2018年07月22日
16回戦@マツダ 広島8−6読売 6点ビハインドを逆転!5本のホームランで読売を圧倒!
広島6点差逆転!永川2年ぶり勝利、巨人上原4敗目
7/22(日) 21:51配信
<広島8−6巨人>◇22日◇マツダスタジアム
巨人は3回、マギーの12号3ランで先制。先発今村は3回まで2四球で得点圏に走者を背負うも、無安打投球を続ける。
巨人は4回に吉川尚の2ランなどで3点追加。広島はその裏に1点を返し、5回は田中と丸の2ラン、鈴木のソロで一気に同点に。
広島は7回、丸の2打席連発となる20号2ランで勝ち越し、逃げ切った。永川は2年ぶり勝利。巨人は自力優勝が消滅した。上原4敗目。
この3連戦は神ってる勝ち方でした。広島の勢いをまざまざと見せつけた試合でした。
今日の試合、先発の高橋昂也投手は立ち上がりこそ良かったですが、3回、読売マギー選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて先制されると、さらに4回はエラーも絡み、読売長野選手にレフトへのタイムリーと、吉川尚輝選手にライトスタンドへ2ランを浴びて計0−6と大量リードされます。
さすがに今日の試合はダメかなあと、ドリヨシも諦め半分でしたが、広島の選手の皆さんは諦めていませんでした。4回裏、読売先発今村投手から無安打でしたが、バティスタ選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−6とします。
そして5回裏、先頭の磯村選手のショートゴロの当たりを読売吉川尚輝選手がエラーし出塁します。ここが今日のゲームのポイントになりました。1アウト後、田中選手がライトスタンドへ2ランを打ちました。これで3−6となり、ゲームはわからなくなりました。マツダスタジアムの雰囲気もガラッと変わりました 。続く菊池選手が四球で出塁すると、丸選手が右中間スタンドへ2ランを放ち、5−6とあっという間に1点差までに詰め寄りました。ここで読売今村投手はKOで、2番手野上投手に代わります。が、続く鈴木選手が レフトスタンドへソロホームランを放ち、6−6の同点とします。
試合は振り出しに戻りました。
投げては2番手アドゥワ投手、3番手永川投手が読売打線を無得点に抑えました。ナイスリリーフでした。
そして7回裏、1アウト後、菊池選手がセンター前ヒットで出塁すると、丸選手が今日2本目となる勝ち越しの2ランをレフトスタンドへ叩き込み、8−6としました。この2本目のホームランはかなりの技術を感じました。丸選手は手がつけられない状態です。
8回はフランスア投手、9回は中崎投手が締めて、見事8−6で大逆転勝ちでした。
広島はこれで3連勝、2位読売に8ゲーム差に広げました。さらに読売はマツダスタジアムで12連敗になりました。広島の底力を見た3連戦でした。被災地の方々も元気づけられたと思います。ドリヨシも感動したこの3連戦でした。広島東洋カープありがとう!
今日の影の立役者は菊池選手だったと思います。丸選手の2本の2ランを引き立てた地味な活躍ですが、非常に良かったと思います。
さあ、あさってから甲子園で阪神との3連戦です。3タテは可能だと思いますので、リーグ3連覇に向けてさらに加速して欲しいですね。
野間選手が登録抹消。
広島野間が抹消 巨人戦で捕球の際に左足痛めたか
7/22(日) 16:05配信
8回表巨人無死、田中俊太の打球を好捕するも負傷し交代する野間峻祥(中央)(2018年7月21日撮影)
広島の野間峻祥外野手(25)が22日、故障で今季初めて出場選手登録を外れることになった。高ヘッドコーチは「抹消する。そこまでひどいけがではない。早く治して戻ってもらいたい」と話した。野間は21日の巨人戦の8回守備でフライを捕球した際に、左足を痛めたとみられる。今季ここまで76試合に出場して打率3割1分、4本塁打、32打点。定評のあった足と守備に加え、打撃面の向上によってレギュラーの座を手にしつつあった。早期復帰が待たれる。
症状はそんなに重くはなさそうですね。今季は打撃が大幅に向上し、打線の中でもなくてはならない存在になっているだけに、登録抹消は痛いですね。しかし、勝負所は8月、9月ですから、この時までに戻ってきて、活躍出来れば大丈夫です。無理せず、じっくり治して、一軍に復帰してもらいたいですね。しばらくは松山選手と下水流選手でカバーすることになりそうですね。
広島美間選手とソフトバンク曽根選手の交換トレードが成立。
広島・美間とソフトバンク・曽根がトレード
7/22(日) 14:04配信
広島・美間優槻内野手(24)と、ソフトバンク・曽根海成内野手(23)の交換トレードが22日、両球団から発表された。
美間は12年ドラフト5位で広島入り。一、三塁を守れ、長打力が持ち味。一方の曽根は13年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。昨年3月に支配下登録され、内外野に加えて捕手もこなすユーティリティさが魅力。内野陣を強化したい両球団の思惑が一致。トレード期限の31日を前に、一気にまとまった。
美間内野手「大変驚いています。ソフトバンクもカープと同じで強いチームなので、優勝に貢献できるよう頑張りたいと思います。5年半の短い期間でしたが、熱い声援をありがとうございました。ソフトバンクへ行っても変わらず、応援よろしくお願いします」
曽根内野手「トレードを聞いた時は驚きと寂しさがありましたが、強い広島カープでプレーできるのはチャンスだと受けとめています。成からここまで成長させてくれたホークスファンの皆様、1、2、3軍の監督・コーチ、選手、スタッフの方々には感謝の言葉しかありません。広島で活躍することが一番の恩返しだと思いますので、1軍で活躍できるように頑張ります」
かなりびっくりしました。美間選手は長打力が魅力でしたね。毎年キャンプの時には期待されていたのですが、なかなか伸び悩んでいました。新天地ソフトバンクでの活躍を期待します。
曽根選手は育成から這い上がり、昨年3月に支配下登録された苦労人です。内野はどこでも守れて、キャッチャーもできるユーティリティープレーヤーです。足もなかなかと聞いています。昨年のフレッシュオールスターではMVPも受賞しており、これからの伸びしろは大きいと思います。是非一軍での活躍を早く見たいですね。あわよくば日本シリーズで美間選手と曽根選手が顔を合わせるようになれば最高ですけどね。
美間選手、頑張ってください。曽根選手、期待しています。
15回戦@マツダ 広島7−5読売 會澤選手決勝タイムリー!大瀬良投手粘投で11勝目!
