2019年04月14日
3回戦@横浜 広島2−4横浜DeNA 球団初の5カード連続負け越しで借金7。打線元気なく散発3安打。
広島、球団史上初の5カード連続負け越し わずか3安打 主砲鈴木の一発も空砲…
4/14(日) 15:57配信
4回DeNA1死二塁、DeNA ホセ・ロペスに左越え逆転2ランを浴びた広島・九里亜蓮=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
「DeNA4−2広島」(14日、横浜スタジアム)
広島が球団史上初の5カード連続負け越し。連勝ならず、借金7となった。
先発の九里が期待に応えられなかった。三回まで無失点に抑えていたが、1点リードの四回、1死二塁から4番ロペスに逆転2ランを浴び、その後、嶺井にも左前適時打を打たれた。直後の攻撃で代打を送られ、4回4安打3失点でKO。2試合連続で5回を投げ切ることができなかった。
攻撃陣はわずか3安打と沈黙した。二回、主砲・鈴木が7試合ぶりの6号ソロ。幸先良く先行したが、その後は打線が沈黙した。七回は1死二、三塁と好機を広げたが、暴投で1点を返して同点ならず。
八回、4番手のフランスアがソトに6号ソロを浴び、痛い4点目を献上した。
DeNAは主砲・筒香が前日右肘に死球を受けた影響で欠場。それでも、代役4番のロペスが奮闘するなど、一丸で勝利。貯金3とした。
昨日は床田投手が完投勝利して、勢いに乗っていかないといけなかった試合で、今日の試合はその勢いを感じることが出来ませんでした。非常に残念な試合でした。
2回表、DeNA先発の井納投手から鈴木選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。
先発九里投手は3回まで無失点に抑えていましたが、4回裏、1アウト2塁からDeNAロペス選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて、1−2と逆転されてしまいました。九里投手が6球目に投げたフォークボールでしたが、低めに落ちきらず、ロペス選手にうまくすくわれた当たりでした。ある意味失投だったかもしれません。その後2アウト1、2塁とされ、DeNA嶺井選手にレフト前へタイムリーを浴びて1−3とされました。ここも悔いが残る場面でした。次のバッターが井納投手だけに、嶺井選手には厳しく攻めて欲しかったですね。
7回表に同点のチャンスが訪れます。1アウト2、3塁としましたが、キャッチャーのパスボールで1点を返し、2−3としたまでで、會澤選手、安部選手が連続三振でチャンスを潰しました。
8回裏は4番手のフランスア投手が、DeNAソト選手に左中間スタンド上段に特大のソロホームランを浴び、2−4とされました。この一発もかなり痛かったですね。
このまま試合は終了。広島は開幕から5カード連続負け越しになりました。球団史上初だそうです。借金は再び7となりました。正直、今日のDeNA井納投手はそんなに良くなかったと思います。甘い球も結構あったはずです。しかし、広島打線は甘い球を見逃し、難しい球に手を出すという、悪いパターンにはまっている感じがしました。終わってみれば散発3安打でした。鈴木選手のソロホームランとレフト前ヒット、バティスタ選手のレフト前ヒットです。ドリヨシが覚えておけるくらいですから、お粗末な話です。
もうカープはデッドラインに来たと思います。打線が最悪の状態ですし、得点出来ない中で投手陣にプレッシャーがかかり、思い切って勝負できないので、逆に相手打線に捕まってしまうという、かなり悪循環に陥ってしまいます。
ここは思い切って野手陣を入れ替えるなどのテコ入れをするべきではないでしょうか?2軍から生きのいい選手を上げて来て、積極的に起用するなどの思い切った策を講じたらいいと思います。これまでの流れを変える為には、緒方監督の英断も必要かと…。
明後日からは九州シリーズです。16日は鹿児島、17日は熊本で読売との2連戦です。ここまで来たら、もう失うものはありません。新しい風を入れながら、全力でぶち当たって欲しいと思います。