2019年05月20日
広島東洋カープの底力を見た!
谷繁氏、貯金6の広島に 「3連覇しているチームは強い」
5/20(月) 10:00配信
逆襲の気配を漂わせる王者・広島 (C)KYODO NEWS IMAGES
19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−DeNA戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、リーグ4連覇を目指す広島について語った。
同番組中にデーゲームの情報で広島が勝利し、今季最多の貯金を6としたことを伝えられると、谷繁氏は「どの時期に5割あたりにくるかなと思っていたんですけど、連勝してすぐに借金を返済して、今度は貯金6。今年はさすがにもたもたするかなと思ったんですけど、最初だけでしたね。3連覇しているチームは強いですよね」とコメント。
谷繁氏が驚くほどの勢いで、チーム状態を上げてきた広島。その広島は2年連続MVPを獲得した丸佳浩が巨人へFA移籍し、開幕直後は苦しんだ。谷繁氏は「丸が抜けたことをみんなが意識していた。自分たちの仕事、自分たちの野球をしなければいけないという風にうまく切り替えたんじゃないですか」と分析した。
広島は球団史上初となる開幕から5カード連続で負け越し、一時は借金8まで膨れ上がったが、7連勝で貯金を今季最多の6。気がつけば首位・巨人とゲーム差なしの2位まで浮上してきた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
BASEBALL KING
4月に借金8まできた時は、今季のカープはもう終わったかなと、ドリヨシも半ば諦めかけていましたが、1ヶ月で貯金6になり、首位読売にゲーム差なしの2位につけています。信じられないくらいのカープの勢いを感じます。きっかけになった試合は4月17日の熊本での読売戦。9回表土壇場で逆転し勝利を納めたあの試合ですね。石原選手の執念の決勝タイムリーは今も鮮明に記憶に残っています。今やカープは現在セ・リーグで最強のチームになっています。今後の展開ですが、投手陣の整備が進み、チーム防御率もリーグトップになり、磐石の状態になりました。打線もつながりが出てきて、ここぞという時の集中打は素晴らしいものがあります。投打のバランスは借金8の時と比べると、素晴らしい状態になっています。今週24日からの読売3連戦はおそらく勝ち越して、セ・リーグの首位を奪還するものと思います。広島東洋カープの逆襲は始まったばかりです。9月のリーグ4連覇、そして35年ぶりの日本一で逆襲のストーリーが完成します。それに向けて我々ファンも熱い応援をしていきましょう!
明日は三次で中日戦です。広島は野村投手が先発します。ここ数試合ピリッとしてませんが、三次きんさいスタジアムは野村投手は相性が良かったはずです。明日は粘りのピッチングをしてくれるでしょう。中日は大野投手です。かなり調子がいいですが、三次のマウンドにアジャストできるかどうかですね。解説者の谷繁さんも、大野投手はマウンドの傾斜が高いといいピッチングをするらしく、傾斜の緩やかな三次のマウンドは苦手ではないかと言われています。
明日広島が勝利し、読売が敗れると、開幕戦以来の首位になります。楽しみにしましょう。