広島・会沢「助け合い、支え合い、カープも広島も」執念の決勝打
7/21(土) 22:06配信
5回、勝ち越しの2点タイムリーを放ちガッツポーズする広島・会沢翼=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島7−5巨人」(21日、マツダスタジアム)
広島が逆転勝ち。巨人との直接対決で連勝し、ゲーム差を「7」に広げた。貯金は今季最多14となった。
切り込み隊長の田中広が3安打2打点で、菅野攻略に貢献。東海大相模、東海大では同級生だったライバルから貴重な一打を積み重ね、「(菅野から)今シーズン一本目打ってなかった。絶対に打つぞと思っていた。ヒットを打ったのはうれしい」と笑み。八回、ダメ押しの適時三塁打については「なかなか追加点を取れてなかった。何とか1点をと思った。結果的に大きい1点になって良かった」とうなずいた。
決勝打は会沢だった。五回、菅野から詰まりながらも勝ち越しの2点適時打を放ち、「(大瀬良)大地が頑張っていた。何とか点をと思った。一番いいところに落ちた。ファンの皆さんが落としてくれたのかなと思います」と感謝。広島も西日本を襲った豪雨で大きな被害を受けたが、「助け合い、支え合い、カープも広島も頑張っていきましょう」と、声を張り上げた。
打線の援護を受けた大瀬良が六回途中4失点で11勝目。小刻みな継投で巨人打線の追い上げをかわした。
両チームのエース対決で、誰しもがロースコアの投手戦かと思われましたが、蓋を開ければ点の取り合いになりました。
初回、打線は読売菅野投手を攻め、スタメン復帰の鈴木選手がセンターオーバーのタイムリー2ベースで先制。そして野間選手が左中間へタイムリー2ベースで2−0とします。
先発大瀬良投手が立ち上がりが良い内容でしたので、このまま広島ペースかなと思われましたが、3回、読売吉川尚輝選手にレフト前タイムリーを浴び2−1。4回は読売陽選手の犠牲フライで2−2の同点とされます。さらに田中選手にセンター前タイムリーを浴び2−3と逆転されます。そして菅野投手がスクイズを成功させて、2−4とリードされました。大瀬良投手が打たれ始めると、抑えなければという気持ちから、力んで甘く入ったところがありました。しかし、読売打線は当たってますね。7連勝していたのがよくわかります。
読売菅野投手は尻上がりに調子を上げているようで、攻略できるかどうかというところでしたが、広島打線も強力です。4回裏に田中選手の犠牲フライで3−4と1点差にし、さらに5回裏、西川選手のレフトへのタイムリー2ベースで4−4の同点とします。さらに會澤選手がレフト前へしぶとく落とす2点タイムリーで6−4と逆転しました。
6回表、大瀬良投手はヒットと四球で2アウト1、2塁のピンチを迎えました。スタミナがなくなって来たのか、抜ける球が増えてきたので、ここで永川投手にスイッチしました。永川投手は読売代打石川選手をピッチャーゴロに打ち取り、見事な火消しを努めました。
7回表、3番手一岡投手が登板しましたが、らしくなく、1アウト満塁の大ピンチを招きました。ここでピッチャーを4番手にフランスア投手にスイッチしました。そして読売亀井選手をサードファウルフライ。陽選手を空振り三振に打ち取り、ここも見事な火消しをしました。
8回裏、田中選手が右中間を破るタイムリー3ベースで7−4と貴重な追加点を挙げました。
9回は中崎投手がエラー絡みで1点失いましたが、しっかり抑えて7−5と打ち合いを制しました。
今日の試合はドリヨシ的には永川投手とフランスア投手がしっかり抑えたところがポイントだったと思います。永川投手が見事に復帰したのが本当に嬉しいですね。ケガで苦しみながらも、スライダーを覚えてピッチングの幅が広がったのも大きかったですね。フランスア投手は5月に支配下登録され、先発では今一つでしたが、リリーフに転向して結果を出しています。左腕からの150キロ越えのストレートは魅力ですね。
これで広島は貯金が今季最多の14になりました。さらにマツダスタジアムでの対読売戦は11連勝になりました。
明日はフレッシュな左腕対決です。広島は高橋昂也投手です。前回読売戦では6回3安打2失点でプロ初勝利を挙げました。先日のフレッシュオールスターでも好投を見せているだけに、明日も勢いあるピッチングを期待します。読売は今村投手です。前回広島戦で5回1安打2失点で勝ち投手になっています。打線としては右バッターがカギでしょう。鈴木選手も復帰したので、バティスタ選手、下水流選手らがどう攻略できるか注目です。