2018年08月12日
19回戦@マツダ 広島4−8読売 福井投手5回途中6失点KO。終盤の追撃も届かず。
カープ福井6失点KO 五回4連打…ベンチの我慢も限界
8/12(日) 20:07配信
巨人打線に打ち込まれ5回途中で降板する福井(左)=撮影・飯室逸平
「広島−巨人」(12日、マツダスタジアム)
今季3度目の先発マウンドに上がった広島・福井優也投手は4回0/3を投げて7安打を浴び、6失点でKOされた。
初回にマギーに中犠飛を打たれ、二回には陽岱鋼に右翼スタンドへ一発を運ばれた。三、四回は走者を出しながらも無失点に抑えたが、五回に無死から4連打を浴びてベンチの我慢も限界に達した。
今季は過去2試合の先発もいずれも黒星を喫しており、昨年4月26日の巨人戦以来、約1年4カ月、勝ち星から遠ざかっている。この日は甲子園で母校の済美(愛媛)が劇的なサヨナラ逆転勝ちを収めたが、後輩たちの頑張りに続くことはできなかった。
今日こそは福井投手の好投を期待したのですが、残念な結果になってしまいました。
初回、読売マギー選手に犠牲フライを打たれ、1点先制されました。この犠牲フライは防げたはずです。カウント0−2と追い込んでの3球目ですが、フォークボールを投じたのですが、ストライクゾーンに入ってしまいました。もっと低めのワンバウンドするくらいなら、空振り三振が取れていたと思うだけに、もったいない1球でした。
2回表は読売陽選手にライトスタンドへソロホームランを浴びました。これで0−2になります。このホームランは仕方ないと思います。
3回、4回はランナーを背負いますが、なんとか無失点に抑えますが、5回に捕まります。先頭読売重信選手に3ベースを打たれ、続く山本選手にタイムリー2ベースを打たれて0−3。マギー選手の2ベースの後、岡本選手のタイムリーで0−4となりました。実に4連打を浴びてしまい、ここでKOとなりました。福井投手は制球が甘く、勝負所で痛打されてしまいました。前回と変わっていませんでした。とても残念です。2番手に飯田投手が上がりましたが、読売亀井選手にセンター前タイムリーで0−5になります。2アウト後、読売小林選手を申告敬遠して満塁とし、今村投手が打席に入りましたが、痛恨の押し出し四球を与え0−6と一方的にリードされました。
その裏、広島は読売先発の今村投手から、代打下水流選手が左中間スタンド中段へソロホームランを放ち、1−6とします。
しかし、6回表、広島3番手の高橋樹也投手が読売マギー選手にレフトスタンドへ2ランを浴び1−8とし、試合を決定づけました。ボール先行のバッティングカウントにしてしまったのが要因ですね。
読売今村投手はストレートに伸びがあり、変化球も制球よく、結局7回まで投げさせてしまいました。
8回裏、広島打線は意地をみせます。読売2番手の宮國投手から、鈴木選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−8。バティスタ選手がレフトスタンド上段へソロホームランを放ち、4−8と、4点差まで詰め寄りました。
しかし、反撃もここまでで、マツダスタジアムでの対読売の連勝は13でストップしました。まあ、いつかはストップするのですが、いざ止まると悔しいですね。今日は福井投手のピッチングが全てでした。素晴らしい球を持っていながら、十分に活かすことができずに終わってしまうのは、ドリヨシとしても悔しいし、何より福井投手本人が一番悔しいでしょう。いつか必ず復活して、一軍の先発ローテーションを担うのを期待しています。
ということで、今日のマジック点灯もお預けになりました。で、あさってから京セラドームで阪神との3連戦ですが、阪神を直接叩く事でマジック点灯になりそうですね。出来れば3連勝を狙って欲しいですね。