォークをライトスタンドへ放り込んだ。
これで2点差に迫ったが、その裏、4番手・島内が重信慎之介の犠飛で1点を失う。5−8の9回、二死走者なしから西川の二塁打でチャンスメイクしたが、菊池が空振り三振に倒れ試合終了となった。
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた山本昌氏は、広島は敗れたが「さすが9連勝中のチームだなと思いましたね」と振り返り、「カープの上位打線のバットのスイングを見ると、連勝中のチームでバットが振れているなという感じがしました。特に西川選手。4安打ですから素晴らしいスイングをしていました」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
BASEBALL KING
今日の敗戦は非常に痛いですが、読売の一方的なゲームにせず、終盤追い上げて明日につながる試合を見せてくれたと思います。
広島先発のモンティージャ投手ですが、いい球を投げていたと思いますが、わずかにゾーンから外れて、苦しい立ち上がりになりました。1回裏、1アウト後に連打を浴びて1、2塁となり、読売坂本選手のショートゴロの当たりを小園選手がエラーして満塁の大ピンチを招きました。小園選手のプレーは打球がセカンドランナーの影に隠れて難しかったかもしれませんが、捕球していれば併殺でチェンジになっていただけに、残念です。まあこれも勉強ですね。続く読売亀井選手にセンター前タイムリーを浴びて、0−1と先制されました。
3回裏には、1アウト後、ヒット2本と四球で満塁の大ピンチを招き、読売ゲレーロ選手に左中間フェンス直撃の2点タイムリー2ベースを浴びて0−3とされました。ここでモンティージャ投手はKOとなりました。3回途中66球を投げて、7安打3失点と、プロ初先発はほろ苦デビューとなりました。しかし、今日のラジオ中継の解説だった山本昌さんはモンティージャ投手を高く評価されていました。ドリヨシも、今日は結果が出ませんでしたが、将来的には広島の左のエース的存在になるのではないかと思います。楽しみです。
4回裏は、広島2番手のアドゥワ投手が、読売坂本選手にセカンドへのタイムリー内野安打を浴びて0−4とリードを広げられました。これはあまりにもアンラッキーな当たりでした。
5回表、打線は読売山口投手を攻め、2アウト後、西川選手が右中間への2ベースで出塁し、さらに菊池涼介選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、1−4と反撃を開始しました。
しかし、6回裏、広島3番手の中村恭平投手が捕まりました。先頭の読売若林選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて1−5。さらに死球とヒットで1、2塁とされると、読売坂本選手にレフト前タイムリーを浴びて1−6。さらに四球で満塁とされると、読売ゲレーロ選手にセンターへの犠牲フライを打たれ、1−7とされました。このイニングでの3失点は非常に痛かったですね。中村恭平投手は故障明けの登板だったので、この回の登板は少し酷だったのではないでしょうか。
一方的な展開かと思われた8回表、打線が読売山口投手を攻め、西川選手がバックスクリーン右へソロホームランを放ち、2−7。1アウト後、バティスタ選手がレフト線への2ベースで出塁。鈴木選手が死球で1、2塁とすると、松山選手がライトスタンドへ3ランを放ち、5−7と2点差に詰めよりました。
しかし、8回裏に4番手の島内投手がヒット2本と暴投で2、3塁のピンチを招き、読売重信選手にセンターへの犠牲フライを打たれ、5−8とされ、追撃もここまでとなりました。
やはり6回の3失点が響きましたね。リリーフ陣がしっかり抑えていれば、逆転勝利も出来ていたかと思うと残念でなりません。展開的にずっとビハインドだっただけに、仕方ないところかもしれません。
さあ、切り替えて明日です。明日の先発はジョンソン投手です。前回中日戦では1安打完封と絶好調です。明日も無双のピッチングに期待します。読売は高橋投手です。相手投手云々より、明日は活発な打線で序盤から優位に進めたいですね。絶対に落とせない試合です。