2019年04月21日
6回戦@マツダ 広島7−4横浜DeNA 今季初の4連勝!ジョンソン投手初勝利!バティスタ選手4打点!
上昇気流の広島が今季初の4連勝 打線爆発10安打7点 ジョンソンが今季初勝利
4/21(日) 16:46配信
7回、ソロを放ち大歓声の中、ダイヤモンドを回る広島・バティスタ=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島7−4DeNA」(21日、マツダスタジアム)
息を吹き返した王者・広島が今季初の4連勝をマークした。
先発した国吉を攻め、1死二、三塁から鈴木が先制の左前適時打。さらに西川の左前打で1死満塁となると、バティスタが右前適時打を放った。さらに安部、石原が連続押し出し四球を選び、2点を追加した。
先制適時打の鈴木は「チャンスだったので、先制点につながって良かった」と話した。バティスタは「打ったのはストレート。コースに逆らわずうまく捉えることができた」と振り返った。
二回にも2死満塁からバティスタの2点適時打でリードを広げると、七回にはバティスタが今季1号となるソロを放った。先発のジョンソンは大量点に守られ、5回4安打1失点で、4試合目の先発で今季初勝利をマークした。
DeNAは、ローテ順通りの京山ではなく、中継ぎの国吉を先発させる「オープナー」で臨んだが、この投手起用が裏目に出た。DeNAは今季初の5連敗を喫した。
いよいよ広島が波に乗って来た感じがします。
広島は1回裏、DeNA先発の国吉投手を攻め、鈴木選手のレフト前へのタイムリーで1点先制し、バティスタ選手がライト前タイムリーで2点目。さらに安部選手、石原選手が連続四球を選び、4−0とリードしました。しかし、続くジョンソン投手がショートゴロで併殺となったのは痛かったですね。ジョンソン投手はここは三振で良かったと思います。次の田中選手でタイムリーを期待するべきだったのではないでしょうか。
さらに2回裏は満塁のチャンスから、バティスタ選手がセンター前に2点タイムリーを放ち、6−0とリードを広げました。
先発のジョンソン投手は制球に若干苦しむものの、粘りのピッチングを展開しました。3回表には1、2塁のピンチから、DeNAロペス選手に左中間フェンス直撃のタイムリー2ベースを浴び、6−1とされます。
結局ジョンソン投手は5回96球を投げて、4安打5奪三振3四球で1失点の我慢のピッチングで降板しました。
6回はレグナルト投手、7回は一岡投手がDeNA打線を0に抑えました。この2人の投手は調子いいですね。接戦で登板してもいけると思います。
7回裏は、DeNA4番手のエスコバー投手から、バティスタ選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、7−1とリードを広げました。打った瞬間、「グシャッ」という音がしたので、バットの先に当たった外野フライかと思いましたが、バティスタ選手のパワーでしょうか、スタンドインになりました。
8回表はフランスア投手が登板しましたが、DeNAロペス選手にレフトスタンドへソロホームランを浴び、7−2となりました。フランスア投手はストレートに球速は出ているものの、キレと手元の伸びが今一つなのかもしれません。17日の読売戦でも、丸選手にストレートを完璧にとらえられてしまいましたし、今日のDeNAロペス選手にもしっかり打たれています。今日のテレビ中継の解説の北別府さんも言われてましたが、もう少しスライダーやカーブなどの変化球を交えてもいいのかなと思いました。
9回表は中崎投手が登板しましたが、DeNAソト選手に左中間スタンドへ2ランを浴び、7−4とされました。中崎投手はストレートの制球が悪く、スライダーに頼らないといけないような内容でした。ソト選手に打たれたのはツーシーム系の球でした。今日は点差が開いていたから失点したのか、本当に調子が悪くて失点したのか微妙ですが、次回の登板に注目したいと思います。
そのままで試合は終わり、7−4で勝利しました。広島は今季初の4連勝で、初の同一カード3連勝になりました。いよいよ広島東洋カープの逆襲が始まりました。ジョンソン投手に今季1勝目がついたのも大きいですね。今日は阪神が負けたため、広島は最下位を脱出して5位に浮上しました。
さて、明後日からはマツダスタジアムで好調中日との3連戦です。この勢いをそのままに、最悪でも勝ち越し、可能ならば3連勝して、一気に上位へ食い込みたいですね。