2019年07月16日
14回戦@横浜 広島5−8横浜DeNA アドゥワ投手好投も6回に4失点。レグナルト投手も失点で連勝ならず。5位転落。
連敗止めた広島 1カ月半ぶりの連勝ならず 終盤崩れ大量失点
7/16(火) 21:18配信
7回、ロペスに適時打を浴び、勝ち越しを許したレグナルト(左)=撮影・西岡正
「DeNA8−5広島」(16日、横浜スタジアム)
広島が終盤、DeNAに突き放され、5月28日〜6月1日に5連勝して以来の連勝を逃した。
二回に西川、バティスタの適時打で3点を先制。投げては先発のアドゥワが五回まで1安打無失点に抑える好投で主導権を握っていた広島だが、六回に暗転。ソトに26号2ランを浴びると、さらに宮崎にも逆転となる2ランを献上し、あっさりと逆転を許した。
七回、鈴木の4年連続となる20号アーチで同点に追いついたものの、その裏、マウンドに上がった2番手・レグナルトが大誤算だった。
1死からの3連続四球で自らを苦しくすると、ロペスに左前適時を浴びた。続く佐野にも2点適時打を許すなどこの回計4失点。前夜連敗を11で止めたが、上昇気流に乗ることはできなかった。
こんな試合は今季何度見たでしょうか。逆転負けの試合が目立ちますね。勝てる試合を落とすケースが非常に多いですね。
打線は2回表、DeNA先発の上茶谷投手を攻め、ヒット2本と相手のエラーで1アウト満塁のチャンスを迎えました。ここで西川選手がライト前へ2点タイムリーを放ち、2−0と先制しました。さらに2アウト後、バティスタ選手がセンター前にタイムリーを放ち、3−0とリードを広げました。打線はたしかにドン底を抜け出した感じがします。
広島先発のアドゥワ投手は、立ち上がりから安定した内容のピッチングで、5回までヒット2本に抑える上々の内容でした。低めに丁寧に突くピッチングで、DeNA打線を打たせて取りました。
しかし、6回裏に暗転します。先頭のDeNA筒香選手がセンターオーバーの2ベースで出塁すると、続くDeNAソト選手に左中間場外へ2ランを浴びて3−2とされました。1アウト後、DeNA佐野選手にヒットを許した後、DeNA宮崎選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて、3−4と逆転されてしまいました。この回、ソト選手、佐野選手、宮崎選手にはいずれも初球を打たれてしまっています。カウントを取りに来る初球が甘いという感じだったのでしょうか。アドゥワ投手と磯村選手のバッテリーはもう少し初球の入りに気をつけるべきだったかなと思います。
直後の7回表、DeNA3番手の三嶋投手から、鈴木選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、4−4の同点に追い付きました。この打席は鈴木選手の意地を感じました。さすが4番です。
しかし、7回裏、2番手のレグナルト投手が誤算でした。1アウト後、3者連続四球で満塁のピンチを招きました。ここ最近、レグナルト投手の制球力が心配です。先日の中日戦でも、連続押し出し四球で逆転負けをしたのは、記憶に新しいところです。続くDeNAロペス選手に0−2と追い込みながらも、レフト前にタイムリーを浴びて4−5と勝ち越され、さらにDeNA佐野選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて4−7とされました。レグナルト投手は少し疲れているのでしょうか。今日はストライクとボールがはっきりしている感じでした。ここで3番手の遠藤投手に代わりましたが、満塁からDeNA伊藤選手にセンターへの犠牲フライを許し、4−8とされました。
9回表に、DeNA抑えの山崎投手から、バティスタ選手がレフト場外へソロホームランを放ち、5−8としますが、反撃もここまででした。
これで広島は5位に転落し、首位読売とは12ゲーム差となり、後ろ姿さえ見えなくなってしまいました。
ポジティブに考えると、打線につながりが出て来たことですね。ですから、あとは投手陣が普通に頑張ってくれれば、勝機は十分あるということです。しかし、強いて言えば今日の試合、4回表に1アウト満塁のチャンスがありましたが、バティスタ選手、鈴木選手と続けて倒れ、追加点が取れなかったところが問題点でしょうか。
さあ、明日勝ってカード勝ち越しを決めましょう。先発はジョンソン投手です。前回中日戦では7回無失点の好投で、上り調子のジョンソン投手なので、明日も無双のピッチングを期待します。DeNAは濱口投手です。ここ数試合、球数を多く投げているので、そんなに調子は良くないと見ています。明日は勝ってくれるでしょう。