2018年09月21日
22回戦@マツダ 広島7−3阪神 今季37度目の逆転勝ち!鈴木選手執念の同点タイムリー!新井選手激走のタイムリー3ベース!マジック3!
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広島 連日の雨中戦を制してマジック「3」 新井さん激走、球団最年長三塁打記録更新
9/21(金) 22:29配信
<広・神>逆転勝ちでマジックを3とし、ファンの声援に応える新井(中央)ら広島ナイン(撮影・北條 貴史)
◇セ・リーグ 広島7―3阪神(2018年9月21日 マツダ)
広島が3点差を中盤以降にハネ返して阪神に7―3で逆転勝ち。球団初の3連覇に向けた優勝マジックを1つ減らして「3」とした。最短Vは23日。
広島は0―3で迎えた5回、先頭の会沢が投手強襲安打で出塁すると、野間と代打・バティスタの連続四球で無死満塁。田中の右犠飛で1点を返すと、菊池の遊ゴロの間にもう1点を加えて1点差に迫った。
7回には、2死走者なしから菊池、丸の連続四球と2つの暴投で一、三塁とし、鈴木の左前適時打で3―3の同点。続く松山の当たりが遊撃手のタイムリーエラーとなって4―3と逆転に成功した。
8回には1死二塁から新井が右翼に放った当たりが三塁打となって1点を追加すると、さらに1死二、三塁から菊池が左前へ2点適時打を放って7―3と4点リードを奪い、最後は守護神・中崎が抑えて逃げ切った。
広島は田中が“定位置”の1番に戻り、8月17日のDeNA戦(横浜)以来27試合ぶり、日数にして35日ぶりに2番・菊池、3番・丸との「タナキクマル」が復活。41歳7カ月の新井が8回に放った三塁打は、石井琢朗(現ヤクルトコーチ)の持つ41歳0カ月(2011年)の球団最年長記録を7年ぶりに更新した。
阪神は3回、2死一、三塁から大山の左翼線二塁打で先制し、さらに2死満塁としてから陽川の左前適時打で2点を加えて3点をリード。だが、粘りの投球を見せていた先発投手の小野が5回の先頭打者・会沢の打球を左足に受けてから連続四球を与えて満塁のピンチを招いてこの回2点を失うと、終盤にリリーフ陣が打ち込まれた。
今日も前半までは重苦しい雰囲気が漂っていましたが、後半は打線が粘って今季37度目の逆転勝ちをおさめました。
先発の野村投手は悪い内容ではなかったと思います。ストレートのキレもあり、変化球もコーナーに決めていたと思います。しかし、3回表に捕まります。先頭の阪神梅野選手にレフトへの2ベースを打たれます。続く小野投手は三振。糸原選手は四球。森越選手はセカンドゴロで2アウト1、3塁までなんとかこぎつけましたが、続く阪神大山選手に3塁線を破るタイムリー2ベースで1点先制されます。続く糸井選手が四球で2アウト満塁のピンチを背負うと、陽川選手にレフトへの2点タイムリーを浴び、0−3とされました。この回は野村投手がランナーを背負うと、コーナーギリギリを突くピッチングになり、カウントを悪くして痛打される悪い癖が出た感じがしました。球にキレがあったので、もう少しゾーンで勝負しても良かったのかなと思います。
昨日に続き、雨の中でリードされ、重苦しい雰囲気が漂っていましたが、今日は打線が粘りました。5回裏、阪神先発の小野投手を攻め、先頭の會澤選手がピッチャーへの内野安打で出塁。続く野間選手、代打バティスタ選手が四球でノーアウト満塁のチャンスを作ると、久しぶりに1番に戻った田中選手がライトへの犠牲フライで1−3。続く菊池選手のショートゴロの間に1点で2−3と1点差に迫ります。
そして7回裏、阪神2番手の能見投手に対し、2アウトランナーなしから菊池選手、丸選手が四球と暴投で2アウト1、3塁とします。ここで阪神は3番手の桑原投手に代わりましたが、鈴木選手がカウント1−2と追い込まれながら、レフトへの執念のタイムリーで3−3の同点に追い付きました。続く松山選手がショートゴロの当たりでしたが、阪神植田選手がエラーをして、2塁ランナーの丸選手が生還して4−3と逆転します。
さらに8回裏、阪神4番手の望月投手を攻め、1アウト後、野間選手が左中間へ2ベースで出塁すると、続く新井選手がライトへのタイムリー3ベースを放ち、5−3とリードを広げ、田中選手が四球と盗塁で2、3塁のチャンスで、菊池選手がレフト前へ2点タイムリーで7−3として、試合を決めました。
先発野村投手は5回を投げて6安打3失点でした。まだ続けて投げても良かったと思いましたが、今日は緒方監督は勝負手を早く打って代打を起用し、継投に入りました。6回はアドゥワ投手、7回は一岡投手、8回はフランスア投手、そして9回は中崎投手と無失点リレーで締めました。
