2018年07月15日
西日本豪雨の被災者と共に戦う広島東洋カープ
3年連続で首位ターンの広島、西日本豪雨の被災地に勇気と希望を届ける
7/15(日) 15:00配信
広島の選手会長・会沢
【球界ここだけの話】広島が8日、「平成30年7月西日本豪雨」で甚大な被害が出ていることを考慮し、9日からの広島市のマツダスタジアムで予定されていた阪神3連戦を中止にすると発表した。松田元オーナー(67)は9日に広島市の球団事務所で取材に応じ、異例の3試合中止を決めた経緯を明かした。
「(3試合中止は)記憶にない。被害状況がわからない。広島と関係の深い地域の人たちのことを考えると(開催は)厳しい」
当初は1試合で検討していたものの、被害が大きく8日の午後にセ・リーグ連盟に3試合すべての中止を申し入れた。球団職員の中にも家が浸水したり、鉄道や高速道路などの交通網が寸断されて、ホテルで過ごす人もいたという。
岡山・倉敷市出身の野村は自宅から近くの同市真備町が広い範囲で冠水したことについて「亡くなっている方もいる。大変なこと。悲しい」と心境を吐露。広島市出身の新井も「まだ安否がわからない人がいて心配」と続けた。
今回の豪雨により、13府県で死者200人を超える。広島OBの黒田博樹氏(43)は広島県庁が開設した義援金受付口座に義援金1000万円を寄付した。所属事務所を通じて「被災された方々、連日救助活動をされている方々に、少しでもお力になれればいいと思います」とコメントを寄せた。
カープでも、選手会長の会沢翼(30)が10日の全体練習前にミーティングを開き、ナインに支援活動の協力を呼びかけた。レギュラーシーズン後半戦の開幕となる16日の中日3連戦(ナゴヤドーム)、20日の巨人3連戦(マツダ)で募金活動を行う。
「微力ながらできることというのは、このグラウンドで精いっぱい頑張って、少しでも明るいニュースを届けることしかできない」と緒方監督。3年連続で首位ターンを決めたカープ。野球を通じて被災地に勇気や希望を届ける。(柏村翔)
広島東洋カープの今シーズン後半戦の使命は、西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県の各地の被災者を元気づけ、勇気づけるために素晴らしいプレーをして、一つ一つ試合に勝って行き、セントラル・リーグで2チーム目のリーグ3連覇を達成させて、クライマックスシリーズを突破して、34年ぶりの日本一の栄光を掴んで欲しいと思います。
被災地では、まだ断水しているところがあり、行方不明の方々の捜索も続く一方で、復旧、復興に向けた動きも始まりました。しかし、その道はかなり険しいものになっています。広島東洋カープの選手の皆さんもこの被害に心を痛めています。選手の皆さんは明日からのナゴヤドームでの中日3連戦と、20日からのマツダスタジアムでの読売3連戦で義援金の呼びかけをする予定です。
カープOBの黒田さんも義援金1000万円を寄付されたそうです。私達ファンも、微力ながらも広島の復興に協力していこうではありませんか!がんばろう!広島!頑張れ!広島東洋カープ!