2018年10月18日
2018マツダクライマックスシリーズ セ ファイナルステージ第2戦@マツダ 広島4−1読売 新井選手同点タイムリー!菊池選手勝ち越し3ラン!日本シリーズ進出に王手!
ヒーロー2人が熱い抱擁 V弾菊池、新井さんと並んで満面笑み「お兄ちゃんが打ったんで弟も打たないと」
10/18(木) 21:30配信
<セCSファイナル 広・巨>お立ち台で抱き合って喜びを分かち合う新井(左)と菊池(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグCSファイナルステージ第2戦 マツダ(2018年10月18日 広島4―1巨人)
球団初のリーグ3連覇を果たした広島があまりに劇的な勝利でクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ2連勝。アドバンテージ1勝を加えて通算3勝0敗とし、2年ぶり8度目の日本シリーズ出場へ一気に王手をかけた。
0―1で迎えた8回、2死走者なしから代打・松山が四球で歩き、代走・上本がすかさず盗塁を決めて2死二塁。ここで代打に出た新井が左翼線二塁打を放って追いつくと、さらに2死一、二塁から菊池が左中間スタンドへ劇的な3ランを叩き込み、試合を決めた。
今季限りで現役を引退する41歳の新井と、その新井を「お兄ちゃん」と慕う28歳の菊池は試合後、仲良く2人並んでお立ち台へ。「本当にもう最高です。ありがとうございます」と大歓声に応えるように切り出した新井は「まっちゃん(松山)が四球でつないでくれて、崇司(上本)もよく走ってくれたんで、追い込まれてましたけど、もう何とかしたいと。その気持ちだけでした」と満面笑み。
「きょうもたくさんの声援をいただいたので気持ちMAXで入りました」と大歓声に包まれながらチャンスで打席に入った時の気持ちを振り返り、同点にして二塁ベース上で見せた派手なガッツポーズには「ちょっと恥ずかしかったですけど、すごくうれしかったので…はい」と照れながらも会心の笑みを浮かべた。
そして、「でも、やっぱりその後のキクの本塁打じゃないですかね」と後輩に主役の座を譲った新井は「(自身に代走が出て)ベンチで見てたんですけどね。打つだろうなと思って見てました」とキッパリ。
これを受けた菊池が新井の同点打を「打つだろうなと思ってましたんで…はい」とうれしそうに呼応し「皆さんにはどう映ってるか分からないですけど、お兄ちゃんにしか見えないです」と続けると、隣で新井も大笑い。2人の仲良しぶりにスタジアムのボルテージはさらに上がった。
新井が同点打を打ったことでベンチは「ガラッと一気に”行ってやるぞ!”っていうような雰囲気になりましたし、お兄ちゃんが打ったんで、ちょっと弟も打たないといけないなっていうプレッシャーの中で打席に入りました」と菊池。一打逆転の場面で「もう真っ白でしたね。一生懸命ただ振り抜こうって」と自身の打席を改めて振り返り、スタンドインした瞬間を「最高です」と語った。
殊勲の菊池がベンチに戻ると、新井が”可愛い弟”を強く抱きしめる場面も。「いや、もう本当に恋人のように、食い気味で抱きつかれました」と話す菊池は目尻が下がりっぱなし。日本シリーズ出場に王手をかけ、最後に「1戦1戦またあした勝てるように頑張りたいと思います」(菊池)「余計なことは考えずに、とにかくあしたの試合、家族一丸で頑張りたいと思います!」(新井)とお立ち台を締めくくると、再び2人できつく抱擁。仲睦まじいヒーロー2人の姿にスタジアムの歓声は高まるばかりだった。
8回表までは、いや、8回裏2アウトまでは投手戦でしたが、その8回裏2アウトからドラマが待っていました。
先発ジョンソン投手は、ドリヨシの予想通り無双のピッチングで、読売打線を翻弄しました。各打者のアウトコースの出し入れの配球が巧みで、6回表1アウトまでノーヒットピッチングでした。これはもしかしたら大記録が出るかと思われましたが、読売坂本選手にセンター前ヒットを浴びて、大記録はなくなりました。その後読売田中選手がショートゴロでランナーが入れ替わりました。続くマギー選手の打席で1塁ランナーの田中選手がジョンソン投手の牽制に誘い出され、ファーストのメヒア選手が2塁に送球する時にボールを握り直したため、田中選手はセーフとなり、結局盗塁成功という形になりました。ちょっとしたミスというか、隙が失点に結びつきやすくなる中、ここでアウトにさしておけば、3アウトだったはずでした。マギー選手は右中間を破るタイムリー2ベースをはなち、読売に重い1点が入りました。
読売先発の田口投手は、ドリヨシの予想に反してベストに近いピッチングをされてしまいました。ヒットは初回の丸選手のライト前の1本のみでした。6回無失点の内容は敵ながらアッパレでした。
このまま田口投手は完投を目指すのかと思っていましたが、7回から2番手の畠投手に代わりました。読売高橋監督は最初から7回から畠投手、山口投手の継投で逃げ切るつもりでいたそうです。広島にとっては、田口投手から代わったのを好機ととらえたかもしれません。
7回裏こそ3者凡退でしたが、8回裏、2アウトランナーなしから代打松山選手が四球を選び出塁すると、代走に上本選手が入ります。続く代打は新井選手です。ここで上本選手が2塁に盗塁を成功させました。この盗塁が効きましたね。新井選手はカウント2−2から、畠投手のフォークボールをとらえ、レフト線へ同点のタイムリーを放ち、1−1としました。先日ドリヨシが言いましたが、新井選手が打つとチーム全体が盛り上がり、若い選手達に勢いがついてきます。マツダスタジアムの雰囲気は一気に変わりました。続く田中選手は四球で2アウト1、2塁となり、バッターは菊池選手です。カウント2−1からの4球目をフルスイング!打球は左中間の一番深い所のスタンドに吸い込まれ、勝ち越しの3ランとなり、4−1とリードしました。素晴らしい一打でした。
9回表には抑えの中崎投手が登板しましたが、ピリッとしません。先頭読売マギー選手がライトオーバーの2ベースで出塁を許します。続く岡本選手はセカンドフライでしたが、長野選手に四球を与え、1アウト1、2塁になります。続く代打阿部選手が打った打球はライト方向に高くあがりました。ライトの鈴木選手がフェンスを背にした時、「あー!同点3ランかぁー」と思いましたが、打球は失速し、鈴木選手のグラブの中に収まりました。度肝を冷やす一打でした。中崎投手はストレートやスライダーが抜けるという、ある意味最悪の状態だったと思います。本当に紙一重のところでした。結局最後は読売亀井選手をセカンドゴロに打ち取り、試合は終わりました。
これで広島はアドバンテージの1勝を含み、3勝となり、日本シリーズ進出に王手をかけました。ここまで来たら明日一気に決めたいですね。明日敗れると、読売はあさって菅野投手で来るので、少し嫌な展開になりそうなので、やはり明日決めましょう!明日の先発は九里投手です。九里投手はリーグ3連覇を決めた試合に先発して、好投しました。明日の大一番も、九里投手らしい、低めの変化球が冴え渡るナイスピッチングが見たいですね。読売先発は今村投手です。決して苦手にしている訳ではないので、粘りある攻撃を期待しましょう。ドリヨシは明日の今頃には、自宅で日本シリーズ進出の祝勝会をしていると信じて…。選手を信じて全力応援しましょう!
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