これで広島の優勝へのマジックは3になりました。最短Vは23日になります。今日もし負けることになっていたら、地元の胴上げが本当に出来るかどうか、暗雲が漂ってしまいそうでしたが、これで一安心ですね。明日はデーゲームです。広島の先発は岡田投手です。前回ヤクルト戦では6回4安打2失点と、素晴らしい内容でした。明日もストレート中心の強気のピッチングで頑張って欲しいです。阪神は藤浪投手です。前回はDeNA戦で5回6安打4失点ながら勝ち投手になっています。あの20得点した試合ですね。相変わらず不安定さを露呈していますので、明日も十分攻略できると思います。明日勝って3連覇へ王手にしたいですね。
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21回戦@マツダ 広島4−5阪神 雨中の接戦競り負ける。鈴木選手30号も空砲。マジック4のまま。
広島鈴木誠也30号、丸と05年以来の30発コンビ
9/20(木) 23:15配信
広島対阪神 5回裏広島2死二塁、鈴木は左越えに2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
<広島−阪神>◇20日◇マツダスタジアム
広島鈴木誠也外野手(24)が自身初の30号2ランを左翼席に放った。
4点を追う5回。丸の二塁打で1点を返し、なおも2死二塁で鈴木は阪神才木の外角真っすぐにバットを合わせた。角度良く上がった打球は、そのまま左翼席へ。「いいポイントでしっかり捉えることが出来ました。点につながって良かったです」。大台に到達する30号2ランで1点差に詰め寄った。現在36発でセ・リーグ本塁打キングの丸とともに、広島では05年の前田と新井が達成して以来の30発コンビとなった。
今夜の試合は、正直言えば中止にしてもいい天候であり、グランドコンディションだったと思います。選手の皆さんがケガをするのが一番怖い中でプレーしなければならないこんな試合って、なんのメリットがあるのでしょうか?
雨のため、試合開始を1時間余り遅らせて試合は始まりました。
先発ジョンソン投手はコンディションが悪い中でなんとか粘っていましたが、初回、2アウトランナーなしから、阪神大山選手のサードへのゴロを西川選手がうまく捕球したのは良かったのですが、1塁への送球が逸れて、記録は内野安打になりましたが、ドリヨシ的には西川選手のエラーだと思います。続く糸井選手に四球を与え、1、2塁から阪神陽川選手がレフト前へタイムリーを放ち、1点先制されました。ジョンソン投手の立ち上がりは不安定なだけに、バックがしっかり守っていかないといけない中で、またしても西川選手がミスをして足を引っ張ってしまいました。
2回が終了した時点で雨のため試合が1時間余り中断しました。本来ならここでノーゲームを宣告するはずですが、試合続行を決断します。ドリヨシとしては信じられませんでした。
試合再開後、4回表に、2番手の中村祐太投手が、阪神ナバーロ選手にバックスクリーン横へソロホームランを浴び、0−2とリードされました。
さらに5回表に、ノーアウト2塁から、阪神植田選手の送りバントを中村祐太投手が1塁へ悪送球して、2塁ランナーが生還して0−3になりました。雨で手元が滑ったものと思いますが、滑ると思ったら送球を止める勇気も必要だったと思います。残念です。その後、阪神陽川選手がレフトオーバーのタイムリー3ベースを放ち、0−4とリードを広げられました。
5回裏、打線が反撃します。阪神先発の才木投手から、丸選手が右中間を破るタイムリー2ベースで1−4とし、さらに鈴木選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−4と1点差に迫ります。鈴木選手のホームランが30本となり、丸選手と共に30本以上のコンビになりました。2005年の前田智徳さんと新井選手以来になります。
しかし、7回表、3番手の戸田投手が捕まり、阪神中谷選手にセンターへの犠牲フライを許し、3−5とされます。この1点は重くのしかかりました。
8回裏、阪神4番手の藤川投手を攻め、會澤選手がライトへの犠牲フライで4−5と1点差に追い上げます。なお、2アウト1、3塁のチャンスでしたが、野間選手がレフトフライに倒れ、そのまま試合は終わりました。
雨の中での悪いコンディションではありましたが、条件は両チーム共に同じですから、言い訳はできません。広島サイドから見ると、初回の西川選手のミスと、5回の中村祐太投手のミスがなければ、2点は入っていない可能性があった訳で、今夜のゲームは勝ち試合になっていたかもしれません。球際の弱さが露呈されています。まあ、それよりも、今夜の試合は中止にすべきでした。
さて、終わったことをどうこう言っても仕方ないので、気持ちを切り替えて行きましょう。21日の先発は野村投手です。前回DeNA戦では6回4安打無失点のナイスピッチングでした。明日も素晴らしい制球力で阪神打線を翻弄して欲しいです。阪神は小野投手です。前回ヤクルト戦では6回途中8安打4失点で負け投手になっています。十分攻略は出来ると思います。21日はスッキリ勝って、自力でマジックを減らしましょう!