2019年07月08日
12回戦@ナゴヤドーム 広島2−3中日 打線は中日山井投手を打ち崩せず。9回追い上げるも一歩届かず。チームは5年ぶりの9連敗。
広島5年ぶり9連敗…過去優勝のケースなし 41歳中日・山井に翻弄
7/8(月) 20:57配信
ベンチで厳しい表情の広島・緒方孝市監督
「中日3−2広島」(8日、ナゴヤドーム)
広島が今季ワーストを更新する9連敗を喫した。9連敗は14年6月以来で、球団としては9連敗以上を喫して優勝した年はない。
連敗ストップを託された先発・九里だったが、初回にいきなり先頭の平田から4連打を浴びて2点(アルモンテ、ビシエドが適時打)を献上。この8連敗中、引き分けた試合を含め9試合で4点以上を取ったのは1試合だけ(6日の阪神戦、5−8で敗戦)の広島にとっては、重すぎる初回の2失点だった。
四回に鈴木が14試合ぶり、57打席ぶりの本塁打となる19号ソロを放ったが、その裏に京田の犠飛で再び2点差に。打線は中日先発の41歳・山井に翻弄(ほんろう)され、投打がかみ合わない展開となった。
九回、無死満塁から松山の犠飛で1点を返したが、反撃もここまで。中日・抑えのマルティネスを崩しきれなかった。
負け投手は5回3失点の九里で5敗目(3勝)。中日の山井が6回2/3を1失点の好投で今季3勝目(3敗)を挙げた。
打線にかなりの問題があります。もう手の打ちようがありませんね。
先発の九里投手は立ち上がりにいきなり捕まりました。1回裏、先頭の中日平田選手から4番の中日ビシエド選手まで4連打で2点を失いました。九里投手は調子自体は悪くなかったと思いますが、立ち上がりにストライクを集め過ぎた傾向がありました。この2失点はかなり悔やまれますね。
打線は4回表、中日先発の山井投手を攻め、2アウトから鈴木選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−2と1点差に迫りました。
さあ、追撃だと気合いが入った直後の4回裏、1アウト後に連打を浴びて1アウト2、3塁とされると、中日京田選手にレフトへの犠牲フライで1−3とリードを広げられました。
今日の九里投手は5回83球を投げて6安打3失点でした。悪くはなかっただけに、初回の2失点が本当に悔やまれます。
打線は中日先発の山井投手の前に7回途中交代までわずか2安打で、鈴木選手のソロホームランの1点のみでした。今日の山井投手は調子は悪かったと思います。抜け球や引っかける球が多く、甘い球も結構あったのですが、広島の打者がことごとく打ち損じていました。昨年までの打線ならば、序盤で山井投手をKO出来ているはずです。今の打線は最悪です。
9回表、広島最後の攻撃は中日抑えのマルティネス投手を攻め、ヒット2本と申告敬遠でノーアウト満塁の絶好のチャンスを迎えました。続く松山選手がセンターへの犠牲フライで2−3と、1点差に迫り、なおも1アウト1、2塁とチャンスでしたが、つながらないのが今の打線でして、會澤選手が空振り三振、小窪選手はファーストゴロに倒れ、試合は終わりました。
広島はこれで5年ぶりの9連敗となりました。連敗の長いトンネルはまだまだ続きそうですね。打線のつながりが戻って来ない限り、このような重苦しい試合展開は続きそうですね。投手陣はなんとか踏ん張っていますが、打線が機能しないままだと、途中陣も崩壊しかねません。5位中日が2.5ゲーム差に迫ってきました。とにかくまず1勝したいですね。
明日の先発は山口投手です。山口投手に大きなプレッシャーがかかりますが、立ち上がりから飛ばして欲しいですね。中日は清水投手です。どのピッチャーが来ても今の打線では沈黙になりますが、明日はどんな形でもいいので得点を積み重ねて欲しいです。