【広島】マツダで１４０７日ぶりの同一カード３連敗 早くも借金６
4/11(木) 21:33配信
４連続四球で交代を告げられ、ベンチに下がる広島・岡田
◆広島２―６ヤクルト（１１日・マツダスタジアム）
広島がマツダスタジアムで１５年６月２〜４日の日本ハム戦以来、３年ぶりの同一カード３連敗を喫した。先発・岡田が１回０／３を６四球の大乱調で６失点ＫＯ。序盤に背負った６点のビハインドを最後まではね返すことができなかった。
１０日のヤクルト戦（マツダ）では延長１０回に１イニング１２失点の屈辱を味わい、この日も序盤で勝負がついた。１４年から５年連続勝ち越しと無類の強さを誇ってきた本拠地でも２勝７敗と黒星が大きく先行し、借金は６に膨らんだ。
試合前には高ヘッドコーチが円陣で「思いきってやっていこう」と声をかけ、小窪も「やられたらやり返しましょう！」と叫んだが、勝利には結びつかなかった。
今日の試合は先発岡田投手が全てでした。初回１アウト１、３塁からヤクルトバレンティン選手がライト前へタイムリーを放ち、１点先制しました。続く雄平選手がレフトへの犠牲フライで２点目を失いました。
２回表は岡田投手は先頭から３者連続四球でノーアウト満塁のピンチを背負いました。岡田投手のピッチングフォームは完全にバラバラになって、リリースポイントも定まっていませんでした。ストライクが入らない、最悪のピッチングでした。そしてヤクルト太田選手にも四球を与え、４者連続四球で０−３とされます。ここで岡田投手は降板。２番手に矢崎投手が登板しました。しかし、ヤクルト青木選手にセンター前にタイムリーを浴びて０−４。続く山田選手に四球を与えて押し出しで０−５。１アウト後、ヤクルト雄平選手のファーストゴロの当たりを松山選手がエラーし、０−６とされました。四球は連発しますし、またしてもエラーで失点しますし、本当に広島らしくない試合が続いています。しかし、岡田投手は一体どうしたのでしょうか。連敗中でもあったので、力み過ぎたのでしょうか。緒方監督も、試合後に岡田投手の２軍行きを示唆する発言がありました。しばらく２軍で、主にメンタル面を鍛え上げて欲しいですね。
しかし、これ以降は、矢崎投手が５回まで投げてまずまずのピッチングをし、６回７回はレグナルト投手が好投。８回９回は菊池保則投手が好投と、３回以降はヤクルトに得点を許さなかった所がポジれる点でした。矢崎投手は若干粗さはありますが、試合は作れるのではないかと思いますので、先発で行かせてもいいかなと思いますし、レグナルト投手や菊池投手は勝ちパターンでも行けると思います。
打線は６回裏、松山選手が右中間スタンドへ２ランを放ち、２−６としました。これが今日の試合唯一の得点でした。ドリヨシ的にはヤクルト先発の寺原投手は、そんなに良くなかったと思います。コントロールにばらつきがあり、十分攻略できたと思いますが、大量得点に守られたのもありますし、広島打線がつながりに欠ける攻撃が、寺原投手を助けた感があります。開幕から打線がなかなかつながりませんね。
これで広島は同一カード３連敗を喫してしまいました。マツダスタジアムでの同一カード３連敗は４年ぶりになりました。そして前のカードの阪神戦から４連敗になり、借金は６になりました。もうこれ以上は負けられません。
明日からは横浜でDeNAとの３連戦です。広島は大瀬良投手、DeNAは今永投手が先発です。大瀬良投手で試合を落とす事があるて、ズルズル行きそうですので、どんな形でもいいので、連敗を止めて欲しいと思います。
全国のカープファンの皆さん、今こそ心一つに応援しましょう！
