2019年05月04日
7回戦@マツダ 広島3−2読売(延長10回サヨナラ) バティスタ選手サヨナラタイムリーで3連勝!レグナルト投手来日初勝利!
緒方監督退場の広島、バティスタが先制弾&サヨナラ打で3連勝
5/4(土) 18:10配信
10回 サヨナラの適時打を放つ広島・バティスタ=広島・マツダスタジアム(撮影・荒木孝雄)
(セ・リーグ、広島3x−2巨人=延長十回、7回戦、広島4勝3敗、4日、マツダ)緒方孝市監督(50)が今季初めて退場となった広島が3−2で巨人にサヨナラ勝ちを収め、3連勝とした。
広島は一回1死、菊池涼の遊ゴロを捕球した遊撃・坂本勇の一塁送球は高く浮き、悪送球に。一塁・中島ががジャンプ捕球した際にベースを離れて、橘高一塁塁審は一度セーフの判定をしたが…。
直後に菊池涼は一塁・中島と衝突を避けようとしてフェアゾーンを駆け抜ける。中島が飛び出した菊池涼をタッチをして判定はアウトに変更になった。
緒方監督は菊池涼に二塁進塁の意志がなかったとして一塁ベンチを飛び出して猛抗議。すぐにリクエスト権を行使したものの、リプレー検証の結果でも判定は覆らずアウトのまま。納得のいかない指揮官は再び一塁ベンチを飛び出し、山田内野守備走塁コーチの制止を振りきって激高。福家球審はリクエスト判定の異議は認めていないため、退場を宣告した。審判のアナウンスに場内は大ブーイング。代理監督は高ヘッドコーチとなった。抗議による退場処分は新元号「令和」になって初。
退場直後の2死走者なしで打席に立ったバティスタが、巨人・今村の2球目をとらえて右翼席へ先制の6号ソロ。
先発のジョンソンは6回4安打無失点と好投したが、7回から登板の2番手・一岡が1死一、二塁から元同僚の丸にセンターフェンス直撃の2点二塁打を浴び、逆転を許した。
七回2死から田中が右翼線二塁打を放つと、代打・会沢が同点の右中間へ適時二塁打。延長十回、1死から右前打で出た野間を菊池涼が犠打で送ると、この日先制打のバティスタが左越えにサヨナラの適時打を放った。
予想通り1点を争う好ゲームは広島がギリギリ寄り切りました。
広島は1回裏、1アウトから菊池涼介選手がショートゴロ悪送球で出塁しましたが、1塁をオーバーランしてタッチアウトになりました。ドリヨシ的には、菊池選手が1塁を踏んだ後、進塁の意志はなかったので、タッチアウトは無効だと思いました。なのに1塁塁審の橘高さんがアウトの判定をしたのは疑問です。緒方監督はこれを不服としてリクエストを要求したものの、判定は変わらず、緒方監督は激高して球審の福家さんに激しく抗議したため、退場処分となってしまいました。
これで選手に火がついたのか、その直後、読売先発の今村投手からバティスタ選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。
先発のジョンソン投手は、今までの中では良いピッチングを展開し、ランナーを背負いながらも粘りの投球で6回まで読売打線を無失点に抑えました。2回には2アウト1、3塁。3回は2アウト1、2塁。5回は2アウト2、3塁とピンチを招きましたが、要所を抑えました。結局6回114球を投げて4安打4四球無失点でした。次回のピッチングにつながる内容だったと思います。
1−0で迎えた7回表、2番手の一岡投手が捕まりました。1アウト1、2塁から、読売丸選手がセンターフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを打ち、1−2と逆転を許しました。ドリヨシ的には、丸選手に打たれるのが一番嫌です。
しかし、7回裏、読売2番手畠投手を攻め、2アウトランナーなしから絶不調の田中選手がライト線に2ベースを放つと、続く代打會澤選手が右中間へのタイムリー2ベースを放ち、2−2の同点に追いつきます。2アウトからの得点は大きかったですね。さすが會澤選手でしたね。
その後、両チーム譲らず試合は延長戦に入りました。
そして運命の延長10回裏です。1アウト後、野間選手がライト前ヒットで出塁し、続く菊池涼介選手が送りバントで2アウト2塁として、バッターはバティスタ選手です。読売5番手の野上投手の投げた5球目をジャストミート!打球はレフトの頭を越えるタイムリーで野間選手が生還し、3−2でサヨナラ勝ちをしました。
読売はリリーフ陣がやはり不安がありますね。読売中川投手と田原投手あたりが安定している以外は、十分攻略できるチャンスはありますね。
それにしても、バティスタ選手が調子を上げてきました。3番、4番が当たっていますので、1番野間選手、2番菊池涼介選手がどれだけ出塁するかにかかってきますね。そして、レグナルト投手来日初勝利おめでとうございます!
これで広島は3連勝し、首位読売に3.5ゲーム差になりました。射程距離に入ってきた感じがします。この勢いに乗って欲しいものです。
明日の先発は中村祐太投手です。2軍の試合で素晴らしいピッチングを展開しているということで、明日はナイスピッチングを期待しましょう。読売は山口投手です。前回DeNA戦では5回1失点でした。広島打線は山口投手を苦にはしていない感じがしますので、明日もしっかり攻略してくれるものと期待します。明日も是非勝って、2.5ゲーム差にしましょう!