2018年11月15日
野間選手が休日返上!
広島・野間 休日返上で練習 速球対策へ「軸足にどれだけ体重を残せるか」
11/15(木) 17:21配信
野間はトレーニングを終え自転車で球場から引き揚げる(撮影・山口登)
「広島秋季キャンプ」(15日、日南)
広島の野間峻祥外野手が、休日を返上して体を動かした。午前中に自転車で球場を訪れると、室内で約1時間の筋力トレーニングを行った。
今秋は、速球を捉える確率をいかにしてあげるかがテーマだ。11日の初日からフォームを微調整するなど、試行錯誤している。
秋季キャンプの打ち上げは20日。18日にはシート打撃が予定されている。「軸足にどれだけ体重を残してから打ちに行けるか」。さらなるレベルアップに余念がない。
野間選手は今年は飛躍の年になりました。丸選手が足の故障で約1ヶ月離脱している間にスタメンに入ってから素晴らしいバッティングを見せてくれました。丸選手が復帰後もレフトのスタメンに定着し、リーグ3連覇に貢献しました。
ただ、強いて言えば、相手ピッチャーのストレートに振り負けて3塁側へファールを打つケースが非常に多かったような気がします。やはり野間選手も課題がわかっているようで、このキャンプでも地味ではありますが、克服に向けて取り組んでいます。来季はまた進化した野間選手が見れるのではないか楽しみです。
キャンプ参加の12投手が1軍生き残りへし烈な争い!
若鯉12投手へ、佐々岡投手コーチ猛ゲキ 春季1軍キャンプかけ、シート打撃でテスト
11/15(木) 9:00配信
佐々岡コーチ(左)が見守る中、ブルペンで投球練習する加藤(撮影・山口登)
「広島秋季キャンプ」(14日、日南)
広島の佐々岡真司投手コーチ(51)が14日、若手投手に猛アピールを求めた。この日で秋季キャンプ第1クールが終了。休日を挟んで始まる第2クール中の18日には、今キャンプ2度目のシート打撃が予定されている。これが来春1軍キャンプメンバー入りをかけた最後の関門。参加している全12人の若鯉に好投を期待した。
抜けるような青空の下、佐々岡投手コーチが力を込めた。「この中で何人が1軍に残れるか。次がラストチャンスだ」。若鯉にとって18日に予定されているシート打撃のデキが、来春1軍キャンプに帯同できるかどうかの判断材料になる。
来春1軍キャンプの投手メンバーは20人前後。大瀬良や中崎などの実績組を除くと、枠は限られてくる。「今いるメンバーはフラットな競争をしている」。12人の若鯉には、内容と結果が求められている。
13日のシート打撃で3人で終えたのは、薮田とアドゥワだけだった。安打や四球を与えた投手が多かったが、評価を上げたのは加藤だ。「力強い球を投げていた。今日のブルペンでも良かった。普段の練習から変わってきている」と話した。
同コーチが求めるのは投球だけではない。ゴロ捕球やけん制などの総合力。先の日本シリーズでは、フィールディングが良ければ失点を防げた場面があった。それだけに今キャンプでは、初日から投内連係と守備練習を日課としてきた。
3連覇した今季のチーム防御率は、リーグ3位の4・12。「アピールをしてチャンスをつかんでほしい」。加藤、床田、薮田、長井…。若手投手が台頭し、チーム内競争が激しくなればなるほど、個々のレベルも上がっていく。
若手投手の12人は皆は必死に頑張っています。佐々岡コーチは加藤投手に一目置いているようです。加藤投手はルーキーイヤーの初先発のヤクルト戦で、あわやノーヒットノーランかという、素晴らしい内容のピッチングでデビューしました。しかし、制球に難があり、四球を連発したり、置きにいった球を痛打されたりで、以降ファームで調整を積み重ねてきました。今は投手としての総合力が上がってきているそうで、18日に行われるシート打撃での登板が楽しみですね。
春のキャンプの1軍に帯同できる投手は20人ぐらいですが、その枠に入るべく、今日も投げ込んでいることでしょう。